トットちゃん！

芸能界でまだ活躍されている黒柳徹子さんを演じられるのは、プレッシャーもあったのではと思いますが、堂々と演じられていたと思います。
学生時代は活発で元気に演じ、大人になるにつれ落ち着きが出ていました。黒柳さんは個性的な方ですが、丁寧な言葉遣いで皆から好かれる人だと思います。そんな雰囲気を上手に演じられていたように思います。

祐介との別れの場面が印象的でした。彼のためにカーテン越しに話しかける姿が切なく、観ていて胸が痛くなりました。天真爛漫なトットちゃんから一転、祐介と出会ってからの清野さんの演技が一段と感情豊かで深いものになったのがとても良かったです。

トットちゃんの前のやすらぎの郷に引き続き、素敵な女優さんに成長してきなと感じました。色んな役柄を経験して演技がとても上手くなったとかんじました。トットちゃんの学生時代から大人の女性になっていく過程の表情、子供から大人になる姿が見事でした。

独特の早口な喋り方が徹子さんご本人に似ていて、濃い目のメイクとたまねぎ頭も相まって、すっかり徹子さんになりきっているのが良いですね。若い女優さんだから経験を積むごとにどんどん演技が上手くなっていき、それがトットちゃんの成長ぶりと重なり、娘を見守るような気持ちで毎日観ています。50話から祐介との恋愛がメインになっていますが、いつもおしゃべりなのに祐介の前だと俯きがちになってモジモジするところが女の子らしくて可愛いです。

この役をやるまでは全く知りませんでした。子役の子から清野菜名さんに変わった時は黒柳徹子さんとはなんかイメージが違うという印象で違和感を覚えましたが、回が進むうちに立ち姿から喋り方から雰囲気がどんどん似てきて、今でははまり役だったなと思っています。

清野菜名さんは実際の黒柳徹子さんとは違ったトットちゃん役を屈託なく演じていたように思いました。天真爛漫というか、お嬢様というか、そうやってふるまってもそれほど嫌みにならない性格を表現出来ていたと感じました。

正直、演技経験が浅いので台詞は上手くありません。でも清野さんが持つ真っ白で純粋な雰囲気と溌溂とした笑顔、豊かな表情の変化は主役に相応しい素晴らしい才能だと思います。出会った人と家族のように仲良くなってしまうトットちゃんの不思議な魅力と、清野さんが醸し出す天然っぽい雰囲気がマッチしていて、トットちゃんの愛されキャラに説得力が生まれていると思います。

徹子さんのトレードマークである独特のメイクとたまねぎ頭がよく似合っています。喋り方も早口で声も高めにして、少しでも徹子さんに近づこうと真摯に役と向き合う姿勢に好感が持てます。演技もどんどん上手になりますね。クルクルと変わる豊かな表情や子どものように無邪気な笑顔には、渥美さんや沢村さんなど先輩に可愛がられるのも納得の魅力があり、トットちゃん役にぴったりだと思います。

初登場シーンを見た時は正直、もうこのドラマを観るのを途中でやめるかもしれないと不安になりました。全然黒柳徹子の面影もなくて、無理して明るく振る舞ってる普通の女子高生にしか見えなくて、この先大丈夫か？と思いました。でも音楽大学に入学した頃のシーンからだんだん演技が上手になってきて最終的にはすっかり引き込まれてしまいました。もう黒柳徹子役は彼女にしか演じることができないと思います。

純真で、天真爛漫な徹子をとても伸びやかに演じている。あらまというセリフの言い方も自然で、派手な衣装や髪形も違和感なく着こなしている。まだ幼さが残っている頃（学生時代）の無垢さを大人になっても残してる感は演技力ゆえだと思う。どんな場面にいても、なんとなくフワッといる緩さも良い。表情のぎこちなさとかを感じた時もないです。

年齢を重ねてお化粧もするようになり、大人の女性として美しく成長しましたが、中身は天真爛漫な子どもみたいなトットちゃんのままで、そのギャップがとても魅力的です。誰かにきつく当たられても、その相手を嫌ったり憎むのではなく歩み寄ろうとする、負の感情を持たない純粋なところを自然に演じているのが良いですね。

同じ時間帯の前ドラマ「やすらぎの郷」に続いての出演ですが、今回のはつらつとした演技はかなり好印象です。
特に子役から変わったばかりの少女時代だった頃に、その魅力がとてもよく出ていたように思います。
実在の黒柳徹子さんとはまた違った、オリジナルの徹子さん像ができていますね。

黒柳徹子さんの破天荒ぶりを清野菜名さんが上手く演技をしていて、見ていてわくわくします。
天然な感で可愛らしいく、いとおしい感じが私はすごく好きです♪
元気がないときでも、トットちゃんを見ると元気が出ました。

ポップさとお嬢さんらしさがミックスされた独特のファッションがどれも似合っていて毎回衣装を見るのが楽しみです。大岡先生に「無色透明」と言われていましたが、清野さんの持つ雰囲気や自然な演技はまさに「無色透明」でトットちゃんにぴったりだと思います。演技がナチュラルだから様々な奇行もわざとらしさがなく、トットちゃん本人は真剣なんだというのが伝わってくるのも良いですね。

音楽学校でのハチャメチャな様子がとても自然で可愛らしいです。相当個性が強くて変わった子だけど、トットちゃん本人は大真面目で周りと違うことに気付いていない天然な感じが清野さんのホワンとしたお譲様っぽい雰囲気と合っています。オーディションシーンでの生き生きとした笑顔と楽しそうな姿は目を引くものがあり、技術はイマイチでも人とは違うものを持った特別な人だという説得力がありました。

感情の起伏が激しくて喜怒哀楽が分かりやす過ぎるトットちゃんですが、清野さんの演技はどの表情もわざとらしさがなくて自然なのが良いですね。守綱が帰ってくると分かったときの驚きと喜びが入り混じったような何とも言えない嬉しそうな表情がとても良かったです。３０話から音楽学校生になり、衣装や髪型も年頃のお嬢さんらしくなってそれがとても似合っています。これからは毎日のファッションも楽しみになりそうです。

子役のトットちゃんを彷彿とさせる天真爛漫な雰囲気があり、クルクルと変わる豊かな表情が生き生きとしていて見ていると元気がもらえます。演技もナチュラルで上手ですし、牧師様に恋している様子が初々しくて何とも可愛らしい！東北弁のネイティブぶりもお見事でした。

役は実在する人物で既に大衆のイメージがあるので難しいと思いますが、役の感じを出しながらも役者自身の個性も感じられ、自分のものにしている感じがよく伝わります。
笑顔のシーンが多いですが、わざとらしさがなく、とても良いです。ちょっとした仕草もそれっぽく演じるので見ていて楽しいし可愛いです。役に対しての愛情が感じられます。

少女のトットちゃんになってもう一週間…はじめは幼少期のトットちゃんが見られなくなるのが寂しくて寂しくて、正直あまり期待していなかったのですが…この子も上手い！！青森に住んでた頃からのスタートでしたが、青森弁の流暢なこと！東北出身ではないので、イントネーションとか細かいところまではどうなのかわからないのですが、方言の早口って難しいだろうに、見事に自分のものにしていましたね。
10代特有の、勢いのある溌剌とした雰囲気も好感持てます！