『エール』での薬師丸ひろ子 (関内光子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
薬師丸ひろ子 (関内光子役) は 「2020年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
全てを包み込んでくれるような寛容さがありながらも、ちょっとやそっとじゃ揺らがない芯の強さがとてもかっこよくて素敵でした。実際にこんな逞しいお母さんがいたらいいのになと思わずにはいられないくらい素晴らしい演技力で幾度となく圧倒されてしまいました。歌声を披露した感動的なシーンは特に印象的で忘れられません。
母親として、一人の女性として、とても芯の強い魅力的なキャラクターを見事に演じていたと思います。情愛に満ちた表情が本当に母親らしくて心が温かくなりました。また、歌唱しているシーンでは歌手としての実力もうかがえてとても素晴らしかったです。
セーラー服着て機関銃をぶっ放していた美少女も、今や「日本のお母さん」だね。
空襲を受けた自宅あとで、家族の思い出の品を手にとりながら一人で歌うシーンは、目から涙は流れていないのに、心の中ではとめどなく涙が流れている様子が伝わってくるようでした。立って歌うよりも、座って歌う方が声は出にくいと思いますが、それでも透き通るような美しい歌声に感動するとともに、その声の美しさが一層悲しさを際立たせているように思い、胸が痛みました。
焼け野原に1人、賛美歌を歌う光子さん。圧巻でした。あーなっちゃった以上何を恨んでも誰を恨んでも始まらない。光子さんの強さがよく出ていました。またここで頑張っていかなきゃいけないんだもんね。幸い家族は生きていた。命があればなんとかなる!来週からの光子さんはまたみんなに希望を与えてくれると思う。
独唱を聴いていると、まるで30年前の「セーラー服と機関銃」時代と歌声が変わっていないことに驚いた。本当に歌が上手い。 顔は少しふっくらとして体型の変化は否めないが、逆に包容力を感じさせていいお母さんという雰囲気を漂わせている。
さすがの演技力だと思いました。天然でかつブラッキーなところがとても微笑ましくリアルで、朝から見ていてほっこりしたり、スカッとしたりしました。 後半では、白熱する演技で、それまでのギャップがあり、絶望感、悲壮感、戦争の壮絶さが心にしみ伝わりました。あんなお母さんになりたいとさえ思わせてくれました。
娘を思う母の叫び。心に強く残りました。梅ちゃんは助かったのでしょうか?太平洋戦争は軍人だけではなく、多くの一般市民も犠牲になりました。今回の薬師丸ひろ子さんのように、空襲ではぐれた子供を探す母の姿が日本中で見られたのでしょうね。残酷ですが史実なのです。
さすが3姉妹のお母さん! 梅が突然五郎を連れて帰って来ても動じない(笑) しかも、笑顔で出迎える辺りが如何にも「光子さん」って感じで、良かったです。 普段はのほほんとした雰囲気なのに、いざという時はビシッというところが好きですね。
コミカルだけど、浮ついていないないところが、さすがベテランだなぁ、と思います。家族や周囲が個性的な役柄が多い『エール』で、地に足のついた母親役を時にはシニカルに時には少女のように演じています。特に結婚を諦めさせようとしたけど、結局応援する場面での演技はとても説得力がありました。
いきなり死んだ夫が帰ってきたら‥しかもまたすぐに旅立ってしまうとしたら‥。なんて切ないんだろう。私なら何をして過ごすだろう。たくさん言いたいことしたいことあったよね。みつこさんはダンスを一緒に踊って、普段通り食事や支度をした。行ってしまう夫にまたあの世で会えると前向きになるみつこさんが愛おしい。なんだか再会も寝た子を起こすようでかわいそうだった。泣き笑いのみつこさんにもらい泣きしてしまった。
気丈夫な人だといえばそれまでだけど、態度にも発言にも共感できるところがない人。祐一の父親の三郎さんに対しても、なんだかエラそうで失礼きわまりない態度だし、ホントに口も悪い。気の強さや口の達者なところは音にしっかり受け継がれてて、二人を見てると、いかにもこの母親にしてこの娘ありって感じ。
