『カムカムエヴリバディ』での多岐川裕美 (雉真雪衣役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
多岐川裕美 (雉真雪衣役) は 「2022年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
多岐川裕美さんの素晴らしい演技力やお人柄が晩年の雪江を作り上げてくれたのだと感じます。
若い頃の少し棘のあるユキエさんから随分柔らかくなったと思っていましたが、昔のユキエさんの心情を聞けば納得。その人物の成長や経験を踏まえての今のユキエさんを表現されていてすごいなと思いました。長いこと言えなかったごめんねを言えてよかったですね。
雪衣の若い頃を演じた岡田さんは、穏やかな表面の裏側に、暗い情念を抱え、嫉妬や欲望が時折顔をのぞかせる感じでした。一方、多岐川さんの演じる晩年の雪衣は、穏やかな表面は変わらぬまま、暗い情念の方は悔恨や責任に置き換えられ、結局は一貫して心に澱のようなものが積み重なる人生だったといえます。その一貫性をよく表現していたと思いますし、岡田さんの芝居を生かしたように思います。さすがベテランらしいキャラクターの掘り下げと、演技だったと思います。
雪衣さんもちゃんと若い頃の雪衣さんの面影がありました。少しあった影の部分は長いこといいとこの奥さんをやっていたことで薄れ、でも少し俯きかげんで話す姿はよく特徴を捉えていました。るいちゃんに優しく語りかける様子は歳を重ねたからこその丸みだったのでしょう。
多岐川裕美さんの素晴らしい演技力やお人柄が晩年の雪江を作り上げてくれたのだと感じます。
若い頃の少し棘のあるユキエさんから随分柔らかくなったと思っていましたが、昔のユキエさんの心情を聞けば納得。その人物の成長や経験を踏まえての今のユキエさんを表現されていてすごいなと思いました。長いこと言えなかったごめんねを言えてよかったですね。
雪衣の若い頃を演じた岡田さんは、穏やかな表面の裏側に、暗い情念を抱え、嫉妬や欲望が時折顔をのぞかせる感じでした。一方、多岐川さんの演じる晩年の雪衣は、穏やかな表面は変わらぬまま、暗い情念の方は悔恨や責任に置き換えられ、結局は一貫して心に澱のようなものが積み重なる人生だったといえます。その一貫性をよく表現していたと思いますし、岡田さんの芝居を生かしたように思います。さすがベテランらしいキャラクターの掘り下げと、演技だったと思います。
雪衣さんもちゃんと若い頃の雪衣さんの面影がありました。少しあった影の部分は長いこといいとこの奥さんをやっていたことで薄れ、でも少し俯きかげんで話す姿はよく特徴を捉えていました。るいちゃんに優しく語りかける様子は歳を重ねたからこその丸みだったのでしょう。