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脚本・ストーリー 4.2 /5.0(84.8%) | 170位 /1087件中 |
キャスト 4.2 /5.0(84.8%) | 341位 /1087件中 |
演出 3.8 /5.0(76.4%) | 414位 /1086件中 |
音楽 4.1 /5.0(81.2%) | 174位 /1087件中 |
感動 3.9 /5.0(78.8%) | 113位 /1082件中 |
笑い 3.1 /5.0(61.2%) | 425位 /1082件中 |
スリル・興奮 3.8 /5.0(75.2%) | 244位 /1079件中 |
マコトさんがよかった
高校生のLBGTがテーマということで、重い展開の回もありましたが、出演者たちのフレッシュな演技と音楽がそれを乗り越えてくれました。
音楽のクイーンはリバイバルブームもあって、ドラマにリンクした選曲も良かったと思います。
テレビドラマとしては実験的でしたが、展開はありきたりで先読みできてしまいました。
ただ、このドラマを作ったという意義はあったと思います。
テーマ的に深夜枠に入れられましたが、もっといろいろな人に見てほしかったドラマです。
純と紗枝がファーレンハイトとの約束のために訪れた部屋に入った時に、繊細な技術が必要な紙で作られた飛行機の模型などから神経質な顔立ちを浮かべた瞬間に映し出された遺影写真が、まだ幼い中学生だったとは驚き唖然となり、母親が病気と言いたくなる気持ちが理解できた。
純が大阪に行くと聞いた紗枝は、遠距離という理由で別れを告げたがあれは本心ではなく、純が付き合い続ける事を言って欲しい期待を込めていたように思われ、別れを受け入れてしまった純の返事に対して、紗枝が微妙な表情を浮かべ波打ち際に走っていく姿が切なく感じた。
紗枝が描いた絵を見に行った時に、純を描いた絵のタイトルが、『恋に落ちて』とは直球過ぎて笑ってしまった。
神様は腐女子という紗枝の発想も面白く、紗枝の魅力が存分に出ていてとても良かった。
人からは認められない趣味、認められない性癖、悩みはそれぞれだけれど、それをみんなの前で打ち明け、みんなに伝えることで少なからず人には言えない秘密を抱えている人たちの心にもは響くものがあった。それに共感したクラスメイトが1人の友達のために必死に'普通と戦う姿がなんとも言えず、演技も良すぎて自然と涙が流れてくる、なんども見返したくなる話だった。自分の選択に迷ったときには背中を押してくれるような話だった。
ラストがどうなるのか全く見えないドラマで、最後までワクワクドキドキで楽しめた。紗枝の純に対する言動が切なくてすがすがしくて、本当に愛おしい女の子だなあと大好きになっちゃうくらい素敵なキャラクターだった。登場人物みんな前向きで見ていて元気になれた。人それぞれいろんな悩みはあるけれど、諦めずに一歩踏み出すことの大切さや人を好きになる事っていいなと思わせてくれたし、大満足のドラマだった。紗枝も純もこの先何があってもきっと大丈夫って思える素敵なラストだった。
ゲイを取り上げて説明ぽくなってるドラマはたくさんあるけど、このドラマは解説しすぎてなくて良い。その辺にゲイがいて、みんな気づいてないだけなんだからって感じが伝わってきた。クイーンの音楽をずっと使っていたが、その意義はあまり感じなかった。最終回は色々展開を詰め込んだドタバタ感があった。もう少し納得のいく終わり方にしてほしかったな。あと…三浦さんは結局ゲイを腐女子と同じような趣味だと思っている感じがする。
終業式の日、全校生徒の前で三浦紗枝が自分が腐女子であることを大声でカミングアウトする印象的なシーン。
「彼はいつも自分の目の前に透明な壁を作っている」という紗枝の言葉。
腐女子は想像力が豊かであることや、純と同じような経験があるからこそ出た言葉だと思う。
そして、現実社会においても、それは当たり前のこととして社会に根付いてきてしまっているのではないか。
決して本音は言わず、この世の普通という名の秩序を乱してはいけない。
このような世の中を、私たち自身が生み出してしまっていることに気が付かなければ、いつまでたっても生きにくい社会のままなのだと作品を通して感じた。
正直に言ってしまえば、いつも内容がめちゃくちゃ重い。今回も例外ではなく。いつも考えさせられるし、なんだかんだで半日くらい考えてることもあるくらい。自分の友達とか家族とか、そういった身近な関係の人が今回みたいなことになった時、どう対応すればいいのかとか、なんて声をかけたら、どうしたら良好な関係になれるか、とか。そういうことを見ながら考えていた。実際、こう上手くはいかないだろうし、なんとなくモヤッとしたりする。でも一つの選択肢として頭の隅に置いておこうかなと思う。
