『後妻業』での木村佳乃 (武内小夜子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
木村佳乃 (武内小夜子役) は 「2019年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
そういう役で仕方ないとはいえ、下品な大阪弁と箇所がださく感じた。時折見せる真面目な顔、最後詐欺師に惚れそうになるシーンも下品だった。演技が下手なのか大胆なのかわからないけど、いちいち癪に触るキャラだった。
女優のしゃべる関西弁は、どうにも受けつけないことが多いが、木村佳乃の関西弁は、違和感なかった。立ち居振る舞いや言い方一つで、主人公の苦労してきた背景とかを見事に表せていた。お金大好きな、ともすれば嫌われてしまう役柄を、あんなにチャーミングに演じれたのは良かった。
関西弁も流暢で関西人の特徴をよくとらえていてすごく上手かった。正直期待はしていなかったが、見ていくうちに次回が気になりどんどんはまっていった。気が強くて口が達者で、でもたまに見せる寂しげな表情も抜群によかったです。
リアルでは絶対に吸っていないであろう煙草をパカパカとふかし、時には両足をだらしなくパカパカと開閉させたり、とことん小夜子を演じきった木村佳乃さん、本当にお疲れ様でしたという気持ちです。アルト気味の声質も図太くしたたかな後妻業の女にはピッタリハマっていたような気がします。
木村佳乃のテンションの上げ下げが激しい 大阪のおばちゃん感が最高に振り切ってて ひよっこのお母さんイメージからの振り幅に ギャグかなって思えて話に関係無く笑えてしまった。 細いからついにキャリーケースにまで入るという 見事な女優魂!
初めはオーバーな関西弁に耳が違和感を覚え、イントネーションに失礼ながら苦笑いしていたが、回を追うごとに慣れてきた。わざとオーバーにしているのかどうなのか。本当に最近気になる。濃いめのメイクもセリフと合い吉本新喜劇みたいで良かった。
普段は上品な奥様役などが似合う方ですが、派手な衣装と絶妙に似合っていない髪型、わざとらしい関西弁で小夜子の下品さと胡散臭さをしっかり表現していたと思います。単なる品のない悪女ではなく、朋美と言い合いをする時などの小学生みたいな子供っぽさも老人には魅力なんだろうな感じさせる可愛らしさがあったのも良かったです。
先日の、柏木のオフィスに行ったときに付けていた短い前髪のウィッグとワンピースのダサかったこと、似合わなかったこと。でもあれが逆に、小夜子という人物らしさを際立たせていたんですよね。大口開けてわらったり変顔したりするよりも、あのお金がかかってるのに悪趣味であか抜けないファッションが、後妻業の小夜子という女性を如実に表してるような気がします。ストーリー展開は学芸会レベルのお粗末なシナリオですけど、小夜子は人間臭くてなんだか妙に魅力的です。
木村佳乃の関西弁が板についていました。木村多江との掛け合い漫才のような非難の応酬は笑えました。 そうかと思えば、中瀬に空気入りの注射をして殺害するときの冷徹な表情と、幼少時に親に捨てられ施設に預けられ、男に騙され借金の肩代わりで風俗業に運命を委ねた不幸な過去のせいか、拝金主義者になってしまった自分への良心の呵責なのか、自分の「夫」が亡くなった後に、ふと見せた寂しげな憂いを含んだ表情との落差も見事に演じていました。
あの関西弁は頂けませんね!わざとたどたどしくしておられるのだったら恐縮ですが、イントネーションもへんですし、嘘で固めた役の様なので、関西弁も偽装の内と言うのなら、納得ですが、そうでなければ、役者さんのイメージダウンですね。
デフォルメされ過ぎた態度とエセ関西弁が鼻について、ストーリーに入っていけない。 ちょっと下品すぎて魅力が感じられない。 朋美との掛け合い漫才的な会話も、面白さを狙ったのかも知れないが全く面白くない。 関西人の笑いをわかってないと思う。
大阪のおばちゃんのどぎつさ、かつ後妻業としてやっていける美しさを完璧に兼ね備えた演技だったと思う。何がいいって、木村多江をおちょくる時の表情、おどける感じが何とも良い味が出ている。普段は悲しみを他人には見せないあの情緒溢れる演技がエロスをより一層感じさせた。名演技。
