『トットちゃん!』での山本耕史 (黒柳守綱役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
山本耕史 (黒柳守綱役) は 「2017年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
生まれながらの芸術家で、厳しく愛情深い父親を魅力的に演じていたと思います。燕尾服姿でバイオリンを弾く姿がカッコ良いのはもちろんですが、どんな時もママが1番という子供みたいな一面や、朝に対して「愛してる」「綺麗だよ」とストレートに愛情表現をする様子もとても自然で様になっていたのが良かったです。
山本耕史がこのようなキザな役をやるのははじめてのような気がします。妻に対して、今日もキレイだって毎日言ったりするのは。妻だったら誰だって毎日言われてみたいものだと思います。あの当時はそのようなことを言う人はめったにいなかったのではないかと思います。
年を取っても演技が若い頃から全然変わらないところはイマイチですが、山本さんの持つ品の良さが生まれながらの芸術家である守綱にぴったりで役にハマっていると思います。天才と変人の紙一重な面をバランス良く表現していて、真の芸術家という説得力が感じられるのが良いですね。
ドラマも終わりに近づき、トットちゃんもだいぶ年齢を重ねているのにいつまでたっても若いときのままの演技なのが気になります。喋り方や歩き方もトットちゃんが子役の時と同じままで年月の経過を感じないですし、老けメイクなどもしないので大人になったトットちゃんとのツーショットは違和感があります。演技派というイメージがあり、もっと深みが増した演技が見られると思っていたのに残念です。
トットちゃんに「頑張りなさい」と言う場面が何回も出てきますが、親としての応援の気持ちだけでなく、トットちゃんを同じ表現者として認めているのが真っ直ぐ彼女を見据える眼差しから伝わってくるのが良いですね。言い方も優しげだったり、「分かっているね?」と確認するような強さがあったり、同じ台詞でもその時々で全然雰囲気が違うのがさすがだと思います。
トットちゃんのNHK行きを猛反対したり、当時の父親らしい厳しい所がありますが、考えを無理やり押し付けるのではなくてちゃんと相手に歩み寄って受け入れる所もあり、守綱さんの頑固さと芸術家としての柔軟さの両方を表情の変化や台詞の間などで上手く表現していると思います。現代のドラマではあまり耳にしない「~なさい」や「~なのかい?」といった台詞回しも自然で違和感がなく、上手だと思います。
いつも朝さん第一の守綱さんですが、31~34話ではトットちゃんの将来について気にかけたり、占い師に文句を言いに行ったり、父親として娘を心配する姿が見られたのが良かったです。貫禄があるので清野さんと並んでも違和感なく親子に見えます。朝さんの前で子どもみたいに拗ねたりちょっと甘えた口調になったりするのも自然に演じていて、そのギャップが守綱さんの魅力になっていると思います。
5年ぶりの再会のわりに演技や見た目に歳月を感じないのが気になりますが、やはり山本さんが出ていると場面がキリっと引き締まります。食事中も朝をチラチラみたり、青森の郵便屋さんの話を聞いて焼きもちを妬いたり、相変わらず朝が大好き過ぎる守綱さんが可愛らしいです。演じ方によってはストーカーっぽい怖い人にも見えそうですが、山本さんの芝居センスの良さで魅力的な男性に見えます。
明児を想って涙を流しながらバイオリンを弾く姿が哀しいけど美しくて、短いシーンでしたがとても印象に残りました。表情は取り乱すこともなく、冷静ないつもの守綱さんなんですが、涙がツーっと頬を流れ落ちていき、それだけで彼の明児への深い愛情と無念さが痛いほど伝わってきました。
トットちゃんと明児が登場してからどんどん人間らしさが出てきて魅力的になっていると思います。芸術の尊さを説く真剣な表情ももバイオリンを弾く姿もカッコいいのに、こうちゃんの存在にちょっと焦って焼きもちをやく姿はどこにでもいる普通のお父さんという感じで可愛らしく、そのギャップが素敵だと思います。
バイオリンと、妻を異常に愛する役なんですけど、イケメンが演じても、一歩間違えると、気持ち悪くなりえるむずかしいニュアンスが、絶妙。 愛深き素敵な紳士にしか見えません。
前週よりも表情が柔らかくなり、口調などは相変わらずですが子どもたちへの愛情がちゃんと感じられます。朝に「きれいだよ」と話しかけるキザな場面もすごく自然にサラッとこなしていて、黒柳家ではこういったことが普通に行われていたんだなというのが伝わってきます。コンマス姿もカッコいいですし、ヴァイオリニストになるために生まれてきた真の芸術家というのも納得の、浮世離れした雰囲気が感じられるのも良いですね。
『植木等とのぼせもん』にも出演中で、昭和の男と言えば、山本耕史ということかもしれませんが、ほとんど区別がつきません。ドラマでは使いづらい役者になってしまったのかなと思います。かたすぎて見ていると疲れます。
結構強引だし、家に監禁したりしてやっていることがストーカー並みだと思うんですが、朝への愛情が感じられる山本さんの温かい表情と爽やかなルックスのおかげで「やばい人」という感じがしません。バイオリンを弾く姿も様になっていてかっこいいです。基本的に眉間にしわが寄ったような気難しい顔をしているし「~しなさい」といった命令口調の台詞が多いですが、高圧的な感じがしないのも良いです。そこが朝の父役の佐藤B作さんとの対比になっていて、朝がどうして守綱に惹かれたのかが分かる気がします。
