心の傷を癒すということ

ドラマ自体は真面目な内容で、実際に存在した精神科医の妻という設定なので、事実を忠実に再現したのかもしれませんが、尾野真千子さんは「おばさん」色出まくりになっていたと思います。精神科医を演じた柄本佑さんと尾野真千子さんとでは、実年齢で尾野真千子さんのほうが年上なので、仕方がないのでしょうか。（実際も年上女房だったのでしょうか。）二人が出会うところから出演開始しているので、若い独身女性という感じを出してほしかったというのが本音です。ふさわしい女優さんは、他の方だったような気がします。NHKのドラマなので尾野真千子さんは使いやすかったということでしょうか。（民放では尾野真千子さんの活躍って、印象がないのですが。）

とても良かったです。
温かくって優しく、しかも穏やかな終子にぴったりだと思いました。
和隆を包み込むような笑顔に、見ている方も癒されました。
尾野さんってこんな役も出来るんだな、素敵だな、って改めて思いました。

尾野さんが、実在する安和昌さんの奥様を清楚で優しいオーラを感じさせながら演じていて素敵です。
前に前にと出ていく事がなく「奥ゆかしい女性なのかな」と思わせてくれるくらい自然で、見ていてこちらも力が抜けてゆっくりと見られました。
尾野さんの高い演技力に脱帽です。