豪快ではっきり物を言い、やっていることは滅茶苦茶だけど、何処か人を惹きつける魅力があると思いました。時折見せる寂しそうな表情や男性に見せる優しい顔、どれが本当なのか、小夜子という女性が気になってしょうがないです。相手の男性達は、子供に相手にされず寂しかったと言っていたと言う言葉には、考えさせられました。自分もそんな思いをさせているかもと思いました。
木村佳乃さんの従来からのイメージを脱却するような役どころですが、彼女の上品さが仇になって、役柄の下品さやえげつなさ、そしてどことなくにじみ出る哀しさが演じ切れていないと思います。汚い関西弁を操って演じている姿には努力賞を差し上げたいとは思いますが、後妻業を生業として生きていく『えげつない』女にはちょっと遠い感じがしました。
表情ひとつで感情がわかりやすく、いい演技だと思いました。わざとらしい大阪弁がよく似合っていて、話し方が面白かったです。悪女に見えて、実は本当はいいオンナなのかなぁと思わせるようなところが良かったと思います。
金の亡者で下品なのに、最後のところでは人情があるのでは…と信じたくなる、小夜子役の役作りがすごく上手いです。朋美に対しポンポン言い返していても、相手が泣いていると、オロオロ話を打ち切ったりと、どこかいい人の面を持ち合わせている雰囲気が、木村佳乃の演技力だと思います。
回を追うごとに大阪弁がいよいよ流暢に完璧になっていきますね。手の動かし方や歩き方、喋り方もいかにも大阪の厚かましいガチャガチャした品のない女性そのまんまで、上手いなあと感心します。タイトスカート姿で、大股開いてヒザをピンと伸ばしたまま仰向けにひっくり返るシーン、あのワンシーンは特にお気に入りです。何がってわからないけど、あれだけで大阪人のすべてを表してるような気がしましたよ。
小夜子が欲の皮が突っ張っているだけかと思いきや、年老いた夫の気持ちを汲んでの自殺幇助という先が見えてきて、こういう深みのある役だからこそ、木村佳乃が演じている甲斐があるのだなぁと、感じ入りました。流している涙がとても綺麗で、悪女だということを忘れそうになりました。
大阪弁もますます流暢になってきて、次のターゲットである見合い相手のボケたおじいさんとの会話でのツッコミも、リズムもタイミングも抜群ですね。登場人物がタバコを吸うシーンがあるドラマって最近見かけなくなりましたが、後妻業での木村佳乃さんがタバコを吸う様子は、なんかカッコ良いなと思いました。
本当に演技が上手くて、どんな役もこなしてしまう女優さん。ここ最近はシリアスだったり、悪女な役が多い気がしますが、決して悪女のイメージはつかない。バラエティーなどではありのままを見せてくれるからなのかな?今回のドラマではケバい衣装や化粧が多いのに綺麗だなと思ってしまいます。
早口で喋る大阪弁にもますます磨きがかかって面白い。ただ時々、今時そんな大阪弁喋る人いないでしょ、というセリフが出てくるのが玉に瑕な感じ。例えば「よろしゅう」なんて、小夜子の年代の人ならいくらディープな大阪人でも使いません。耕造を思い出して涙を流したり、時々ウェットな感情が湧き上がってきてるような表情を見せますが、後妻業の女らしく、もっと徹底的にドライな人物像に徹してほしいかも、というのは個人的希望です。
ついに夫殺しをしてしまう時、すごくシリアスだったのに、一転してすぐ葬儀代の話を始める、そのわざとらしいくらいの気持ちの切り替えの演技が良かったです。「嘘くさい」だけでなく、実は裏に事情が隠されている、と思わせてくれる上手さだと思います。
はっちゃけた演技が凄くいい。時々変顔をしたりして、本人も楽しんで演じてそうだと思った。派手な格好をして、関西弁で言いたい事をズバズバ言うのが意外にも凄く似合っている。 一昔前の漫画から出て来たみたいな、ベタな感じのお芝居が面白さを倍増させていると思った。
役に没頭しているというか、必死で大阪弁の柄の悪い中年女になりきろうとしている努力は伝わってきますが、大声を張り上げて言い合いをするシーンでは、あまりにも下手過ぎる大阪弁が余計に際立ってしまい、熱演が逆に空回りしている印象です。演技が下手という訳ではなくて、ミスマッチというか…頑張りすぎて痛い演技になってしまっていると思います。
「あなたには渡さない」で芯の強い女を演じて、あのテの型にはまった役はこなせても本作の場合木村佳乃には難しすぎるんじゃないだろうか。あの特有の「大阪テンポ」はほとんど表現できておらず逆に滑ってる感が大きい。大阪弁の出来も論外だがアクションもしっかり乗り遅れてる。がんばれ!