生まれながらの芸術家で、厳しく愛情深い父親を魅力的に演じていたと思います。燕尾服姿でバイオリンを弾く姿がカッコ良いのはもちろんですが、どんな時もママが1番という子供みたいな一面や、朝に対して「愛してる」「綺麗だよ」とストレートに愛情表現をする様子もとても自然で様になっていたのが良かったです。
山本耕史がこのようなキザな役をやるのははじめてのような気がします。妻に対して、今日もキレイだって毎日言ったりするのは。妻だったら誰だって毎日言われてみたいものだと思います。あの当時はそのようなことを言う人はめったにいなかったのではないかと思います。
年を取っても演技が若い頃から全然変わらないところはイマイチですが、山本さんの持つ品の良さが生まれながらの芸術家である守綱にぴったりで役にハマっていると思います。天才と変人の紙一重な面をバランス良く表現していて、真の芸術家という説得力が感じられるのが良いですね。
ドラマも終わりに近づき、トットちゃんもだいぶ年齢を重ねているのにいつまでたっても若いときのままの演技なのが気になります。喋り方や歩き方もトットちゃんが子役の時と同じままで年月の経過を感じないですし、老けメイクなどもしないので大人になったトットちゃんとのツーショットは違和感があります。演技派というイメージがあり、もっと深みが増した演技が見られると思っていたのに残念です。
トットちゃんに「頑張りなさい」と言う場面が何回も出てきますが、親としての応援の気持ちだけでなく、トットちゃんを同じ表現者として認めているのが真っ直ぐ彼女を見据える眼差しから伝わってくるのが良いですね。言い方も優しげだったり、「分かっているね?」と確認するような強さがあったり、同じ台詞でもその時々で全然雰囲気が違うのがさすがだと思います。
トットちゃんのNHK行きを猛反対したり、当時の父親らしい厳しい所がありますが、考えを無理やり押し付けるのではなくてちゃんと相手に歩み寄って受け入れる所もあり、守綱さんの頑固さと芸術家としての柔軟さの両方を表情の変化や台詞の間などで上手く表現していると思います。現代のドラマではあまり耳にしない「~なさい」や「~なのかい?」といった台詞回しも自然で違和感がなく、上手だと思います。
いつも朝さん第一の守綱さんですが、31~34話ではトットちゃんの将来について気にかけたり、占い師に文句を言いに行ったり、父親として娘を心配する姿が見られたのが良かったです。貫禄があるので清野さんと並んでも違和感なく親子に見えます。朝さんの前で子どもみたいに拗ねたりちょっと甘えた口調になったりするのも自然に演じていて、そのギャップが守綱さんの魅力になっていると思います。
5年ぶりの再会のわりに演技や見た目に歳月を感じないのが気になりますが、やはり山本さんが出ていると場面がキリっと引き締まります。食事中も朝をチラチラみたり、青森の郵便屋さんの話を聞いて焼きもちを妬いたり、相変わらず朝が大好き過ぎる守綱さんが可愛らしいです。演じ方によってはストーカーっぽい怖い人にも見えそうですが、山本さんの芝居センスの良さで魅力的な男性に見えます。
明児を想って涙を流しながらバイオリンを弾く姿が哀しいけど美しくて、短いシーンでしたがとても印象に残りました。表情は取り乱すこともなく、冷静ないつもの守綱さんなんですが、涙がツーっと頬を流れ落ちていき、それだけで彼の明児への深い愛情と無念さが痛いほど伝わってきました。
トットちゃんと明児が登場してからどんどん人間らしさが出てきて魅力的になっていると思います。芸術の尊さを説く真剣な表情ももバイオリンを弾く姿もカッコいいのに、こうちゃんの存在にちょっと焦って焼きもちをやく姿はどこにでもいる普通のお父さんという感じで可愛らしく、そのギャップが素敵だと思います。
バイオリンと、妻を異常に愛する役なんですけど、イケメンが演じても、一歩間違えると、気持ち悪くなりえるむずかしいニュアンスが、絶妙。
愛深き素敵な紳士にしか見えません。
前週よりも表情が柔らかくなり、口調などは相変わらずですが子どもたちへの愛情がちゃんと感じられます。朝に「きれいだよ」と話しかけるキザな場面もすごく自然にサラッとこなしていて、黒柳家ではこういったことが普通に行われていたんだなというのが伝わってきます。コンマス姿もカッコいいですし、ヴァイオリニストになるために生まれてきた真の芸術家というのも納得の、浮世離れした雰囲気が感じられるのも良いですね。
『植木等とのぼせもん』にも出演中で、昭和の男と言えば、山本耕史ということかもしれませんが、ほとんど区別がつきません。ドラマでは使いづらい役者になってしまったのかなと思います。かたすぎて見ていると疲れます。
結構強引だし、家に監禁したりしてやっていることがストーカー並みだと思うんですが、朝への愛情が感じられる山本さんの温かい表情と爽やかなルックスのおかげで「やばい人」という感じがしません。バイオリンを弾く姿も様になっていてかっこいいです。基本的に眉間にしわが寄ったような気難しい顔をしているし「~しなさい」といった命令口調の台詞が多いですが、高圧的な感じがしないのも良いです。そこが朝の父役の佐藤B作さんとの対比になっていて、朝がどうして守綱に惹かれたのかが分かる気がします。