『anone』での阿部サダヲ (持本舵役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
阿部サダヲ (持本舵役) は 「2018年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
体中から中年の悲哀があらわれています。 一生懸命に働きながら、仕事もプライベートもうまくいかなかった様子が見ていて悲しくなります。 そんな中、ついに見つけた希望が偽札づくりとは、本当に救われない役です。 「40年生きてきて何も残っていない」という言葉は迫真のセリフでした。持本というキャラの心情表現はパーフェクトです。
セリフや表情、仕草、声に出さないセリフ(口パクパクさせているような)など、役を演じる中で、すべての言動でその役を演じきっているというのがとても伝わってきます。 普段から、そういう人なのではないか、だから素が出ているのではないかと思わせるような自然な演技で、見ていると心を持っていかれてしまいそうです。
普段の明るい阿部さんのイメージも残しつつ、末期ガンでいつ死ぬか分からない恐怖に追い込まれている感じもしっかり出ていて、逆にその明るさに胸がつまる思いを抱きました。 これほどまでに絶妙に明るさと恐怖を表現出来るところは、さすがだと感じています。
これまで演じてこられた役柄は、コミカルでちょっと突拍子もないことをしてしまうキャラクターが多かった印象ですが、このドラマでは末期がんで余命宣告されながらも周りに次々登場するかなしみを抱えた人たちをさらにじぶんのかなしみで包み込むようなやさしく切実な雰囲気の役で、やはり深い演技のできる役者さんなんだなあと改めて思わされました。
誘拐をしておきながら、友人(?)にボコボコにされる弱さを見せたり、誘拐した相手を逃がそうとする優しさを見せたり、一つの感情だけではなく、これまで世間に見捨てられ続けてきた男の悲しさと優しさの入り混じった演技は、阿部サダヲさんの真骨頂といえる役柄の一つと言えるほどで、哀愁を感じさせます。
なかなか個性のある役柄でしたが真面目すぎずに面白く演技していました。また細かい動きもしっかりと演じきっていて見ている方も本当にこんな癖があるのではないかと思ってしまいました。ただ、真面目なシーンでも面白さを期待してまうのが残念です。
ちょうどいいポンコツ感。 このドラマでは感情が表に出やすい方の役なのですが、みているほうがしんどくなりすぎない程度に感情を出してくれています。 フリスクのやり取りは、シリアスな中にもくすっと笑えるシーンでした。
体中から中年の悲哀があらわれています。
一生懸命に働きながら、仕事もプライベートもうまくいかなかった様子が見ていて悲しくなります。
そんな中、ついに見つけた希望が偽札づくりとは、本当に救われない役です。
「40年生きてきて何も残っていない」という言葉は迫真のセリフでした。持本というキャラの心情表現はパーフェクトです。
セリフや表情、仕草、声に出さないセリフ(口パクパクさせているような)など、役を演じる中で、すべての言動でその役を演じきっているというのがとても伝わってきます。
普段から、そういう人なのではないか、だから素が出ているのではないかと思わせるような自然な演技で、見ていると心を持っていかれてしまいそうです。
普段の明るい阿部さんのイメージも残しつつ、末期ガンでいつ死ぬか分からない恐怖に追い込まれている感じもしっかり出ていて、逆にその明るさに胸がつまる思いを抱きました。
これほどまでに絶妙に明るさと恐怖を表現出来るところは、さすがだと感じています。
これまで演じてこられた役柄は、コミカルでちょっと突拍子もないことをしてしまうキャラクターが多かった印象ですが、このドラマでは末期がんで余命宣告されながらも周りに次々登場するかなしみを抱えた人たちをさらにじぶんのかなしみで包み込むようなやさしく切実な雰囲気の役で、やはり深い演技のできる役者さんなんだなあと改めて思わされました。
誘拐をしておきながら、友人(?)にボコボコにされる弱さを見せたり、誘拐した相手を逃がそうとする優しさを見せたり、一つの感情だけではなく、これまで世間に見捨てられ続けてきた男の悲しさと優しさの入り混じった演技は、阿部サダヲさんの真骨頂といえる役柄の一つと言えるほどで、哀愁を感じさせます。
なかなか個性のある役柄でしたが真面目すぎずに面白く演技していました。また細かい動きもしっかりと演じきっていて見ている方も本当にこんな癖があるのではないかと思ってしまいました。ただ、真面目なシーンでも面白さを期待してまうのが残念です。
ちょうどいいポンコツ感。
このドラマでは感情が表に出やすい方の役なのですが、みているほうがしんどくなりすぎない程度に感情を出してくれています。
フリスクのやり取りは、シリアスな中にもくすっと笑えるシーンでした。