ゲイである男子高校生、安藤純とパートナーの佐々木誠との関係がものすごく生々しくて、NHKで初めてみたときはビックリしました。ちょっとアダルティ感満載で苦手だったりします。対して、同じクラスの三浦さんと一緒にいる時は年相応という感じで癒されますね。
でも、段々と重苦しい雰囲気になってきたのでちょっと見るのが辛いかなぁと思ってきました。
けれど、ゲイをテーマに扱っている以上避けて通れないのかな。純くんが自分の思いを母親に話し、戸惑いつつも彼の味方になる母の姿にホッとしました。
どうして産んだのか、どうして自分は生まれてきたのか、悩む純くんが切ないです。
ドラマの序盤は、タイトル通りゲイであることを悩んでいて、腐女子の女の子の気持ちも揺れているところは、正直言って全然おもしろくなかった。あんまり共感をできず、ヒロインの女の子があんまり可愛くなくて、なのに顔のアップがよく映って、気持ちが萎えながら見ていました。主人公の金子大地は細かい演技してて、好きでした。物語が急展開して、面白くなったものの、なぜか手をずっと映してるカットや、無駄に同じ絵面を長く見せるカットが多くて、演出に問題がある気がします。
予想できない展開だったし、一瞬で惹きつけられて感動してしまった。純とお母さんの病室のシーンは純の苦悩やお母さんの戸惑いが痛いほど伝わってきてジーンとしたし、紗枝や亮平が純を想う気持ちも優しさにあふれていて、素敵なドラマだなあって思った。紗枝が純をひとりの人間としてちゃんと理解しようとしている姿がすごいなあって思うし、本当に魅力的な女の子。ゲイの彼にまだ別れないと宣言しちゃうのも彼女らしくて、見ているととってもすがすがしくて、不思議と晴れやかな気分になった。
金子大地演じる純の演技が上手くて、切なさがよく伝わってきて感動しました。
共感はできないけれど、愛のいろいろな面を貪欲に手に入れたいと感じた純について、紗枝にもう少し上手に説明できれば同情はしてもらえたのでは、と考えました。
それにしても、秘密の話を学校でしてしまうとはうかつでしたね。
暴露してしまった雄介は嫌なヤツですが、その行動は一般的なもので、非難しにくいです。
衝撃的なラストだったので、次回が気になって仕方ありません。
仲良しのメル友の正体に期待してたのに、正体がわからないまま死んでしまってなんの伏線だったのかわかりづらい。ゲイとして生まれてきた葛藤がよくわかる内容だったが、長引いている。年上の彼氏の存在が彼女にバレてしまったので、ゲイとバレてしまったようなハッキリしない展開でもやもやする。若い男の子がたくさん出てくる作品なのに1人もイケメンが登場しないため華がない。美女も出てこない。おじさんの谷原章介が唯一のイケメン。
今期はLGBTをテーマにした作品が多くあるけど、明るく面白く描いた他のドラマとはちょっと違うテイストのドラマ。思春期のゲイの男の子が思い悩むドロドロとした感情がリアル。主役の金子君と谷原さんの絡みも生々しくてついつい見入ってしまいます。実際に発している言葉と心の声との演出に惹きつけられる。ミスターファーレンハントの事も気になる!本当に自殺してしまったの?実は架空の人物とか??これから益々ドロドロしそうな展開で待ちきれないです!
金子大地演じる安藤純が、あまり18歳には見えないのですが、真剣に自分の交際関係について悩んでいる姿には胸を打たれるものがありました。藤野涼子演じる三浦紗枝が無邪気に放つ言葉に傷ついているのに、それをこらえてなお紗枝を一応「好き」と認定する心情を赤裸々に語っていて、逆に普通に恋愛感情を持っている紗枝の方が浮ついて見えるのが、興味深かったです。原作を知らないので、遊園地のシーンでギリギリまで純がどういう結論を出すのかわからず、ものすごく注目して見守ってしまいました。
初っぱなから刺激的な感じで始まるから、俳優さんすごいな~と感心した。このドラマ攻めてます。ストーリーは出会いがありがちだけど、展開がそうじゃない。理想と現実のギャップに苦しむくらいなら、現実の方に蓋をしといたほうが無難だと思うし、みんな結構そうしてはず。だけど、やっぱり自分を理解してくれる人を探してるのかな。今はお互いの顔を知らなくても、匿名でも、共通点がある人と簡単に繋がれるのに、それでも身近に共感者を求めてる?人間のいろんな関係性を楽しめそうで面白い。
ドラマタイトル、取り上げるテーマが非常に興味深かったし、普通の高校生の生活にボーイズラブとかゲイが存在しているのもリアルなんだと感じられて面白かった。
腐女子の定義がいまいちよく分かってなかったけどこのドラマを見てはっきり分かり、いろんな勉強にもなってよかった。主人公の紗枝を演じる藤野涼子が表情豊かではつらつとしていてとても好感が持てました!紗枝がボーイズラブ好きなのが純にばれたたシーンが面白くてそこから一気に引き込まれた。
ゲイゆえの人に言えない悩みや、世間との考え方のギャップもちゃんと問題提起するように描かれていて、考えさせられる部分もあり内容の濃いドラマだった。