特命刑事 カクホの女

主人公の女性二人がメインで、今の時代にピッタリで、二人の漫才のようなバチバチした女性特有の掛け合いも面白く楽しみました。
ただ、手応えを感じた制作サイドの思惑が見える展開の仕方が、これで終わるのかと思ってしまうほど、後味が悪く思えてすっきりしませんでした。

最終回は想像していた人が犯人だったのですが、その人は捕まらず解決しないまま終了してしまい???それまでの話が他の刑事物とひと味違うものでとても良かったので、かなり残念な終わりかたでした。続編を考えてそうしたのでしょうか。

セイホコンビの名取さんと麻生さんが再びタッグを組んだので、放送開始前から楽しみしていたのですが、期待外れでした。いい役者さんが沢山出ているのですが、ストーリーが単純で途中で犯人が分かってしまうのが残念でした。また、終わり方が続編への布石なのかもしれませんが、中途半端だったのでモヤモヤ感が残りました。

名取裕子さんが好きで気になって見始めました。毎回、犯人を推理するのとどこから事件のキーワードを持ってくるのかが楽しみでした。推理をするのが好きなので早い段階から黒幕に目星はつけていてそれが二転三転することはなかったので少し物足りなさはありました。犯人の口元アップは誰だかわかってしまうので別の方法がよかったのではと思います。最後の罠？といっていいのか、そこには、え！そっちかい！！ってなったのでやはり最後まで見ていてよかったので、個人的には続編が出てほしいです。

刑事ものかと思いきや、ちょっとしたミステリーも入っている。仲間かと思ってたのに違うかったり、色々複雑であんまり楽しめなかった。全体的な印象も薄く、名取さんが頑張ってるなーってイメージだけが残ったドラマだった。

あんまり期待はしていなかったが視聴していたら案外面白かった。主人公が警視庁の内勤の元キャリアという設定で他県の捜査一課に配属されるのは、今まで見てきた刑事ドラマの中では斬新な設定だと思う。そして元内勤キャリアならではの推理、観察眼、保険データを駆使してプロファイリングは面白い。第1話では捜査一課にいた同僚刑事がDVの末に妻と同僚コンビの奥さんを殺害した犯人だったが全く予想出来なかった。その犯人を突き止めるきっかけも病院を利用した保険データだった。
その他に主人公がキャリアを捨てて、捜査一課に配属した真相も小出しに明かされて行くのでそれも楽しみ。捜査一課長に復讐するためなのかどうなのかとても気になります。

京都地検の女か税務調査官かといったサスペンスで大活躍の俳優さんたちだらけでワクワクしました。警察内の人間関係もいろいろあって犯罪を犯してしまう同僚刑事やら利用してのし上がろうとする上司やらまさにサスペンスドラマの王道という感じでした。