関西弁のやばい女がとても似合っていて、カツラとメイクで雰囲気が変わるのでさすがだなと思います。笑い方がとてつもなく豪快で、見ているこっちがつられ笑いしてしまうほどの迫力で、とてもよかったです。お金が大好きな感じがとてもいいです。
人ってあんなにも印象が変えられるもんなのだろうか。あれが演技力というものなら評価は高くなるのかも知れないが、私は受け付けないなーと思ってしまった。口が大きいのも痩せすぎなのもいつもは全然気にならないのにこのドラマの中では下品きわなりなく、木村さんそのものまで嫌いになりそうで怖い。
ニヤっと嫌みたらしく笑う表情が、下品で金に汚い感じがよく表れていて良かったと思います。また、ニコニコ笑顔から急に真顔になったりと、表情の移り変わりの落差がすごいのに、とてもリアルな感じで演技が上手いなと思いました。
ドラマのあらすじをなんとなく知っていたので木村さんが主役だと知っておどろきました。予告動画が公開された時は「…あちゃー(ミスキャスト?)」と思いましたが、実際に始まったドラマの本編を見ると予告で感じた違和感もなく、また役柄にもピッタリはまっていて大変驚きました。演技やキャラクターの幅の広さに感服いたしました。
東京出身という事で話した事がない独特な発音をする関西地方の方言セリフに違和感を抱くものの、後妻業という怪しく胡散臭いイメージと、主人公の武内小夜子の計画性が全く無く、がさつな性格を感じさせるにはピッタリ合っていると思う。
絵にかいたような典型的な大阪人を、抜群のセンスで演じておられますね。木村さんの綺麗な顔からコテコテの大阪弁が飛び出してくるのを見てるだけでも面白い。何より美人でスリムなプロポーションなので、ド派手な大阪ファッションをしていてもなんだか良い感じに似合ってますけど。ドレッサーの前でウィッグをパパっと雑に(?手早く)つけるシーンとか、「いかにもああいう女性がやりそう」という立ち居振る舞いが面白くも見ごたえあります。
そういう役で仕方ないとはいえ、下品な大阪弁と箇所がださく感じた。時折見せる真面目な顔、最後詐欺師に惚れそうになるシーンも下品だった。演技が下手なのか大胆なのかわからないけど、いちいち癪に触るキャラだった。
女優のしゃべる関西弁は、どうにも受けつけないことが多いが、木村佳乃の関西弁は、違和感なかった。立ち居振る舞いや言い方一つで、主人公の苦労してきた背景とかを見事に表せていた。お金大好きな、ともすれば嫌われてしまう役柄を、あんなにチャーミングに演じれたのは良かった。
関西弁も流暢で関西人の特徴をよくとらえていてすごく上手かった。正直期待はしていなかったが、見ていくうちに次回が気になりどんどんはまっていった。気が強くて口が達者で、でもたまに見せる寂しげな表情も抜群によかったです。
リアルでは絶対に吸っていないであろう煙草をパカパカとふかし、時には両足をだらしなくパカパカと開閉させたり、とことん小夜子を演じきった木村佳乃さん、本当にお疲れ様でしたという気持ちです。アルト気味の声質も図太くしたたかな後妻業の女にはピッタリハマっていたような気がします。
木村佳乃のテンションの上げ下げが激しい
大阪のおばちゃん感が最高に振り切ってて
ひよっこのお母さんイメージからの振り幅に
ギャグかなって思えて話に関係無く笑えてしまった。
細いからついにキャリーケースにまで入るという
見事な女優魂!
