ごほうびごはん

退社後に焼肉に行くっていうだけなのに、皆の気合の入り方が凄い。咲子も言ってたけどスローまでかかって海外ドラマのOPみたいで笑っちゃいました。特上カルビも牛しゃぶも全部美味しそうだったし、部署のメンバー皆、咲子に負けないくらい幸せそうに食べるし、和気あいあいと楽しそうで羨ましくなりました。咲子の金銭感覚や自分への甘さに疑問を感じたこともありましたが、嫌な人が出てこないし料理は美味しそうだし、週末の深夜にちょうど良い緩さで見やすいドラマだったと思います。

咲子のたこたこペン、確かになかなか斬新だと思います。ちょっと欲しいなと思ったし。それにしても太っ腹な部長ですね。特に赤牛の焼きしゃぶはマジで美味そうすぎました。かえでの酒癖の悪さとか咲子の「ぷは」とか、今時久しく経験していない楽しそうな飲み会はちょっと羨ましい。磯貝の言う通り「私なんかダメ」というのはあまりよくないと思います。最後に磯貝も先輩らしさが見られました。でも「とんちゃん」か。どこまでもマイペースな咲子らしいラストでした。

食事を通してどうのと言ってはいたけどあんなにいい人しかいない職場は稀だと思う。咲子の食べっぷりは見てて気持ちいいし、幸せを共有できるかもしれないけどそれは相手あってこそ。そこだけはドラマ的都合だし仕方ないけど。
もし咲子がコンペに初回で通ってたら磯貝はどんな反応をしたんだろう。うなぎがたべれなかったことで態度が悪くなるのか、うなぎの感想を聞きに来るのか、咲子に対してならどっちもありそう(笑)ちょっと見たかったな。
でもうなぎのおあづけを食らって焼肉に一緒に行ったのにそんなに食べていなかったことに驚き。お腹鳴ってたのに名古屋飯じゃないとテンション上がらないのかな？でも食レポは完璧であか牛の焼肉食べたくなりました。

韓国料理は全てが激辛って偏見が酷い。以前台湾混ぜそば食べに行きたいって結局は台湾混ぜそばは食べなかったけど、台湾混ぜそばって辛いとこも多いはず。知らなきゃ食べれるのか、食わず嫌いなのか、なんだか少し違和感。部長とフルーツサンド食べたときは別のお店の情報も持ってたのに、他は知らないことばかり。食べるの大好きキャラと矛盾してるのやめてほしいな。
磯貝の新しいものを生み出す苦しさの発言はその通りだと思ったのに、怒りはうな重を奪うライバルだからだったとわかってちょっと呆れました(笑)

まあアイディアは磯貝が言う通り、必死でひねり出すものでもあるけど、ブレストのアイディア出しなんかは素人の何気ない意見の方が面白かったりもします。それにコンペに参加することで学こともきっとある筈です。うまく咲子の気持ちを引き出した落ち武者こと小湊はいい同期ですね。カレーも甘口というのは咲子らしい気もしますが、小さい地獄のスンドゥブに挑戦した後は、特上うな重ゲットのために頑張って欲しいです。結局、同じうな重狙いの磯貝には負けないでもらいたいですね。

真っ赤で辛そうだからという見た目だけで韓国料理を敬遠する咲子にちょっと違和感。以前、食べたことない台湾料理に挑戦してなかったっけ？食べること大好きなのに食わず嫌いだったり、ド定番の名古屋めしを知らなかったこともあったし、ストーリーの都合でキャラクター設定がたまにブレてる気がします。辛くないよって言われてるんだから一口だけでもさっさと食べてみれば良いのにってウダウダ迷ってる咲子にちょっとイラっとしちゃいました。

咲子の日頃の節約生活が垣間見れて、ちょっとだけ親近感がわきました。もやし料理とどんぶりものは節約料理の鉄板ですね。豆腐ガパオ、ヘルシーだし美味しそう。松阪牛のすき焼きは椎茸やネギ、卵、お酒まで最高のものを用意していて、ボーナス少ないのに使いきっちゃうのでは？と心配になるレベルだったけど、めちゃくちゃ美味しそうで羨ましかったです。

