女囚セブン

剛力彩芽より、安達祐実を主役にすればよかったのに…と思うほど演技力も存在感もずば抜けています。安達祐実がいなかったらこのドラマは見るのをやめていたと思います。今後このドラマがどうなっていくのか楽しみです。

今回の役柄は一見面倒見の良い人で、新人女囚の剛力さんに優しく接していたが、実は新人いびりの張本人であったと言う裏を持つ役どころもさすが女優歴が長いだけあってか見事に演じられています。希望して刑務所に入りたいという複雑な人間の心理や裏表を、奥深くまで表現できる女優さんの一人です。可愛い風貌とは裏腹に、ただ単純に可愛いだけの女の子の役ではなく、裏があったり複雑な家庭の役であったり、難しい役どころも演じ分けが出来るのはやはり芸歴の長さと天性の感覚の良さが感じられます。

主役のセリフがあまりないから脇役がみんな際立ってると思う。特に安達祐実ちゃんはさすが！ベテランの域に達してるので安心して見ていられる。みんな腹に何か隠し持っているが、安達祐実ちゃんの正体が非常に気になる。

流石にかつては天才子役と言われただけあって、大人になってもその演技力は衰えを知りません。ドラマ上で主人公（神渡琴音）に優しく接しながら、裏の顔を持つという役柄を見事に演じていると思います。今回のドラマのキーマンになる役柄と思いますので、ストーリーが進行していく中で表情や言動がどの様に変化していくのか見ものです。