初めはオーバーな関西弁に耳が違和感を覚え、イントネーションに失礼ながら苦笑いしていたが、回を追うごとに慣れてきた。わざとオーバーにしているのかどうなのか。本当に最近気になる。濃いめのメイクもセリフと合い吉本新喜劇みたいで良かった。
普段は上品な奥様役などが似合う方ですが、派手な衣装と絶妙に似合っていない髪型、わざとらしい関西弁で小夜子の下品さと胡散臭さをしっかり表現していたと思います。単なる品のない悪女ではなく、朋美と言い合いをする時などの小学生みたいな子供っぽさも老人には魅力なんだろうな感じさせる可愛らしさがあったのも良かったです。
先日の、柏木のオフィスに行ったときに付けていた短い前髪のウィッグとワンピースのダサかったこと、似合わなかったこと。でもあれが逆に、小夜子という人物らしさを際立たせていたんですよね。大口開けてわらったり変顔したりするよりも、あのお金がかかってるのに悪趣味であか抜けないファッションが、後妻業の小夜子という女性を如実に表してるような気がします。ストーリー展開は学芸会レベルのお粗末なシナリオですけど、小夜子は人間臭くてなんだか妙に魅力的です。
木村佳乃の関西弁が板についていました。木村多江との掛け合い漫才のような非難の応酬は笑えました。
そうかと思えば、中瀬に空気入りの注射をして殺害するときの冷徹な表情と、幼少時に親に捨てられ施設に預けられ、男に騙され借金の肩代わりで風俗業に運命を委ねた不幸な過去のせいか、拝金主義者になってしまった自分への良心の呵責なのか、自分の「夫」が亡くなった後に、ふと見せた寂しげな憂いを含んだ表情との落差も見事に演じていました。
あの関西弁は頂けませんね!わざとたどたどしくしておられるのだったら恐縮ですが、イントネーションもへんですし、嘘で固めた役の様なので、関西弁も偽装の内と言うのなら、納得ですが、そうでなければ、役者さんのイメージダウンですね。
デフォルメされ過ぎた態度とエセ関西弁が鼻について、ストーリーに入っていけない。
ちょっと下品すぎて魅力が感じられない。
朋美との掛け合い漫才的な会話も、面白さを狙ったのかも知れないが全く面白くない。
関西人の笑いをわかってないと思う。
大阪のおばちゃんのどぎつさ、かつ後妻業としてやっていける美しさを完璧に兼ね備えた演技だったと思う。何がいいって、木村多江をおちょくる時の表情、おどける感じが何とも良い味が出ている。普段は悲しみを他人には見せないあの情緒溢れる演技がエロスをより一層感じさせた。名演技。
豪快ではっきり物を言い、やっていることは滅茶苦茶だけど、何処か人を惹きつける魅力があると思いました。時折見せる寂しそうな表情や男性に見せる優しい顔、どれが本当なのか、小夜子という女性が気になってしょうがないです。相手の男性達は、子供に相手にされず寂しかったと言っていたと言う言葉には、考えさせられました。自分もそんな思いをさせているかもと思いました。
木村佳乃さんの従来からのイメージを脱却するような役どころですが、彼女の上品さが仇になって、役柄の下品さやえげつなさ、そしてどことなくにじみ出る哀しさが演じ切れていないと思います。汚い関西弁を操って演じている姿には努力賞を差し上げたいとは思いますが、後妻業を生業として生きていく『えげつない』女にはちょっと遠い感じがしました。
表情ひとつで感情がわかりやすく、いい演技だと思いました。わざとらしい大阪弁がよく似合っていて、話し方が面白かったです。悪女に見えて、実は本当はいいオンナなのかなぁと思わせるようなところが良かったと思います。
金の亡者で下品なのに、最後のところでは人情があるのでは…と信じたくなる、小夜子役の役作りがすごく上手いです。朋美に対しポンポン言い返していても、相手が泣いていると、オロオロ話を打ち切ったりと、どこかいい人の面を持ち合わせている雰囲気が、木村佳乃の演技力だと思います。
回を追うごとに大阪弁がいよいよ流暢に完璧になっていきますね。手の動かし方や歩き方、喋り方もいかにも大阪の厚かましいガチャガチャした品のない女性そのまんまで、上手いなあと感心します。タイトスカート姿で、大股開いてヒザをピンと伸ばしたまま仰向けにひっくり返るシーン、あのワンシーンは特にお気に入りです。何がってわからないけど、あれだけで大阪人のすべてを表してるような気がしましたよ。
小夜子が欲の皮が突っ張っているだけかと思いきや、年老いた夫の気持ちを汲んでの自殺幇助という先が見えてきて、こういう深みのある役だからこそ、木村佳乃が演じている甲斐があるのだなぁと、感じ入りました。流している涙がとても綺麗で、悪女だということを忘れそうになりました。