日頃の夕食が平均1食100円未満はすごい。でも「もやしカルボ」は意外に美味そうだった。そして初ボーナス。随分と昔ですが自分がもらった時のことを思い出しました。何に使ったか覚えていませんが。かえでは彼との初お泊りデートに力が入ってますね。そして咲子は彼女らしくグルメカタログ。もちろん実家だけでなく自分の分も。選んだのは松阪牛ですか。そんなの咲子の倍くらい生きてますが食べたことないです。自分で買う度胸もない。でも美味そうすぎて、ちょっとこの年末にでも頼んでみようかと思ってしまいました。

今さら割引シールの貼られた商品しか買わないとか言われても、最初に伊勢海老買っちゃってるしまったく質素な感じはしませんでした。それに松阪牛のすき焼きのために高いねぎとか椎茸とか卵とかお酒まで揃えちゃってるし、ボーナスが入ったとはいえやり過ぎな気がしました。もちろんこだわった方が美味しいのはわかる。わかるけど、なんかズレてる気がします。
彼氏との旅行とそれに向けての女子力アップのかえでも思いきったなと感じたけど咲子みたいに食べたらなくなるものではないし、うまい使い方だと思いました。

咲子とかえでも間もなく入社1年で原点回帰の回でした。咲子の「おばあちゃんのお守り」のように、大したものではなくても、心を弱らすタイミングで失くすとへこみますね。そんな時に食べたものは確かによく覚えているものです。それにしても咲子は1社だけ受けて採用ですか。一方、かえでは50社全滅。なんだかそれで妙にシンパシーを感じて、かえでの方を応援したくなりました。何にせよどんなスーパールーキーも、即戦力とはいかないのが仕事というもの。是非とも社会人の新人さんたちに見て欲しい回です。

入社して直ぐなんて指示がなきゃ何も出来ないのに、探す資料もわからないのに勝手に手伝って失敗して、自分なんか会社にも社会にも必要とされてないはちょっと被害妄想が過ぎるのでは？この作品って言ってることは共感できるし間違ってないけど、それが咲子に合ってなくて違和感があります。田舎から出てきてどれだけお金があったのかはわからないけど、正直落ち込んでるからこそ現実的になって外食なんてできない気が。"食いしん坊の咲子だから"と言えば済むと思ってるのがなんだか残念。

落ち込んで元気がない時に食べる熱々のハンバーグと店主さんの優しい気遣い、心に沁みて救われますよね。お店の雰囲気もアットホームで落ち着けそうだし、ハンバーグもオムライスも奇をてらっていない定番スタイルでとても美味しそうでした。必要とされていないと落ち込んでいた咲子も、第一希望の会社じゃないと腐っていたかえでも、今では自分に何が出来るか、何がしたいかしっかり目標を持って仕事に取り組んでいて、社会人としての成長が見られたのも良かったと思います。

磯貝の名古屋愛がいろんな意味で強くてびっくりしました。うまいこと言ってチラシを見るのかと思ったら見なくて残念(笑)
味噌煮込みうどんを食べる妄想まで説明が細かい…！食べてないのに食べたような食レポと食べてるときは何も喋らない寡黙な感じが素敵でした。自分が作ったクリップを褒められてちゃんと照れてたのも磯貝の人間性がわかってよかったです。
ただ物産展で割引シールって何だよとか、あんな大きなうなぎを一食で食べちゃうのとか咲子に起こることがちょっと理解できない。都合が良すぎるのをそろそろやめてほしいです。

半額とはいえ、あんな立派な国産のウナギを買ってきちゃう新入社員って現実的なのかなあ。昼も外食ばかりだし、相当やりくり上手な設定？仕事を頑張っている描写がほぼゼロだから、ご褒美ばかり奮発しているように見えて共感出来ないしなんかモヤモヤする。でもお手製鰻丼とお茶漬けはめちゃくちゃ美味しそうで食欲をそそられました。「ごほうびごはん」ってタイトルじゃなかったらそれほどモヤっとせずに見られるのかもしれません。

