屋根裏の恋人

ちょうど主人公にあった品の良いおばさんといったルックスはピッタリだったのですが、演技力が落ちたように感じました。
不倫をしてしまうような妖艶な部分がもっとあったら入り込んでみることが出来たと思いました。

演技が嘘くさかったです。セリフが棒読みで、すごくお芝居って感じがしました。
今井翼とのシーンや、三浦理恵子とのシーンで、自分の思いや理論を語るところは、自分の言葉に酔っている感じがしてイラっとしました。でも見てしまうのでわざとあのような演技をしているのかもしれません。
でも、私は好きではありません。

声は可愛いなと思ったのですが、華がないのに、華のある主婦役でちょっと見苦しい感じがしました。
敵役の三浦理恵子が可愛くて華がある対比の役なら、疲れた主婦役という設定だけでいいのではなかったかなと思いました。
セレブ妻というには、美しさが足りない。その設定だけだけなければ、いいキャスティングだったとは思います。

この人の演技を見ていると、20代の頃の演技と全然変わってなく、成長していない感じがします。セリフの言い回しも抑揚がなく、なんだか棒読みって感じがしました。今回の不倫する役にはあってなさすぎです。まだ肝っ玉かあさん的な役のほうがよいのかなと思いました。

久しぶりのドラマ出演だと思うのですが、この人、こんなに棒読みだったっけと思わせるほど、演技が下手に見えます。難しい役どころなのかもしれませんが、セリフ全てが棒読みに聞こえて、不倫をするようなミステリアスな女性には見えなくて、内容が全く入ってきません。

久々のドラマ出演という事で、以前のような輝きはなくなってしまっていて残念でした。
まぁ、今回のような一般的な主婦という役ならいいのかもしれませんが演技もヴィジュアルも衰えが悲しかったです。
今井翼さんとのベッドシーンも年齢差があまりに目立ちました。

私の中で石田ひかりさんは「あすなろ白書」のイメージで止まっていたので、この役はどうなんだろう？と思いましたが、今回のキャスティングで一番適役！と思いました。さすが、主婦で子育てもしてらっしゃるので、リアリティがあり、久々の復帰感もより役を引き立たせている気がします。

どこにでもよくいそうなセレブな主婦で幸せオーラたっぷりだけど、今の生活に満足していないような雰囲気がでています。こういう流されやすそうな人が友人に妬まれたり、姑から意地悪されたり、よってくる男にひっかかたりするんだろうなという感じを出していてすごいです。過去にどんなことがあって、これから不倫することになるのか？とドキドキしながら見られる役です。

夫のスーツのポケットにイヤリングを発見した時の何事もなかったような対応と、衣香の中に潜む感情。その対比が素晴らしかったです。心の中では、（世の中には、妻に挑戦状を送り付ける浅はかな女も存在する。）と思っているのに、夫の嘘に気づかないふりをする姿は見事でした。

久しぶりにひかりさんの演技が見れて嬉しく昔と相変わらず、可愛くて好きですが、演技が90年代のままだなと感じます。美しさと、可愛いらしさと、情熱さは感じられますが、演技の幅を広げて、路線変更していって欲しいです。

昔はあまり好きなタイプではありませんでしたが、今回久しぶりに見ておもしろかったです。

ちょっと顔が疲れてる感じとか、幸薄い感じが役作りなのか本当にそんな感じなのかは分かりませんが、この役にすごくぴったりだと思いました。

久々に見たので若いころのイメージが強すぎるからかもしれませんが、シリアスな役が合ってないのか役に成り切れてないのか違和感だらけでわざとらしい演技に見えました。屋根裏に元恋人が潜んでるのに緊張感もまったく伝わらない表情でつまらなかった。

久しぶりのドラマ出演で楽しみにしていました。
実際に主婦をやっているだけあって、リアリティーもあり、
屋根裏に元カレがいるとわかった時の戸惑う表情などがとても良かったです。
お金持ちでも控えめな感じの主婦の役がピッタリはまっていると思います。