いつものんびりしているようで、実はしなやかな芯がある感じがします。 何があっても、ふわっとしていながら『自分』というものは決して見失わなそうです。 家族が大好きで大切にしているところも良いですよね。 薬師丸さんのイメージが活かされているな、って思います。
一見、おっとりと優しそうなのに、いったん火がつくと思ったことをズバズバと言うきっぷの良さが対照的で、そのギャップに笑わされたりスッキリしたり。 “黒ミツ”が現れた時には、何が起こるんだろうとワクワクします。そんな光子を、薬師丸ひろ子さんが、可愛く激しく演じているのが素敵です。 出番は多くありませんが、とても印象に残ります。
夫が出先で急逝したときも、表面的にはほとんど悲しんでるとは思えない感じだったけど、割と図太い神経の持ち主という印象。色黒なところとか、クロミツと呼ばれるようなブラックな発言もするところは、音にそのDNAが受け継がれてる感じですね。娘の舅になる三郎さんにも結婚前から暴言を吐いていたし、無作法で気の強いところも音にそのまんま遺伝してますね。
祐一と音が結婚することになったのは、このお母さんの後押しというか、けしかけたのが多分に影響してそうですね。祐一の母のまささんとは、性格的にも見た目的にも対照的で、多分二人は合わないだろうなという印象。チャキチャキしていて「黒みつ」と言われるのもうなずけるような計算高さも持ち合わせてそうだけど、結局はこの人の尽力もあって祐一が東京で音楽の道に進むことになったから良かったのかな。
彼女らしさを前面に出しながらも、ヒロインである二階堂ふみさんのキャラクターに似せ、親子として違和感のないキャラクターを演じているのが、さすがだと思った。セリフの強弱や所作ひとつひとつが貫禄がありつつ美しい。
娘3人の中では音と一番性格が良く似ているようで、一番かわいがっている印象もありますね。でも、ガサツで簡単に感情的になる欠点も母娘はそっくり。特に、祐一の父親である三郎さんを「あの男」呼ばわりするところは、人格を疑ってしまう感じ。母親がそんな風だから娘の音も、他人に対するリスペクトの姿勢があまり感じられないのかも。
あの時代に、キリスト教で、なおかつフリフリの服が似合うのはさすが!貧富の差をはっきり描いている作品なので、上品で裕福さが滲み出る姿にちょっと嫌な気持ちも…。海で亡くなったお父さんに向けて叫ぶシーンの演技が昔ながらでちょっとクサいなと思っちゃった。
あまり母親らしくないというか、あの時代にしては珍しく、今時の友達親子みたいな感じで娘、特に音に接していますね。何かと、自分に似ている点が多いみたいだから、特に可愛らしく思うのかしら? 素性のわからない文通相手との恋愛も応援してるみたいだし、娘を通じて自分の青春をもう一度生き直してるのかなという印象。
相変わらずこの年になってもかわいい女優さん。娘たちとひと塊になったところは違和感なくかわいい。 この父がいて母がいたから音がいるんだなーということがよくわかる脚本になっていていい。 「この家、大丈夫?」に対する答えが「ダメかも~~~~」と言って逃げ出す演出は斬新だった。
優しくて明るくて、まさに理想のお母さん。夫が急に亡くなって悲しいはずなのに、気丈にふるまい娘たちを優しく慰める姿は、凛としていてとても素敵だった。夫の代わりに仕事も頑張ろうとするし、強くたくましさもある太陽みたいなお母さんがとてもよく似合ってる。
以前にお母さん役にけっこうハマっている気がしたのだが、結局は何やっても薬師丸ひろ子だなと思った。過去の実績で、名前で通用しているという感じ。余談ながらしわが増えているような気がする。どんどん年とっていくように思える。
夫が死んで、とたんに周りが手のひらを返したように冷たくあしらわれ苦労する光子さんは、応援したくなるキャラクターです。娘たちの前で、正直にまずい状況だと伝える場面では、薬師丸さんが言うと不思議と辛気臭さがなく、好感持ちました。苦労しても夫の事を恨まず、夫の事を娘たちに話す薬師丸さんの口調に、温かい気持ちになりました。
最初は浮世離れしたような奥さんで、「薬師丸ひろ子さんらしいな」と思って見ていましたが・・。 保隆が亡くなって、子供達と会社を守るために、打越にガツン!と言ってやった時の気迫が素晴らしい!と感じました。 声にもドスがきいてましたね~
