なつぞら

バブル女の演技しかできないのが彼女のキャラだけど、場末のおでんやに元ギャバ嬢は無いだろう
これでは、NHKもマジでぶっ潰される

近年は多くの仕事をこなしてはいませんでしたから、連続テレビ小説で一定期間見ることができたのは、良かったです。
「29歳のクリスマス」以降は精神的にたくましい役が、ふさわしいとされているのかなと感じていますが、このドラマでも、明るく元気で周りの若者に優しく接する姉貴的な役を楽しませてもらいました。
おでん屋の立ち退きに合わせて、どこかへ行ってしまったという設定のようですが、戦前から新宿で暮らすという人物でしたので、ドラマの終盤で「実は新宿の別の場所にいた」ということで、再登場させてほしいです。
他局の「監察医 朝顔」でも、カッコよくて信頼される法医学主任教授を演じていらっしゃいますで、同様の傾向が続くと思います。
キャンペーンガールでハイレグの水着で登場された方ですから、度胸満点の方なのだと思うので、大胆で面白い演技を見せてほしいです。

立つ鳥跡を濁さずで颯爽と居なくなってしまったけれど、なっちゃんの赤ちゃんが生まれそうになり北海道の家族も兄夫婦も来てくれたけど、やっぱり東京のお母さんがいないって寂しく思いました。いつか孫を見にきてくれるかなー。そんなシーンがあるといいな。

元踊り子らしくいつも自分流のおしゃれをして軽やかでちょっとだけうるさいなって思ってたけど、身も軽やかにさっといなくなると改めて存在の大きさを知りますね。嘘の親だったかもしれないけど、兄弟を見守る温かい目は本物だった。素敵でした。

毎回山口さんの、おどけた演技がわざとらしく見えてしまって好きじゃなかったのですが、幼い頃の咲太郎とのエピソードのシーンはなかなかよかった。ここは劇場だから親子を演じられる、お母ちゃんと呼んでごらんと言って咲太郎を抱き締める所はちょっとジーンと来ました。山口さんはおどけた演技だと余計な力が入り過ぎる気がするので、こういうシリアスなシーンの方が合っているように思います。

ファンキーな感じが、山口智子さんに合ってると思います。他の女優とは一線を画すような演技が個性的で、それが魅力的です。主人公なつを応援する感じも、懐深い感じを出していて、とてもいい演技だと思います。昔より自由な感じの演技が好感もてます。

こんな大人が近くにいて欲しかったと思える女性です。血の繋がっていない咲太郎やなつを親のような温かい目で見守りつつ時に友人のような親近感を与えます。その適度な距離感が見ていて自然で羨ましかったです。また、親にも友人にも振り切らないキャラクターを演じられるのは山口さんの魅力だと思います。貫禄と艶っぽさと気さくさを兼ねあわせた素敵な女性だと思います。

山口智子さん、本領発揮というところでしょうか。
復帰されてから、以前のような輝きを感じませんでしたが、本来の山口智子さんが、戻ってきた感じです。
しぐさや動き、特に台詞以外のところでも、毎回楽しませてくれています。
華やかな衣装も着こなしていて、人物像にも憧れます。

ほんとにこの女優さん好きです。このドラマを見てそう思った人は多いんじゃないでしょうか。なんとなくＮＨＫにはハマらないキャラクターの女優さんですが大人の顔とムーランルージュでの夢を見続ける無邪気さをしっかり表現でており、見事としか言いようがありません。

初めて登場したときには山口智子さんだとは気づかなかったくらい、場末感が出ていて役に馴染んでいました。あんなに爽やかでおしゃれなイメージのある女優さんなのに、落ちぶれた感もオバチャン感もしっかり出ていてビックリです。

セリフ回しや表情だけでなく、身振り手振りとかいわゆる身のこなしとか仕草など全身で演ずることができる大物女優さんだと思います。健康的なイメージがありますが、悪女や鬼畜の母役などいろいろな演技が見てみたいと思っています。

亜矢美さん、頭に巻いたバンダナとか大きめの眼鏡がおしゃれで素敵。なつのことを娘みたいに思ってるのが伝わるし、面倒見のいいところとか、時々アドバイスしてくれるところが好きだな。なつに洋服貸してあげてるけど、かわいい洋服いっぱい持っててうらやましい！

なんだか、とてもわざとらしくないですか？山口智子の演技ってもともとわざとらしいのは確かなんですが…。それにしてもとても浮いてるように見えます。衣装はオシャレで見ていて毎回楽しみなのですが、喋りと表情と何もかも違和感を感じてしまいます。気持ちの動きもわかりにくいし、残念です。

この軽く明るく楽しいキャラが懐かしい、朝から元気が出ます。
ただメイクが濃いのが残念。昭和３０年代の水系の女性の演出なのでしょうか、そこまでメイクを濃くしなくても衣装は派手派手なので昭和の雰囲気は出ているのでは。
メイクを少し薄くして、山口智子自体を見たい。

クセが強い！！（笑）だけどそれでいいのかも。今はおでん屋の女将をしてるけど、きっとまだ心の中では踊りたいんだろうなって雰囲気がよく出てる。自分の子でもない咲太郎やなつのことをほんとに可愛がってる様子が微笑ましいです。

兄の育ての親としてなつを迎え入れる覚悟や勇気を、陽気なキャラクターだが少し揺れ動いている感じの演技が秀逸。東京編では欠かせない役回りで、咲太郎の育ての親として見守る優しさやなつを受けいれる暖かさを役柄を通して感じる。

久しぶりにドラマで見た山口智子さん、相変わらず昔のように若々しかった。お兄ちゃんの恋人かと思ったら、母親的存在だった。年齢からいくとそれで当たり前だろうが、その姿から最初は違和感があり、配役ミスじゃないかなとも思ったが、だんだんと世話焼きおばちゃんの様子が似合っていて、彼女の情の深さを感じる雰囲気がピッタリだと感じるようになってきた。おでんを皿に盛り付ける仕草とかがすごくいい。酸いも甘いも噛分けた大人がいてくれるのは、ドラマに彩りを与えてくれると思う。

さすがに薄化粧だと加齢を感じてしまう年。居酒屋のカウンターの中の山口智子さんを見た時一瞬宮本信子かと思ったくらいだけど、おかっぱのズラをかぶってステージで踊る姿は若い頃となんにも変わらない気がしました。過去を振り返るシーンで踊る幼少のころの咲太郎役の子のダンスがうますぎて、山口さん、ちょっと見劣りしてしまって残念。

踊っている姿に無理があった！他にもっとしっくり来る女優さんは居なかったのかな？それとも100作目という事で、どうしても歴代主演女優を組み込まなきゃいけなかったからか？！