ピーター・フォーク (コロンボ役) の演技はどうでしたか?
『刑事コロンボ』でのピーター・フォーク (コロンボ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
合計: 368 票
実施期間: 2020年4月28日 ~
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関連レビュー
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ピーター・フォーク(コロンボ 役)の評価は? 7コメント
とぼけた雰囲気、それに隠された抜き出た推理力、観察力。彼でなかったら演じきれなかったでしょう。
1980年代に登場した刑事物のドラマ「刑事コロンボ」の主役を演じたピーター・フォーク。この人の刑事役が、それまでの刑事もの、警察もののスタイルを一変させ、現在の「相棒シリーズ」で水谷豊さん演じる杉下右京や、田村正和さん演じる「古畑任三郎」シリーズでおなじみのスタイルである、一旦引き下がって、その後「ちょっと待ってください、あと1つだけ」と言いながら、犯人役を追い詰めてゆく刑事の姿を確立しました。このドラマが日本で流された時には、声優「小池朝雄」さんが吹き替えを担当されており、日本におけるコロンボの声を確立し、またその声が画面内のコロンボ(ピーター・フォーク)の外見にピッタリはまっており、また、ドラマ内での謎解きも面白かったことから、大人気番組としてその後長く放映されることになりましたね。
ただ、ピーター・フォーク本人の声は、小池朝雄さんの太い声とは大違いで、驚くほどに甲高い声なのです。コロンボに抱いていたイメージが変わってしまうので、今後「刑事コロンボ」を見てみようと思っている人には、是非とも日本語吹き替えでの視聴がお勧めです。
ヨレヨレのコート姿にボサボサの髪型。ホームレスかと思うような風貌で飄々と現れ「うちのかみさんが、、」と雑談をしながら最後に「あ、もう1ついいですか?」と核心に切り込む。犯人を徐々に追い詰めていくところが最高に面白いです。
彼の台詞の言い回しを耳にするだけで、その役柄であることを思い浮かべるはまり役だと思います。犯人が犯行を行ってから、現場にコロンボが到着し、犯人の矛盾を突きつけ最終的に誰が犯人であるかを明らかにする。パターンとしてはワンパターンでありながら、毎回飽きさせないストーリーとなっているのは脚本の力もさることながら、飽きさせることのない演技で視線を釘付けにするコロンボの存在あってこそではないでしょうか。
第1話では、バリバリのコートに、髪もビシッと決めおり、できる刑事の印象であったが、2話目からは髪はボサボサでヨレヨレのコートで、隙だらけの格好で登場する。
しかし、家のかみさんや親戚の人等例えて、犯人の隙をつきトリックをあばいていく。
残酷な悪人には、ギャフンと言わせ、やむを得ない事情の犯人には、柔らかく接して犯行を促させる。
人間見が溢れて、魅力的です。
人気シリーズのはまり役といわれただけあり、同じパターンでありながら、人を惹きつける演技はさすがだと思います。格好いい刑事役はたくさんいますが、冴えない男がいわゆるセレブの犯人をじわじわ追い詰めていくあの演技は他に類をみないと思います。
あまりに有名なピーターフォーク主演の刑事コロンボですが、その風貌から似つかわしくない鋭い推理と、しつこいほど付きまとい、グイグイ犯人を追い詰める捜査手法が魅力的なキャラクターです。時たま見せるチリ好き、芸術に明るい点なども愛される理由かと思います。