ブスの瞳に恋してる2019

EXILEのNAOTO出演というので視聴率アップを狙ったように思ったけれど、EXILEファンでなければそういう先入観なく純粋にひとりの俳優さんとして観ることができたし、観ていて違和感もないけれど、可もなく不可もなく…というのが正直な感想。NAOTOよりも、某有名ドラマに出演していたという富田望生さんの笑顔たっぷりで、何事にも全力な姿勢が感じられる存在感たっぷりな演技に、全キャストが支えられていたんじゃないかと思う。

人気声優と決して容姿の優れていない一般女性のシンデレラストーリーは、そううまくいきませんね。
必ず邪魔してくる輩がいるし、障害があまりに多すぎるのがいかにもドラマといったところ。
さすがに会社側もそう簡単に結婚を許すわけにいかないし、それを阻止する敵が多すぎる。
だからこそ2人の恋も余計に燃えると思うし、見ているこっちも感情移入して見てしまう。
でも美幸のお父さんの病気が心配だから、早く花嫁姿を見せてあげてほしいと見ていて思った。

傍から見ると、ありえない、合わないと思われるカップルだけど、お互いがお互いを思いあっていて、周りのことなんてどうでもいい。自分たちが幸せだからそれでいいという姿がとても素敵です。相手の立場とか、家族のこともきちんと考えている部分とか、結婚したあとの初々しい場面もいいなと思いました。実際にこんな出会い方があるんだなとか、逆美女と野獣の出会いがあったら素敵だなと思いながら見ているとワクワクどきどきさせてくれます。

何度も観ているというか、実際のストーリーを今回は富田望生が主人公ですごく注目していました。期待通りの、ドジっぷりと笑顔と”きれいではない”ルックスで、１話から応援したくなりました。鼻血が出るのも楽かったです。相手が声優という設定でしたが、こんな風に公園でプロポーズされるのは、ちょっと設定外でした。こんなにぐれていない真っすぐな純粋な子と大島みゆきがだいぶかけ離れている気もしました。美人からのいじめや皮肉にも笑顔で頑張るところが真っすぐで良いです。。