契約書に書かれていた重要箇所を見つけて、打越さんに話をつけにいくあたり、今まで専業主婦で守られてきた人とは思えないしっかり者ぶりですね。女子供ですけど、とイヤミも言うあたりもなかなかのもの。時代がかったヘアスタイルに、派手な色柄の着物も上手く着こなして、とても魅力的です。
本当によい女優さんです。母親役をしっかりこなしています。昔取った杵柄ではなく、どんな役にも挑戦できる感じです。単なるアイドル女優だったのではなく、今の自身の最高のパフォーマンスを実現している彼女はすばらしい。アイドル女優といえば、このドラマに菊池桃子さんも出演中。桃子さんは実生活でも母親だけど、ちょっと違う感じがしますね。薬師丸さんはコミカルな役でも、実直な役でも「OK」ということで、見ていて安心感が高いです。付け加えると、薬師丸さんは声も大きな魅力だと思います。(清い可愛らしさが伝わってきます。)
父親の死の原因が納得できていない娘達に対して、お父さんは見えないけど生きていると穏やかに諭していたシーンや泣いていいんだよと言ったシーンは母親として、夫の仕事関係者に頭を下げて回るシーンは家庭を守るだけでなく夫を大切に思う妻として、心が打たれるよい演技をしていたと思う。
進歩的な考えをするしっかり者の奥さんという印象ですが、いきなり夫を亡くしてしまうと、やっぱり為すすべもないという感じですね。ずっと専業主婦できたなら尚のこと、いきなり夫の後を継いでビジネスに携わるといっても相手にされないでしょう。その辺はやっぱり世間知らずな奥さんという感じ。
一見平凡な主婦そのままの服装や髪形であるのに、妙に粋な雰囲気がただよってる感じ。その時々でいま好きなことをやればいいと言ってましたけど、半分正解で半分は違うと思います。でもああいう考え方をする母親に育てられた子供は、ある意味ではラクでしょうね。
全てを包み込んでくれるような寛容さがありながらも、ちょっとやそっとじゃ揺らがない芯の強さがとてもかっこよくて素敵でした。実際にこんな逞しいお母さんがいたらいいのになと思わずにはいられないくらい素晴らしい演技力で幾度となく圧倒されてしまいました。歌声を披露した感動的なシーンは特に印象的で忘れられません。
母親として、一人の女性として、とても芯の強い魅力的なキャラクターを見事に演じていたと思います。情愛に満ちた表情が本当に母親らしくて心が温かくなりました。また、歌唱しているシーンでは歌手としての実力もうかがえてとても素晴らしかったです。
セーラー服着て機関銃をぶっ放していた美少女も、今や「日本のお母さん」だね。
空襲を受けた自宅あとで、家族の思い出の品を手にとりながら一人で歌うシーンは、目から涙は流れていないのに、心の中ではとめどなく涙が流れている様子が伝わってくるようでした。立って歌うよりも、座って歌う方が声は出にくいと思いますが、それでも透き通るような美しい歌声に感動するとともに、その声の美しさが一層悲しさを際立たせているように思い、胸が痛みました。
焼け野原に1人、賛美歌を歌う光子さん。圧巻でした。あーなっちゃった以上何を恨んでも誰を恨んでも始まらない。光子さんの強さがよく出ていました。またここで頑張っていかなきゃいけないんだもんね。幸い家族は生きていた。命があればなんとかなる!来週からの光子さんはまたみんなに希望を与えてくれると思う。
独唱を聴いていると、まるで30年前の「セーラー服と機関銃」時代と歌声が変わっていないことに驚いた。本当に歌が上手い。
顔は少しふっくらとして体型の変化は否めないが、逆に包容力を感じさせていいお母さんという雰囲気を漂わせている。
さすがの演技力だと思いました。天然でかつブラッキーなところがとても微笑ましくリアルで、朝から見ていてほっこりしたり、スカッとしたりしました。
後半では、白熱する演技で、それまでのギャップがあり、絶望感、悲壮感、戦争の壮絶さが心にしみ伝わりました。あんなお母さんになりたいとさえ思わせてくれました。
娘を思う母の叫び。心に強く残りました。梅ちゃんは助かったのでしょうか?太平洋戦争は軍人だけではなく、多くの一般市民も犠牲になりました。今回の薬師丸ひろ子さんのように、空襲ではぐれた子供を探す母の姿が日本中で見られたのでしょうね。残酷ですが史実なのです。
さすが3姉妹のお母さん!
