『下剋上球児』での生瀬勝久 (横田宗典役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
生瀬勝久 (横田宗典役) は 「2023年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
どこまでもいつまでと平常運転でいてくれたのがとても良かったです。越山が甲子園に出ようがなにも変わらない。ということは以前のダメダメだった頃の生徒も甲子園に行く生徒もおんなじ目で見てるってことですよね。そういうとこが横田先生のいいところで越山にいてほしいと思える先生です。
教師らしい教師でしたね。一見すると放置主義、あるいは事なかれ主義の教師に見えるんだけど、でもそれは教師として誰かに肩入れしないバランスを保っているから。それがわかるのは南雲の件で、校長と犬塚に食いかかるシーン。あれは完全に教育者としての視点です。拘置用は民間登用だし、犬塚はただの保護者。それに対して横田は間違いなく経験を積んだ教育者なんだというのが感じられました。それにしても、良いところを持っていくおいしい役ですよね。
山住を病院に連れて行ったり、検査が終わってないのにフラフラ歩いてくる山住を諭したり、球場にいる校長と連絡を取り合ったり、病室から勝手に飛び出してくる久我原に慌てて駆け寄ったり、定年退職したとは思えない変わらぬ世話の焼きっぷりと働きっぷりがすごく頼もしかったです。次々と問題が起こるけど、横田先生が傍にいてくれるだけでめちゃくちゃ心強いし、何とかなるって気持ちになれるところが凄いなと思います。
「お前ら、暇やな~」と呆れたり「仕事はちゃんといけ」と諭したり、退職したあともOBたちと気さくに話をする姿が、横田らしくてほっこりしました。お互いにリラックスした良い空気感で、教師姿を見たことはないけど、きっと良い先生だったんだろうなあって想像出来ちゃう。苦しむ山住を励ましながら車で病院に連れて行く姿もすごく頼もしかったです。
丹羽と犬塚に「失敗した人間の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいですか」と訴えるシーン、すごく格好良かったです。定年するまで教師を勤め上げ、部員たちと南雲の絆を自分の目でしっかり見てきた横田だからこその説得力があって、人間の大きな熱い一面が垣間見れてグッときてしまいました。
いい意味で越山に染まっているというかちょっとゆるい感じもしますがそれが日常だったのでしょう。生徒に突っ込まれるような緩く隙のある先生っていましたよね。遊んでるようで遊ばせているような、年長者らしい余裕があって好きです。
南雲の指示通りに選手たちにサインを出したり、好調な試合運びに「サイン嵌ると気持ちええなあ」と嬉しそうだったり、ベテランの前監督とは思えない素直で大らかな姿が素敵でした。コールド負けしなかったことを喜ぶ選手たちを「成長したなあ」としみじみと誇らしげに見守る姿も、部員たちへの愛情が感じられて良かったと思います。
ベルトを忘れた子供に自分のベルトを貸すのが面白かったです。あんなハプニングは強豪チームなら起こりそうもないけど、それが越山なんですよね。長年そんな生徒の面倒を見てきたからそこまで驚かないし慌てない。いつものことなんだろうなと微笑ましかったです。
予選当日、背番号が逆だったりベルト忘れてきたり、会場間違えたりと、てんやわんやの部員たちの相手を手慣れた様子でこなす姿がさすがベテランって感じで頼もしかったです。呆れた顔をしつつ世話を焼く姿は、監督っていうよりお父さんみたいなほのぼのした雰囲気があって緊張感に欠け、きっちり列を作って挨拶をして歩く星葉高校のメンバーや余裕たっぷりな賀門と良い対比になっていたと思います。
毎クール主役を何かしらに誘ってるなって印象だけど、その都度全く違う人物に見えるのはさすが。ビシっとスーツ着た市長も寡黙な熱血消防団員も、学校の先生も、どんな職業でも違和感なく似合ってしまうのが凄いです。何度渋られても誘い続ける粘り強さ・しつこさも田舎のおじさんって感じがよく出ていたし、野球部員本人たちの前で弱小だのヘボだの平気で貶してしまう姿も、良くも悪くも昔気質の教師って感じがあって、そこが端的に的確な指示を出す南雲と良い対比になっていたと思います。
