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脚本・ストーリー 4.3 /5.0(86.4%) | 136位 /1087件中 |
キャスト 4.6 /5.0(91.6%) | 135位 /1087件中 |
演出 4.4 /5.0(87.4%) | 106位 /1086件中 |
音楽 3.9 /5.0(77.8%) | 261位 /1087件中 |
感動 3.4 /5.0(67.4%) | 360位 /1082件中 |
笑い 3.9 /5.0(77.8%) | 133位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.6 /5.0(72.6%) | 293位 /1079件中 |
初見では、コメディタッチのドラマかと思ったが、主人公が過去に犯した出来事により伏線が貼られ、話が進むごとにその伏線に迫っていくという、通常の刑事ドラマとは違ったストーリーであったため、刑事ドラマという視点ではないドラマの見方ができた。
犯人の理由が切なすぎて、他のドラマとは違う後味です。シリアスとコメディーが上手く噛み合った良いドラマでした。
キャラクターが良かったです。役者さんの演技が上手かったのか、みなさんハマり役ばかりだなと思いました。一番はやっぱり弓神と羽生のコンビ。羽生が毎回、負犬くんとか見栄はるくんとか変なあだ名をつけられて、いじられるのが好きでした。弓神と菅能も面白かったです。菅能のケリがどんどん過激になってましたね。最終回で弓神が柱時計に激突するシーンは爆笑でした。ゲスト出演者も豪華で、一番インパクトがあったのは下着泥棒役の斉藤さんです。取り調べのシーンがコントみたいでした。キャラクター同士のやり取りが面白くて、暗くて悲しい事件が起こっても、最後には必ず面白かったと思える作品でした。
1話完結のながれで来ていたのに、途中でヒズミの過去が弓神と交差するような展開。
途中で、これはヒズミがやらかした事件だな、とネタバレを感じ始めてからは見ている側として失速した気持ちになりました。
シリアスか、笑いか、どちらをとっていればもう少し展開もよかったのでは、と思います。
ヒズミを演じた山本美月さんは良かったです。モデル出身だけに、心を病んでいる役どころは難しかっただろうと思います。最終回ではかなり気迫迫ったヒズミを演じ、それなりに少女時代の苦しみやフラッシュバックを演じきれたのでは、と。まだまだ若いので伸びしろはあると思いました。
一方で、主役のはずの弓神刑事こと、浅野忠信さんが・・・うーん、ゆるくいい加減な刑事としての役どころはピタリとくるのですが、それ以上の役どころが展開できていなかったと思う。ヒズミを思い事件の隠蔽をしているが、ただただ一生懸命に何かを隠している「おじさん」にしか見えなかった。
ロイコ事件がキーになっているだろうということは予想できていましたが、まさかゆがみが手を加えていたとは思わず、ビックリしました。こんなストーリー展開になるなんて・・・。羽生とゆがみの掛け合いも笑いが含まれていて面白かったし、毎回観ていても飽きのこないドラマでした。
真面目な羽生が反発しつつも弓神のずる賢さや抜け目なさを真似たりとりいれたりして刑事として成長していく様が面白い。当初は出し抜かれるばかりだった彼が、最終的には弓神を出し抜いて事件を解決に導く話もあり、登場人物の成長がみてとれる。
最初は1話完結の刑事物かなと思い出ながら見ていたんですが、ロイコ事件の辺りからすごく面白くなりました。今までのストーリー上で、謎という程でもないけどちょっと気になっていたことが、過去の事件と繋がっていることが分かって、ゾクゾクしました。サスペンスとしてストーリーをすごく楽しめます。
なんといっても弓神役の浅野忠信さんと羽生役の神木隆之介くんの配役がすばらしいです。
一般的にシリアスになってしまいがちな刑事ドラマですが、W主演のお二人の演技とは思えないほど、自然な掛け合いがとても微笑ましくて、自然と弓神と羽生に親近感を覚えてしまいます。
今クールのドラマで1番好きで、1番終わってしまうのが寂しいのが刑事ゆがみです。
11歳の子どもが犯人という展開、しかもナイフで刺すという衝撃的な犯行に、かなり驚きました。確かに、お父さんと、お父さんとの思い出を奪われたのは悔しくて悲しくて、貝取が憎かったのだろう。お父さんをかえして、と泣く彼女を見て、本当に切なく泣きそうになりました。子役の演技も素晴らしかった!