梅が突然五郎を連れて帰って来ても動じない(笑)
しかも、笑顔で出迎える辺りが如何にも「光子さん」って感じで、良かったです。
普段はのほほんとした雰囲気なのに、いざという時はビシッというところが好きですね。
コミカルだけど、浮ついていないないところが、さすがベテランだなぁ、と思います。家族や周囲が個性的な役柄が多い『エール』で、地に足のついた母親役を時にはシニカルに時には少女のように演じています。特に結婚を諦めさせようとしたけど、結局応援する場面での演技はとても説得力がありました。
いきなり死んだ夫が帰ってきたら‥しかもまたすぐに旅立ってしまうとしたら‥。なんて切ないんだろう。私なら何をして過ごすだろう。たくさん言いたいことしたいことあったよね。みつこさんはダンスを一緒に踊って、普段通り食事や支度をした。行ってしまう夫にまたあの世で会えると前向きになるみつこさんが愛おしい。なんだか再会も寝た子を起こすようでかわいそうだった。泣き笑いのみつこさんにもらい泣きしてしまった。
気丈夫な人だといえばそれまでだけど、態度にも発言にも共感できるところがない人。祐一の父親の三郎さんに対しても、なんだかエラそうで失礼きわまりない態度だし、ホントに口も悪い。気の強さや口の達者なところは音にしっかり受け継がれてて、二人を見てると、いかにもこの母親にしてこの娘ありって感じ。
いつものんびりしているようで、実はしなやかな芯がある感じがします。
何があっても、ふわっとしていながら『自分』というものは決して見失わなそうです。
家族が大好きで大切にしているところも良いですよね。
薬師丸さんのイメージが活かされているな、って思います。
一見、おっとりと優しそうなのに、いったん火がつくと思ったことをズバズバと言うきっぷの良さが対照的で、そのギャップに笑わされたりスッキリしたり。
“黒ミツ”が現れた時には、何が起こるんだろうとワクワクします。そんな光子を、薬師丸ひろ子さんが、可愛く激しく演じているのが素敵です。
出番は多くありませんが、とても印象に残ります。
夫が出先で急逝したときも、表面的にはほとんど悲しんでるとは思えない感じだったけど、割と図太い神経の持ち主という印象。色黒なところとか、クロミツと呼ばれるようなブラックな発言もするところは、音にそのDNAが受け継がれてる感じですね。娘の舅になる三郎さんにも結婚前から暴言を吐いていたし、無作法で気の強いところも音にそのまんま遺伝してますね。
祐一と音が結婚することになったのは、このお母さんの後押しというか、けしかけたのが多分に影響してそうですね。祐一の母のまささんとは、性格的にも見た目的にも対照的で、多分二人は合わないだろうなという印象。チャキチャキしていて「黒みつ」と言われるのもうなずけるような計算高さも持ち合わせてそうだけど、結局はこの人の尽力もあって祐一が東京で音楽の道に進むことになったから良かったのかな。
彼女らしさを前面に出しながらも、ヒロインである二階堂ふみさんのキャラクターに似せ、親子として違和感のないキャラクターを演じているのが、さすがだと思った。セリフの強弱や所作ひとつひとつが貫禄がありつつ美しい。
娘3人の中では音と一番性格が良く似ているようで、一番かわいがっている印象もありますね。でも、ガサツで簡単に感情的になる欠点も母娘はそっくり。特に、祐一の父親である三郎さんを「あの男」呼ばわりするところは、人格を疑ってしまう感じ。母親がそんな風だから娘の音も、他人に対するリスペクトの姿勢があまり感じられないのかも。
あの時代に、キリスト教で、なおかつフリフリの服が似合うのはさすが!貧富の差をはっきり描いている作品なので、上品で裕福さが滲み出る姿にちょっと嫌な気持ちも…。海で亡くなったお父さんに向けて叫ぶシーンの演技が昔ながらでちょっとクサいなと思っちゃった。
