ノーサイド・ゲーム

あの泣き顔を見るともらい泣きしてしまう。

この人、
演技、台詞が大袈裟で
ひとりだけ浮いていました。
阿部純子さんの方が適役だったと思います

感情表現が豊かなのは素晴らしいのですが、もう少しテレビ向きに抑えめにしてもらいたかったです。テレビ仕様の自然な演技をする大泉さんと一緒だと舞台色が強すぎて二人の会話がチグハグに見えました。日常会話なのに台詞も表情も力み過ぎで浮いてるし、何か問題が起こるといつも顔を真っ赤にして涙目になっていて、チームのブレーンにしては頼りなくてメンタルが脆そうに見えたのも残念でした。

いかにも用意されたセリフをしゃべってます！という感じ。相手と会話になっていなくて自分1人だけで演じているみたい。大泉洋さんとのシーンが多いので二人の力量の差が歴然。誰か別の女優さんがやれば、ドラマがもっと感動的になったのにと残念です。厳しいこと言うようですが、この役とても良い役なので、他にもやりたかった人たくさんいると思います。

最初見たときは、年齢不詳のメガネ美人といった印象だったが、舞台出身というだけあって声の通りがすばらしい。ノーサイドゲームでは普段あまりドラマ出演しない役者さんを集めていて新鮮味がある。その中でも、演技力はピカイチだ。ただ、工場勤務の事務員さんといった役柄では少しきれいすぎるかな。また、お涙ちょうだいシーンも多く見事にこなしているが、少し過剰な印象を受けた。

演技が大きすぎて不自然

舞台の笹本さんは結構好きなのですが、このドラマの佐倉役はいまだに好きになれません。というか、彼女の演技に慣れない。滑舌を意識し過ぎなハキハキした台詞まわしが不自然だし、力んでる割には表情がいつも同じようで感情の変化があまり伝わってこないです。博人が努力でレギュラー入りしたのに、彼女の意味ありげな笑顔のせいでGMの息子だから忖度したみたいな印象に感じられたところもイマイチでした。笑顔も泣き顔もワンパターンで紛らわしいです。

ミュージカル女優というイメージが強い彼女がドラマに出演していることに驚きました。舞台仕込みの透き通った声と強弱を付けたセリフ回しが心地良いです。表情も豊かで、反発する時の強い目力や、瞳から流れる大粒の涙には心揺さぶられます。

感情的でない普通の会話でも台詞に力が入り過ぎていて、聞いていると顎の辺りが疲れてしまいます。感情移入しやすいのか、そういう役作りなのかは分かりませんが、いつも目がウルウルしていて感情が昂ぶっているように見えるので、肝心な試合シーンや感動的なシーンでの涙が効果的に見えないところも勿体ないです。

主人公君嶋との雰囲気は非常に微笑ましい。恐らく君嶋と妻との雰囲気がそうでないからだというのもある。
ただ、このドラマは彼女の才色兼備な役作りがとても嵌っているように思う。
また、他方、感動した時の涙目、くしゃくしゃの顔は非常に自然、というか常に涙目かもしれないが視聴者の感動を促していると思う。
ただ、ラグビー部のマネージャーらしからぬ色白さは役作り上、「？」であるが、柴門監督もそうなので、そこまで演出しない方が
裏方感が出るのかもしれません。
リーグ戦が始まり、君嶋、柴門、佐倉の３ショットが増えているので、この３人ならではの会話が聞けると固い場面も面白いシーンになる要素を持っており、そのキーパーソンが佐倉だと思っている。

何度も出てくる場面「君嶋を見つめる眼差し」の演技に違和感があります。
君嶋の熱い想い・冷静な分析・改革に注ぐエネルギーに触れるたびに、「ハッと気付かされる驚き」や「同志としての共感」や「リーダーシップへの尊敬」など色々な感情があると思うのですが、どれに対しても「真っ直ぐに力強い視線を送る」という一辺倒な演技にしか見えず残念です。なぜこの重要な役に細やかな眼差しの演技を出来ないかたがキャスティングされたのか不思議な気がしています。

舞台の癖なのか、表情の作り方も台詞回しもちょっと力み過ぎていて観ていて疲れます。テレビなんだからもう少しナチュラルに、力を抜いてもちゃんと感情の変化は伝わりますよ。力が入ってる割には演技が表面的というか、父親について語るシーンも表情とかわざとらしくて薄っぺらく見えて感動出来ず、かと言って演技がすごく下手というわけでもないし、何とも中途半端な印象です。

このドラマを見るまでお名前を知らなかったのですが、とてもかわいい人ですね。役では芯のある女性を演じていて、かっこいいなと思うし、目力も強くて本気度が伝わる熱い演技をしているな、と思う。眼鏡っこなのもいい！

ゼネラルマネージャーとのツーショットは何か進展する。
彼女はマネージャーでありながら、素人ゼネラルマネージャーに対し、
常に「会社とラグビー」を比較し考えるよう促す。
このドラマ―のキーパーソンと言える。
視聴者としては、こちらがお似合いの夫婦に見える。

1話目の二度見の演技で「？」となりました。
2度目の振り返りの時にはもう大泉さんの方に駆け寄ってた。
だいたいまず相手の顔を凝視してから駆け寄るもんじゃない？
演技の事はよくわかりませんが、違和感を覚えたシーンでした。

おかっぱに丸メガネ姿で最初は笹本さんだとは分かりませんでした。舞台経験が豊富なだけあって、台詞まわしがクリアで言葉一つ一つが聞き取りやすいですし、ハキハキと無駄のない喋り方が佐倉の賢さを感じさせます。君嶋にアストロズの弱さやラグビーの不人気ぶりを指摘されて顔を真っ赤にして悔し涙を流す姿から彼女の負けん気の強さとアストロズへの愛が伝わってきたのも良かったです。