どこまでもいつまでと平常運転でいてくれたのがとても良かったです。越山が甲子園に出ようがなにも変わらない。ということは以前のダメダメだった頃の生徒も甲子園に行く生徒もおんなじ目で見てるってことですよね。そういうとこが横田先生のいいところで越山にいてほしいと思える先生です。
教師らしい教師でしたね。一見すると放置主義、あるいは事なかれ主義の教師に見えるんだけど、でもそれは教師として誰かに肩入れしないバランスを保っているから。それがわかるのは南雲の件で、校長と犬塚に食いかかるシーン。あれは完全に教育者としての視点です。拘置用は民間登用だし、犬塚はただの保護者。それに対して横田は間違いなく経験を積んだ教育者なんだというのが感じられました。それにしても、良いところを持っていくおいしい役ですよね。
山住を病院に連れて行ったり、検査が終わってないのにフラフラ歩いてくる山住を諭したり、球場にいる校長と連絡を取り合ったり、病室から勝手に飛び出してくる久我原に慌てて駆け寄ったり、定年退職したとは思えない変わらぬ世話の焼きっぷりと働きっぷりがすごく頼もしかったです。次々と問題が起こるけど、横田先生が傍にいてくれるだけでめちゃくちゃ心強いし、何とかなるって気持ちになれるところが凄いなと思います。
「お前ら、暇やな~」と呆れたり「仕事はちゃんといけ」と諭したり、退職したあともOBたちと気さくに話をする姿が、横田らしくてほっこりしました。お互いにリラックスした良い空気感で、教師姿を見たことはないけど、きっと良い先生だったんだろうなあって想像出来ちゃう。苦しむ山住を励ましながら車で病院に連れて行く姿もすごく頼もしかったです。
丹羽と犬塚に「失敗した人間の背中、いつまでも蹴り続けて楽しいですか」と訴えるシーン、すごく格好良かったです。定年するまで教師を勤め上げ、部員たちと南雲の絆を自分の目でしっかり見てきた横田だからこその説得力があって、人間の大きな熱い一面が垣間見れてグッときてしまいました。
いい意味で越山に染まっているというかちょっとゆるい感じもしますがそれが日常だったのでしょう。生徒に突っ込まれるような緩く隙のある先生っていましたよね。遊んでるようで遊ばせているような、年長者らしい余裕があって好きです。
南雲の指示通りに選手たちにサインを出したり、好調な試合運びに「サイン嵌ると気持ちええなあ」と嬉しそうだったり、ベテランの前監督とは思えない素直で大らかな姿が素敵でした。コールド負けしなかったことを喜ぶ選手たちを「成長したなあ」としみじみと誇らしげに見守る姿も、部員たちへの愛情が感じられて良かったと思います。
ベルトを忘れた子供に自分のベルトを貸すのが面白かったです。あんなハプニングは強豪チームなら起こりそうもないけど、それが越山なんですよね。長年そんな生徒の面倒を見てきたからそこまで驚かないし慌てない。いつものことなんだろうなと微笑ましかったです。
予選当日、背番号が逆だったりベルト忘れてきたり、会場間違えたりと、てんやわんやの部員たちの相手を手慣れた様子でこなす姿がさすがベテランって感じで頼もしかったです。呆れた顔をしつつ世話を焼く姿は、監督っていうよりお父さんみたいなほのぼのした雰囲気があって緊張感に欠け、きっちり列を作って挨拶をして歩く星葉高校のメンバーや余裕たっぷりな賀門と良い対比になっていたと思います。
毎クール主役を何かしらに誘ってるなって印象だけど、その都度全く違う人物に見えるのはさすが。ビシっとスーツ着た市長も寡黙な熱血消防団員も、学校の先生も、どんな職業でも違和感なく似合ってしまうのが凄いです。何度渋られても誘い続ける粘り強さ・しつこさも田舎のおじさんって感じがよく出ていたし、野球部員本人たちの前で弱小だのヘボだの平気で貶してしまう姿も、良くも悪くも昔気質の教師って感じがあって、そこが端的に的確な指示を出す南雲と良い対比になっていたと思います。