あまり母親らしくないというか、あの時代にしては珍しく、今時の友達親子みたいな感じで娘、特に音に接していますね。何かと、自分に似ている点が多いみたいだから、特に可愛らしく思うのかしら? 素性のわからない文通相手との恋愛も応援してるみたいだし、娘を通じて自分の青春をもう一度生き直してるのかなという印象。
相変わらずこの年になってもかわいい女優さん。娘たちとひと塊になったところは違和感なくかわいい。
この父がいて母がいたから音がいるんだなーということがよくわかる脚本になっていていい。
「この家、大丈夫?」に対する答えが「ダメかも~~~~」と言って逃げ出す演出は斬新だった。
優しくて明るくて、まさに理想のお母さん。夫が急に亡くなって悲しいはずなのに、気丈にふるまい娘たちを優しく慰める姿は、凛としていてとても素敵だった。夫の代わりに仕事も頑張ろうとするし、強くたくましさもある太陽みたいなお母さんがとてもよく似合ってる。
以前にお母さん役にけっこうハマっている気がしたのだが、結局は何やっても薬師丸ひろ子だなと思った。過去の実績で、名前で通用しているという感じ。余談ながらしわが増えているような気がする。どんどん年とっていくように思える。
夫が死んで、とたんに周りが手のひらを返したように冷たくあしらわれ苦労する光子さんは、応援したくなるキャラクターです。娘たちの前で、正直にまずい状況だと伝える場面では、薬師丸さんが言うと不思議と辛気臭さがなく、好感持ちました。苦労しても夫の事を恨まず、夫の事を娘たちに話す薬師丸さんの口調に、温かい気持ちになりました。
最初は浮世離れしたような奥さんで、「薬師丸ひろ子さんらしいな」と思って見ていましたが・・。
保隆が亡くなって、子供達と会社を守るために、打越にガツン!と言ってやった時の気迫が素晴らしい!と感じました。
声にもドスがきいてましたね~
契約書に書かれていた重要箇所を見つけて、打越さんに話をつけにいくあたり、今まで専業主婦で守られてきた人とは思えないしっかり者ぶりですね。女子供ですけど、とイヤミも言うあたりもなかなかのもの。時代がかったヘアスタイルに、派手な色柄の着物も上手く着こなして、とても魅力的です。
本当によい女優さんです。母親役をしっかりこなしています。昔取った杵柄ではなく、どんな役にも挑戦できる感じです。単なるアイドル女優だったのではなく、今の自身の最高のパフォーマンスを実現している彼女はすばらしい。アイドル女優といえば、このドラマに菊池桃子さんも出演中。桃子さんは実生活でも母親だけど、ちょっと違う感じがしますね。薬師丸さんはコミカルな役でも、実直な役でも「OK」ということで、見ていて安心感が高いです。付け加えると、薬師丸さんは声も大きな魅力だと思います。(清い可愛らしさが伝わってきます。)
父親の死の原因が納得できていない娘達に対して、お父さんは見えないけど生きていると穏やかに諭していたシーンや泣いていいんだよと言ったシーンは母親として、夫の仕事関係者に頭を下げて回るシーンは家庭を守るだけでなく夫を大切に思う妻として、心が打たれるよい演技をしていたと思う。
進歩的な考えをするしっかり者の奥さんという印象ですが、いきなり夫を亡くしてしまうと、やっぱり為すすべもないという感じですね。ずっと専業主婦できたなら尚のこと、いきなり夫の後を継いでビジネスに携わるといっても相手にされないでしょう。その辺はやっぱり世間知らずな奥さんという感じ。
一見平凡な主婦そのままの服装や髪形であるのに、妙に粋な雰囲気がただよってる感じ。その時々でいま好きなことをやればいいと言ってましたけど、半分正解で半分は違うと思います。でもああいう考え方をする母親に育てられた子供は、ある意味ではラクでしょうね。