ブラックペアン

加藤綾子の演技、第1話から見ていますが、だんだん上手になってきました。当初はアナウンスのような棒読みで下手すぎると思って、出てくるたびに嫌悪感すら感じてきましたが、途中から意外に下手でもないような気がします。竹内涼真の迫真の涙の演技をそばで見ている加藤さんの演技もそれにつられて涙目になっていたし、黙っているだけの演技もなかなか上手でした。一番このドラマで成長されていると思います。

チャレンジ精神は認めるが、底が浅い演技。このドラマの主題の一つである医療機器の治験に携わる重要な役だが、雰囲気は「お水の人」の域から脱していない。特に第7話ではゲストキャストに絡む重要な役どころだったが、感情の起伏や思いを呑み込み、噛み殺したような複雑な表情が全くできておらず、視聴者の共感を十分呼び込むには力量不足が否めない演技で残念だった。

カトパンのルックスは可愛らしいし正直タイプです。ですが、今回はあまりにも酷い。大島優子や前田敦子が女優デビューした時よりもかなり酷いですね。「私は治験さえやってもらえればどっちでも良いんですけどね。」の台詞も嘘臭く聞こえてしまいます。

男をサラッと手玉にとる感じが本人の本性とかぶっている感じがしてはまり役だと思う。佐伯教授に対してのつれそうでつれないところも地でいく感じでおもしろい、演技自体はうまいとはおもわないがはまり役でラッキーだったのでは？悪役の様で渡海先生の役に立っておいしい役回りで憎めない。

この役は、原作にはいないオリジナルキャラらしい。だったら、必要かな？？？と思うくらいの演技力。アナウンサー時代の名残なのか、突然フジテレビのアナウンサーが喋り出した感が否めない。せっかくのシーンも台無しになるくらいの棒読みで残念でならない。

「一流が好きなので」というセリフが嫌味に聞こえてしまいます。泥臭い仕事をきれいにやっているのも無理があるように思います。腕を出して三つ星の店で食事をするのも違う商売の人みたいだと思うし、教授と並んでモニターを見ているほどの立場なのかと違和感がぬぐえません。

なぜ彼女が起用されたのか疑問。
何か企んでいそうな、美人で性悪な雰囲気は出ているが、演技が下手。
アナウンサー口調が抜けていないし、他の役者さんが素晴らしい人ばかり出ているため、彼女の演技の下手さが際立ってしまっている。
連ドラデビューとしては、彼女には荷が重い役どころだったのでは？

日曜劇場の枠は好きでブラックペアンも見ていますが、何故治験コーディネーター役に加藤綾子さんを採用したのかと思うぐらい、演技が下手でドラマから浮いているように思います。登場してくる時の歩き方も不自然だし、台詞回しも不自然です。出てくる度に興ざめしてしまいます。

演技は、アナウンサーそのままですね。ニュースの原稿を読んでいるとしか思えません。また、これは演出の問題かもしれませんがそもそも治験コーディネーターがどのような存在か、わからないまま演じているような感じがしてなりません。

発音だけははっきり聞き取りやすいけど、セリフというより何かをレポートしてるような言い回し。特に「し」と「す」の発音が耳障り。治験コーディネーターなら、もっと知的で聡明な雰囲気を出してほしい。いかにも裏取引してそうな下品なたたずまいは、演出なのかもしれないけれど、ドラマ全体の品格を損ねていると思います。

あまり期待はしていなかったのですが､意外と面白い人だと思いました。いったいどの派閥に与するのかわからない､コウモリのようにヒラヒラする役柄の感じがよく出せていると思います。なんだか､場合によっては色仕掛けも辞さない感じ､ドキドキします。

女優としてドラマに出演している姿を始めて観ました。バラエティ番組の司会では美人でも輝いていても、演技となるとイマイチでクレジットを観ないと「加藤綾子」とは思いませんでした。ドラマの進行上、まだ良い人なのか悪い人なのかわからないが、その微妙なミステリアスな役柄を演じるにはキャリアと演技力が不足している気がしました。もっとミステリアスな女優はいくらでもいると思います。少し残念です。