愛の、がっこう。

変わらなきゃいけないと思っていない人だと思っていた。けど最後生き生きと食事のことを考えながら細々と動くのを見ていると、変わり方が分からなかっただけかもとも思う。そして変わっちゃいけないと思っていたのかもとも思う。モラハラはあんなに簡単には変わらないけれど同じような人が変わるきっかけになればいいな。

お見合いが失敗したらお前のせいだぞと妻をなじりながらも自分じゃ娘に一言も言えない、こんな父でも娘はかわいいんだなと思わずにはいられない。川原に対しても娘には事情があるはずと信じている風だし、溺愛の形もいろいろあるんだなと感心する。

妻が自分の考えと合わないことを話すと瞬時に顔色を変え黙らす、モラハラの典型みたいな人。プライドが高くて人に意見されるのが嫌なんだろうね。いい顔していたかと思うとすぐに豹変するところが怖すぎる。奥さんが病んじゃうのも納得。

娘の大事にしているぬいぐるみを何にも考えずに押しつぶしたり、持っているピンセットを意味もなくカチカチさせたり、地味に人をイラつかせる天才ですよね。一発でどんな人物か分かるところがさすがだと思います。本当に振り幅が大きくていい人なのか悪い人なのか見るたびに印象が変わります。