凪のお暇

高橋さんのさわやか笑顔の優しい素敵彼氏の役かと思いきや、実は心の中を素直に表現できないDV男的な要素をもったダメ男、という高橋さんイメージからは意外な役をうまく演じています。一見ものすごく嫌な男なのに、説明べた、変なプライドが邪魔して素直になれない、陰では凪のことを思って号泣…切ないけど、なんだか笑わせられる役です。

原作ファンとしてはイメージに合っていないの一言に尽きます。確かにかっこいいし若く見えるとは思いますが、もう少し若手を使って欲しかったです。あの歳で慎二のあの性格はもはや痛い。個人的には違う俳優さんにやってもらいたかったです。

慎二の元カノへの目線が力強くて、とても執着を表現できていると思います。大人として社交的な姿とは反対に裏では子どもみたいなヤンチャな姿になる、ギャップのある演技が魅力的です。凪に対してひどい態度をとるのに隠れて素直に泣いたりと、怖いけれど憎めない可愛いキャラクターを上手く演じていて高橋一生さんはすごいと感じました。

高橋一生さんの凪の元彼役は衝撃的でした。最初は、凪をいい風に使って別れたら興味も何もないのかと思ったのが、実は凪の事が大好きで素直に愛情表現が出来ないダメ男で、凪に会いに行っては、傷付け、拒否され、号泣しながら帰るという設定で、号泣しているシーンは、笑ってしまいます。高橋さんの新しいジャンルのキャラが増えたなと思いました。素直になれば上手くいくのにの一言につきます。目が離せません。

怖い、すごい怪演ですね。くるくる変わる表情に振り回されっぱなしです。貼りついたような人に媚びるような笑顔と笑っていない目も幾重もの感情を１つの顔に集約させたアンバランスな表情にこちらが参ってしまいそうです。

原作を読んでいて、いつもヘラヘラしているけど実は凪ラブ！な彼氏役がハマっていて正に実写版慎二でした。世渡り上手で口が達者なシーンも営業マン！って感じが出て良かった。最後、スナックで号泣してた慎二の姿を凪に見せたい。

様々な役柄を器用にこなす役者さんですが、今回の役もまたミステリアスです。一見、人付き合いもうまく、人生を軽やかに生きているように見えるのに、実際の心の中をさらけ出すことができず不器用。そんな難しい役柄をうまくこなしつつ、今後どう変化していくのか、または変化しないのか、謎を残しているところが、うまいなあと感心してしまいます。

高橋一生の魅力が最大限に生かされているドラマだと思いました。主人公のことが本当に好きなのに、高圧的で押し付けがましい態度をとり、相手を追い詰める、性格に難がある男をものすごく魅力的に演じており、視聴後、感動すら覚えました。

いつもの爽やかな高橋一生さんのイメージがことごとく覆されました。ねじ曲がった愛情表現しかできない役を満面の笑みで表現されているシーンは鳥肌モノです。相手に合わせてコロコロ表情を変えて、誰よりも空気みたいなフワフワした役を演じられてすごい！としか言えません。

あの柔らかい笑顔から豹変する目は恐ろしいです。高橋一生さんの見開いた目は少し異常な性格をよく表現していると思います。凪と部屋にいる時は威圧感がよく出ていたのに、どこか自然に見える演技で不思議な印象を持ちました。

究極のツンデレ誕生！という感じでした。
最近は主役、悪く言うと普通の人間役が多かったので、ファンとしてはちょっと問題のある人間役で嬉しいです。
高橋さんもどこか楽しんで演じているような気がします。
原作のキャラクターにどこまでなりきれるか、その点をこれからも見ていきたいです。

会社のみんなには内緒だけど、二人の時には優しい彼氏。と見せかけて、影で同僚に「付き合ってるのは、あっちがいいから」とひどいことを言ったり、引っ越し先に押しかけて、ディスったり、いきなり体を求めてきたり。なんて酷い奴だ！と思わせてからの、すごく好きだったと、バーで本気泣き！もう、彼に対する自分の中での評価が第一回だけでも、コロコロ変わって、すっかり振り回されてる。見終わった時には、彼がかわいく思えて、もっと見たくなってしまって、すぐにもう一回見た。再度見ると、彼の繊細な演技が更にわかってきて、さすがだな～とため息。この賛否両論ありそうな人物のキャストが髙橋一生さんで大正解だったと思う。

めちゃめちゃ最低な彼氏だな！と思わせてからの、最後のバーで大号泣はズルすぎました（笑）好きすぎていじめてしまうタイプの男性なのでしょうか？なんでも完璧そうな高橋一生さんが演じるからこそ、そのギャップにグッときました！

高橋一生さんの二面性のある役の演じ分けに驚かされました。
さわやかで仕事ができて、会社ではみんなの人気者。
冒頭ではそういった印象を受けました。
しかし、ドラマが進むに連れて実は腹黒くて辛辣な言葉を平気で言ってしまうという面が出てきましたが
とても自然に演じ分けていました。
笑顔と一口に言っても、営業の時のさわやかな笑顔と、主人公に対する軽蔑の笑顔は全然違うものでした。
これだけ様々な表現が出来るのはすごいなと思います。

すごく嫌なヤツと思って憤慨しながら見ていました。女性を性の道具としか思っていない、あの言動。役なのですが「高橋一生」さん本人を嫌いになりそうなぐらい、目つきも下劣だった。でも終盤に、いきなりの大逆転。もう少し素直に好きな思いを表現できないのかな、プライドが高いなと、ちょっと可哀想な、気の毒なキャラクターに思えてきまた。

人を見下す役がなんて似合うんだろうと思いました。時には恐ろしく冷たい目で相手を突き放す演技がとても素晴らしいです。この役柄は自分の気持ちをうまく表現できず不器用で見ててイライラしてしまいますが、共感もできます。

とにかく怖かったー。目が笑ってないし。自分が彼女ならメンタルが崩壊すると思う。とにかく離れて！と思ってしまった。なのにフラれると一転バーでボロ泣き。それでも信じられない自分がいて、二層も三層も仮面をかぶっているような演技に釘付けです。

イライラするやつ！！自分のことしか考えてない男だなー！なんだかんだで凪のことが好きなようなのに態度は最悪。いい年して素直になれないのはダサイ！
高橋一生がスーツ姿だと前作の東京独身男子の太郎くんとかぶるんだけど、太郎くんはこんな嫌なやつじゃないよ！

ざらざらとした違和感というか、悪い奴というよりも嫌な奴の雰囲気がよく出ています。ラストの方で実際には凪を強く愛しているような描写になっていますが、だからといって同情心は起きないし、むしろバカなのかこいつは、と思ってしまいます。高橋さんって本当にこういう奴なのではと思わせるほど、リアルな演技力です。もっとぼんやりした人という印象だっただけに、さすが演技派だと感心します。

まだ一話だけどなんかものすごい裏表のあるキャラでちょっと怖かった。凪が倒れたのを見てる顔とか職場の女の子と話したあとの真顔とか...でも凪のことただの体目当てかと思ったら実は泣くほど好きとか意味不明。会社で皆に好かれる出来る男と凪に執着してるやばい男の差がほんと怖い。高橋一生さん裏表のある感じ上手すぎ。