※まだ評価はありません。
脚本・ストーリー 2.9 /5.0(58.4%) | 860位 /1088件中 |
キャスト 3.2 /5.0(63%) | 904位 /1088件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1087件中 |
音楽 2.9 /5.0(58.4%) | 819位 /1088件中 |
感動 2.5 /5.0(50.8%) | 820位 /1083件中 |
笑い 1.6 /5.0(32.4%) | 1003位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(67.6%) | 425位 /1080件中 |
脚本・ストーリー 2.9 /5.0(58.4%) | 860位 /1088件中 |
キャスト 3.2 /5.0(63%) | 904位 /1088件中 |
演出 3.0 /5.0(60%) | 816位 /1087件中 |
音楽 2.9 /5.0(58.4%) | 819位 /1088件中 |
感動 2.5 /5.0(50.8%) | 820位 /1083件中 |
笑い 1.6 /5.0(32.4%) | 1003位 /1083件中 |
スリル・興奮 3.4 /5.0(67.6%) | 425位 /1080件中 |
泣いても喚いても死に取り憑かれた人を戻すのは難しい。結果的に生きているから言えることだけれど、あやめさんはやりたいようにできたから助かってからは生まれ変わったように生きていけるのだろう。誰かのために尽くすことも行き着くと怖いものですね。
こちらも結果的にあやめさんを救ったことになるからいいのですが、きっかけは北さんの自分勝手から起こる強盗と強姦な訳でそこはなんとも微妙だったなと思います。北さんが死のうとしていたところを助けたのが始まり、くらいにしておいた方が良かったと思います。
え?あやめさんはあれで本当に死んでしまったの?波の間に消えていくまで「来ないで!!」って言われたから泣きながら浜辺で見守る北さんってどうなの?そんなに大事なら力づくで戻してくればいいのにと思ってしまった。でも戻してももう心は死んでしまっているだろうか。あんなに楽しそうに蟹を食べていたのに、そのすぐ後の展開に言葉が出ない。人は5分もあれば死ねる。あっちとこっちの境界線が無くなった人を止めるのは難しいね。
日本の最北端の稚内まで行った2人。ここまで来てしまったと思う北さんと、やっとここまで来た!って思っている彩女さん。覚悟の違いや考え方の違いがでてきて面白い。どうせ死ぬんだからと言い訳しながらここまで来た北さんの覚悟は元からそこまで強いものじゃなかったと思うから想定内。別に死んでほしい訳ではないけれど、男は土壇場に弱いなと思う。そんな中で彩女さんにウエディングドレスを着せてあげられたことは良かったね。これで生きる方に彩女さんを引き寄せられるか、そこが見どころかな?
偶然出会った北さんと彩女、それは犯罪者と被害者だった。だけど、北さんがカニを食べて死にたいと言い出して彩女は旦那さんへの復讐を思い出した。北海道というキーワードで繋がっていたんだね。彩女は涙も出ないほど枯れ果ててしまったというけれど、そのいきさつがあまり伝わってこないので同調しずらい。貧乏でも本が書けなくても支えてきた旦那が書けたと思ったら自分を遠ざけるようになったってこと?1ヶ月家を空けて大金持ってくる嫁ってマグロ漁師になったのか?それとも鶴の恩返しの鶴だったのか?なんともミステリアスだね。
マリアと小さい男の子とこたろうが囲む食卓は夢と消えてしまったのか。マリアの献身的な愛やこたろうの穏やかになってきた顔を見ると、もうあやめさんには捨てられたんだし北海道でマリアと一から出直すっていうのもアリなんじゃないかなと思ってしまうがそうはいかないのかね。こたろうは死に場所を求めて彷徨っているあやめさんを想像しているんだと思うけど、案外女ってしぶといもんで早々死なないのよ。あやめさんと会ってこれからどうするって言うのか。ハッピーエンドなんてあるのか不安だ。
かすかに生きたいと思うようになった北さんは死神のようなあやめさんに置いていかれて、ボロボロに彷徨っていたコタロウは生かされるために女神のようなマリアさんに拾われた。死に向かっていた前半と生きたいと思うようになった後半とヒロインを変えることでくっきりと空気が変わった。働きたくないと意固地になるなどまだ課題は多いけれど幸せに暮らすことができるのか?男の子と家族3人幸せそうな場面があるけれどそれが妄想じゃなければいいなと思っている。
重岡大毅の演技が
原作のイメージと合わない
演技なのか分かりませんが食べ方が汚くて見たくないですね
予告で警察官に職質されていた場面は彩女さんとの関係が拗れて彩女さんに通報されたのかと思ってたから違ってよかった。だけど案外すんなり別れちゃって意外だったかな。あれだけ求めていた北さんをあっさり捨てる彩女さんはやっぱり普通じゃなくて変わってるよね。でも北海道まできて無一文で投げ出されてしまった北さん、まぁ死にに来たんだからそれでもいいような気がするけどマリアさんとも別れちゃったしこれからどうするのか。心配だ。
破滅するために一緒に北海道まで行っているのにすぐそこまで来て、旦那さんとの関係を続けながらたまに会ってくれたらなどと甘い考えが出てきた北さん。首に縄をかけて止めた時となんら変わりがないんだなと思うと進歩のなさに呆れてしまう。偶然か必然か旦那さんも北海道に不倫旅行中のようだ。せっかく北海道に上陸したのに警察と揉めているようで先がきになる。後は死ぬだけと思っていたのにこれからの展開のダイジェストが挿入されてしまった。知りたかったような知りたくなかったような複雑な気持ちになった。
彩女の高熱は体が弱い人が疲れて出るやつってことでいいのかな?とりあえず死んでしまうようなものじゃなくて良かったけど、どんだけ抱かれたいんだよとつっこんでしまった(笑)あの執着にはどんな意味があるのだろう。自分が必要とされる意味はそこにしかないのだと思い込んでいるとしたら悲しいですね。ともあれ死に向かって躊躇しだしたとも思われる北さんと、全然躊躇ってない彩女さん。北海道に渡ったらまた何か変わりそうで面白い。
原作の評価が高いようですが、あえて見ないで楽しませていただいています。一話の自殺に向き合う主人公の場面で引き込まれました。主人公2人とも人生いろいろあってこんな展開になっているんだろうけど、魅力的なのでこの後の展開で過去が明かされていくことにドキドキしながら見ています。
急に始まった北海道へ蟹を食べに行く旅、彩女がどうしてキタと旅行に出ることにしたのかいろんな謎はありながらも少しずつ打ち解けていく2人が面白い。彩女が少し咳をしたり高熱で倒れたりする辺り、病気で残り少ない命とかなんだろうか。最後の旅に付き合わされているのはむしろキタの方で生きる希望をもらうとかそんなところだろうか。新幹線や飛行機では味わえない寄り道が2人を近づける。少しずつ人を思いやる気持ちを取り戻したキタがどうなるのか楽しみだ。
なんとも精神的に重たい立ち上がり、こういうのが苦手な私は逃げ出したいとさえ思ってしまった。ひょんなことから転落した人生で這い上がるチャンスも気力もなくなった人って怖いものがないから恐ろしい。後をつけられていたことも知らず「落とし物してますよ」なんて声をかけられたら振り返っちゃうだろうなと思ったら怖すぎた。その後は一気にファンタジーやロードムービーみたいになって煙に巻かれたような話になってるけど、実際にこういう事件もあるし怖かった。