白衣の戦士！

自然な演技で、見ていて安心する。特に顔を歪めて驚いたり怒ったりするシーンは、いわゆる「女優のイメージ」を気にしていない本気の演技で心地よい。水川あさみの存在によりこのドラマがコメディだけでは終わらない安定感のあるものになっているように感じる。

三原夏美、すごくいい

本人はそんなつもりがないかもしれないけど、普通に演技しててもどこか面白味があるなーと思う。セリフも淡々としてる印象たけど、それがいい味出してて好きだなと思う。情に厚そうで、裏表がなく、簡単には人を見捨てなさそうなところがいいと思った。

三原夏美の設定に、ぴったりはまっている。里中とのデートで、34歳という婚活がけっぷちで焦っている女性が舞い上がっているときの嬉しそうな表情や、奔放な立花はるかが、ヤンキーぽい言葉使いをして驚いて、たしなめる時の、困惑と怒りの表情との落差、変化が喜劇のキャラに適役。口元が大きいので、不満顔の時の、とんがらせた口元が滑稽で脳裏に残る。

女優さんに対して失礼だとは思うんだけど、水川あさみを綺麗だと思った事が一度もない。演技もわざとらしいし、声がキンキンしていて聞き取りにくい。おそらく役作りが甘いんだろうね。これまでに何度もドラマに出演しているはずなのに一向に演技が上手くならないのは、もう向いていないとしか……。

声がダメ。ずっと平坦に甲高い声でワーワー話していて、耳が痛い。婚活をしている設定が、現実世界とマッチしてしまって、週刊誌の情報がちらついてドラマに集中できない。わたしコメディうまいでしょ感が出てしまっていて、しらける。

何でもはっきり言う、厳しいけど仕事の出来る独身女性。どこかで見たことある役柄だけどやっぱりこういう役が似合うし安定していて上手いです。水川さんのサバサバした口調やさっぱりした雰囲気のおかげで厳しくても陰湿さや女性特有のネチっこさがないところも良いと思います。