ブラックペアン

佐伯と、西崎の、理事長選が行われるなか、本当の医療というものを、理解し、佐伯に代わり、訴えかけた場面は、心に残りました。話し方が、とても力強かったのがすごく良かったです。当初は、権力に傾くようなイメージだったので、患者の命を救うことをメインに考えていたという人物だったので、余計に、好印象でした。

加藤さんの役は佐伯派なのか、西崎派なのかよく分からなかったのですが、最終的に佐伯派でスピーチをしてくれた時はとても嬉しかったです。
渋い演技がハマっていて安心して見れました。
嫌な役もハマっているので、いい人なのか分からず見るのが楽しかったです。

役作りに失敗したというか、池永という人物がどういう人物ということをちゃんと自分の中で考えて収録に臨んだのかなと疑問を抱くような中途半端な演技が目立った。特に第9話では展開の成り行きを左右するキーマンの一人だったが、表情が淡白すぎるし、単に無表情、不愛想な印象に過ぎず、自身の原点に立ち返りハッとしなければいけない表情も、今までの関係を断ち切って最終的な英断をするきっかけとなった場面でも全くよい演技ができておらず、この回は他の俳優陣が素晴らしく見ごたえがあっただけに一人浮いているというか物足りなさだけが残った。

あまり好きではないです。声もダミ声で個人的にはあまり聞いていたくない感じです。演技もそれほど上手には思えず、ちょっと浮いている感じがします。
威圧的な感じがして見ていて良い印象がなく、長く見ていたくないという印象です。

このドラマにはアナウンサー崩れのような演技素人が何人も出演していてドラマの仕上がりに冷や水をかけてますが、この人もその素人の一人。でも、いかにも日和見主義でその時々の強い者にくっついて美味しいおこぼれにあずかろうとする人物像を上手く体現できてると思います。ムチっと太った身体やテラテラした顔つきがいやらしいけど、それがまたあの役には合ってるのかもしれませんね。

単に脂ぎった権力者にしか見えません。偉ぶった演技をしてるようですが、裏権力を持つ悪い人にしか見えません。もう少し、ジャーナル誌の編集長は悪い人ではないので綺麗に演じても良いような気がします。どうしても俳優をやらなきゃいけないのかと疑問に思ってしまいます。

いまやいろんな番組で活躍している加藤浩次さんですが､ふだんテレビに映っているときもわざとらしいような感じがして嫌になります。ドラマでも､その作っている感じが感じ取られて､画面に映るとガクッとなります。どんな性格の人を演じているのかが､全然見えません。他の俳優さんが迫真の演技をしている中で､すごく浮いて感じられます。
役者は向いてないのではないでしょうか。