でも…それでも、「私は悪くない」とは言わせないで欲しかった。ナイフじゃなくてもよかったんじゃないか。
好きなドラマですし、今回もユガミと羽生くんの掛け合いもよかったし、さらにユガミのみづきちゃんを抱きしめるシーンや表情はすごく好きだし!決して面白くないわけじゃないのですが、今回は少ーしモヤっとしたものが残りました。
あ、貝取役の真剣佑さんも、いい仕事してました〜!
すごくおもしろいです。刑事もののドラマは大好きでよく見ますが、浅野忠信さん演じる弓神と神木隆之介さん演じる羽生のコンビが、お互いの弱みを握ってやり合ったり、だましあったりと今までにないバディものだと思います。二人で悪いノリでやり合いながらも事件の真相に辿り着き、犯人の心の奥深くまで入り込んで、犯人や刑事、そして見ているこちらの心までヒリっとする結末に毎回ぞわぞわしています。
最初はゆがんでる刑事役・浅野忠信と真面目な役・神木隆之介とのデコボココンビが面白くて見ていたが、徐々に見飽きてきたというか、なんか実際にはそこまでデコボコしてなくて、つまらなくなってきた。もっと浅野忠信はゆがんで欲しいし、もっと神木隆之介とぶつかってほしい。
『弁護士のくず』で有名な漫画家、井浦秀夫の連載中の漫画原作であるこのドラマですがキャストが浅野忠信と聞いたとき何か原作と違うイメージがありましたが、ドラマの役は意外とあっていました。相棒役が神木隆之介ということで若すぎる感もありどうかと思いましたが僕らの知らぬ間に神木君も大きくなっていました。(実年齢は24歳だそうですが未だに妖怪大戦争やSPECのイメージがあり、見た目も若く見えます)ストーリーの内容も予想できないような展開が見られ、なかなかおもしろいです。あと映像全体にグレー掛かった印象があり暗く謎めいた印象を増幅させます。
そして刑事の同僚役に川谷拓三さんの息子、仁科貴さんが出ているのが渋いです。(逮捕からはすでに復活したようです。)また、杉咲花さんが髪をおろして(乱して)いる姿がギャップがありかわいいです。中川大志はいつみても男前です。ただ、寺脇康文の白髪がわざとらし過ぎるように感じます。
あまり期待していなかったのですが、浅野忠信さんが想像以上に良いと思います。一見すると、名前のとおり『適当』ですが、犯人だけでなく、バディの神木隆之介さんに対しても、心の動きまで細かく観察していて、刑事役としても俳優としても、さすがだなと思います。
40代の女性の恋心がなんとなく切なかったです。浅野さんと神木さんのずれているコンビ感、それでいて浅野さんが事件解決になにげなく誘導しているところ、そこに前回と違って女性的な部分も見せる稲森いずみさん演じる菅能理香が絡んでいて面白かったです。
ストーリーが進むにつれて新たな事実が明らかになっていき、予想とは違う結末になる展開が好きです。年上の女性教師が浮気をして彼が逆上して事件が起こったのかと思ったら、女性なりに彼のことを考えて取った行動が悲劇を生んでしまった・・・という展開は最後まで見ないと真実が見えてこないため目が離せず、真実が明らかになった時には、少し切なくなりました。
意外に面白かったです。
ゆがんでいる刑事・浅野忠信と正義感の強い神木隆之介のデコボココンビが事件解決するストーリーです。
浅野忠信のあり得ない行動が逆に面白かったり、今回も女子大生が犯人だと思ってたけど、駅員さんの杉咲花だったりと意外に犯人が予想付かなくてヨカッタです。
全体的に、映画のような画面で暗く見えるけれど、刑事ふたりのキャラクターやセリフまわしには軽さがあり、かえってその暗さが効果的に見えました。
それに、虹の色がとても鮮やかに見えて、雑多な駅の構内や犯罪に堕ちていく犯人(痴漢やヤラセ少女たち含め)と対照的なもの、あるいはその中にあると思いたい希望みたいなものの象徴なのかと感じました。
ストーリーは、突飛で特殊な事件でもなく、派手なアクションがあるわけでもないけれど、登場人物にそれぞれの背景があり、その説明もくどくなくて良かった!面白かったです!
刑事ドラマではあるのだけれど誰が犯人なのかわかり易いのが微妙でした。登場人物から犯人が特定できる推理ものは正直しょぼいと感じます。ただし犯人への対応、見苦しくない程度の犯人の言い訳など、悪くない部分もあります。
浅野忠信さんがドラマ主演するのがすごく珍しく、見た目はひょうひょうとしているけど人間観察が鋭くて人が見ていないところをしっかり見て事件に関る本質を見抜く能力が長けている刑事の雰囲気を自然に演じていて当たり役だなと思いました。