大阪弁もますます流暢になってきて、次のターゲットである見合い相手のボケたおじいさんとの会話でのツッコミも、リズムもタイミングも抜群ですね。登場人物がタバコを吸うシーンがあるドラマって最近見かけなくなりましたが、後妻業での木村佳乃さんがタバコを吸う様子は、なんかカッコ良いなと思いました。
本当に演技が上手くて、どんな役もこなしてしまう女優さん。ここ最近はシリアスだったり、悪女な役が多い気がしますが、決して悪女のイメージはつかない。バラエティーなどではありのままを見せてくれるからなのかな?今回のドラマではケバい衣装や化粧が多いのに綺麗だなと思ってしまいます。
早口で喋る大阪弁にもますます磨きがかかって面白い。ただ時々、今時そんな大阪弁喋る人いないでしょ、というセリフが出てくるのが玉に瑕な感じ。例えば「よろしゅう」なんて、小夜子の年代の人ならいくらディープな大阪人でも使いません。耕造を思い出して涙を流したり、時々ウェットな感情が湧き上がってきてるような表情を見せますが、後妻業の女らしく、もっと徹底的にドライな人物像に徹してほしいかも、というのは個人的希望です。
ついに夫殺しをしてしまう時、すごくシリアスだったのに、一転してすぐ葬儀代の話を始める、そのわざとらしいくらいの気持ちの切り替えの演技が良かったです。「嘘くさい」だけでなく、実は裏に事情が隠されている、と思わせてくれる上手さだと思います。
はっちゃけた演技が凄くいい。時々変顔をしたりして、本人も楽しんで演じてそうだと思った。派手な格好をして、関西弁で言いたい事をズバズバ言うのが意外にも凄く似合っている。
一昔前の漫画から出て来たみたいな、ベタな感じのお芝居が面白さを倍増させていると思った。
役に没頭しているというか、必死で大阪弁の柄の悪い中年女になりきろうとしている努力は伝わってきますが、大声を張り上げて言い合いをするシーンでは、あまりにも下手過ぎる大阪弁が余計に際立ってしまい、熱演が逆に空回りしている印象です。演技が下手という訳ではなくて、ミスマッチというか…頑張りすぎて痛い演技になってしまっていると思います。
「あなたには渡さない」で芯の強い女を演じて、あのテの型にはまった役はこなせても本作の場合木村佳乃には難しすぎるんじゃないだろうか。あの特有の「大阪テンポ」はほとんど表現できておらず逆に滑ってる感が大きい。大阪弁の出来も論外だがアクションもしっかり乗り遅れてる。がんばれ!
関西弁のやばい女がとても似合っていて、カツラとメイクで雰囲気が変わるのでさすがだなと思います。笑い方がとてつもなく豪快で、見ているこっちがつられ笑いしてしまうほどの迫力で、とてもよかったです。お金が大好きな感じがとてもいいです。
人ってあんなにも印象が変えられるもんなのだろうか。あれが演技力というものなら評価は高くなるのかも知れないが、私は受け付けないなーと思ってしまった。口が大きいのも痩せすぎなのもいつもは全然気にならないのにこのドラマの中では下品きわなりなく、木村さんそのものまで嫌いになりそうで怖い。
ニヤっと嫌みたらしく笑う表情が、下品で金に汚い感じがよく表れていて良かったと思います。また、ニコニコ笑顔から急に真顔になったりと、表情の移り変わりの落差がすごいのに、とてもリアルな感じで演技が上手いなと思いました。
ドラマのあらすじをなんとなく知っていたので木村さんが主役だと知っておどろきました。予告動画が公開された時は「…あちゃー(ミスキャスト?)」と思いましたが、実際に始まったドラマの本編を見ると予告で感じた違和感もなく、また役柄にもピッタリはまっていて大変驚きました。演技やキャラクターの幅の広さに感服いたしました。
東京出身という事で話した事がない独特な発音をする関西地方の方言セリフに違和感を抱くものの、後妻業という怪しく胡散臭いイメージと、主人公の武内小夜子の計画性が全く無く、がさつな性格を感じさせるにはピッタリ合っていると思う。
絵にかいたような典型的な大阪人を、抜群のセンスで演じておられますね。木村さんの綺麗な顔からコテコテの大阪弁が飛び出してくるのを見てるだけでも面白い。何より美人でスリムなプロポーションなので、ド派手な大阪ファッションをしていてもなんだか良い感じに似合ってますけど。ドレッサーの前でウィッグをパパっと雑に(?手早く)つけるシーンとか、「いかにもああいう女性がやりそう」という立ち居振る舞いが面白くも見ごたえあります。