ケイジとケンジ～所轄と地検の24時～

関西弁やはっきりとした表情の役はあまりなくてとても新鮮でした！関西弁も違和感がなかったのが素晴らしかったです！

仕事をバリバリしている姿と兄と話しているときに素に戻る姿のギャップが面白いです！また、兄と検事の真島にガツンと言うところはスカッとするし見ていて気持ちがいいです。そして、被疑者や証人などの人に寄り添う演技では表情や目がとても優しくまた違った印象です。

最悪な元カレに悪態をつくシーンが印象的でした。なかなかに嫌そうな顔をしていて、きれいな顔からは想像できないセリフだったので、思わず笑ってしまいました。ただ、清楚系の女優というイメージは抜けず、『比嘉愛未』が演じてるな、という感じでした。

時折出る関西弁もいいです。今までは端役のイメージだったので全面に出て演技を見るのは珍しいかも。改めてかわいいなと思いました。顔のつくりがきれい。今回の事務次官の役も知的な感じが合ってます。仕事でいつも一緒にいたら好きになっちゃうのはわかります。

冷静でしっかりしていて地に足のついたキャラクターが比嘉さんの真面目そうな雰囲気と合っていると思います。落ち着きのある声が賢さを感じさせ、台詞も聞き取りやすいです。ただの良い子ちゃんではなく、熱血の兄に負けない気の強さで言い返したりするし、兄をディスった真島の誘いを冷たく断るなど、自分の意思をしっかりと持つ芯の強さもあって、とても魅力的な女性を作り上げていると思います。

男性のキャスト陣のクセも迫力も凄すぎて、紅一点で中人物であるはずのみなみちゃん役はヘタをすると埋没してしまうのではないかと思ってました。綺麗だしソツなく仕事をこなしている賢さ、とても素敵な女性に演じれています。ただ、おとなしすぎるな、なんで兄妹感でも関西弁使わないんだろうとちょっと物足りなさがありましたが、でもそれ、料理屋さんでの関西弁でのセリフまでのタメだったのですね。みなみちゃんの怒鳴り声スッキリしました。