桜井日奈子さんのおいしそうにご飯をたべる姿が最高でした！

冒頭は某番組のパロディですが、桜井さん、まったく走れてないですね。バスケットをやっていたし、本当はちゃんと走れるとは思いますが。その桜井さん演じる咲子ですが、どう考えても食事制限は無理なタイプでしょう。でも最近の女性は痩せすぎの人が多いし、そのままで充分だと言ってあげたいくらいです。今回の料理はシュラスコでした。まさにお肉のカーニバルです。スペアリブがうまそうでした。咲子の色気より食い気ぶり、青柳さんのはしゃぎっぷりが笑えました。

新入社員として働きだしてまだ数ヵ月なのにここまで上司と仲良くなれるものかなとちょっと非現実的な演出にもやもやしました。でもたった数ヵ月でもあれだけごほうびごほうびと言って美味しいものを食べてれば太るに決まってる。だけどもともと鍛えていたわけでもないのに、フォームも適当でただひたすらに坂道を走って登って意味があるのかなと考えてしまいました。
シュラスコも高級食パンも食べたことはなくてもテレビや雑誌ではよく見るのに、食べることに執着してるわりに咲子って知らないこと多すぎないかなと。
食べてるシーンは安定に美味しそうだけど、他が適当すぎていまいち入り込めなかったです。

今回は咲子の…というより商談が上手くいった青柳主任のごほうびごはんでしたね。咲子たちは便乗って感じだったけど、こうやって嬉しいことを部下と共有してくれる上司って素敵。サンバまで踊っちゃうノリノリな青柳主任、可愛らしかったです。高級食パンで作ったフレントトーストも、ふわふわトロトロでめちゃくちゃ美味しそうでした。出来上がりの料理はもちろんだけど、フライパンの上で溶けるバターやひっくり返した時のパンの色付きなど、調理シーンも食欲そそりますね。

初めて"ごほうびごはん"という単語がしっくりきました。妹と食べる残り物で作った野沢菜チャーハン。とても美味しそうだったし"実家にいる気分"というセリフが良かったです。
進路は親が喜んでくれるものを選ぶのが正解ではなく、自分が納得したものを選ぶべき。じゃないと何か上手くいかなかったときに親のせいにして、喧嘩になって、さらに物事が上手くいかなくなってと悪循環に陥ってしまう。
咲子が好きなように進路を決めたから私が何とかしなきゃという思いはよく理解できました。でも咲子には咲子の言い分があって、家族って近いようで遠い存在。何を考えてるかわかるときもあるけど、やっぱり一人の人として話し合いは必要だという流れも良かったです。

咲子の妹の登場です。とりあえずぼさぼさの頭だけど咲子のパジャマ姿はかわいいですね。二人で食べたパンケーキのクリームはすごい。あの過剰さは地方出身者からすると、まさに東京らしい気がします。進路に関して相談に乗る姉に切れた妹ですが、どちらの言い分も分からなくはないですね。家庭内の立場っていうのはずっと変わらなくて、姉はずっと姉で、子どもはずっと子ども。だから親からすれば、幾つになっても子どもを心配するのは仕方ない。でもだからこそ案ずるより産むがやすし、ということになるのだろうと思います。妹の彼氏はあれで浮気とか言われて困っただろうけど、こんな健全な高校生はなんだか眩しいですね。

東京に来たら行列の出来るパンケーキ屋さんに…って定番過ぎるけど、素朴な雰囲気の池田姉妹らしくて微笑ましかったです。画面からも伝わってくるフワフワ感とたっぷりのクリームが美味しそうでした。いつも頼りない咲子がちゃんとお姉ちゃんしている姿も新鮮だったし、咲子に負けず劣らずめちゃくちゃ美味しそうに食べる妹も可愛らしかったです。タコさんウインナー付きの特製チャーハンもザ・家庭の味という懐かしい雰囲気があり、咲子の妹へのエールのようなものも感じられてほっこりしました。

知らない世界に一歩踏み出すのは簡単じゃないから何故か背伸びしたくなって、知ったかぶりしてしまうけど結局恥になってしまうのはよくある話。初めてを認めて、ここにきてよかったという言葉は店員さんにとってとても価値のある言葉だと思いました。
そんな大人の世界から一転しておばあちゃんの筍で作った炊き込みご飯に煮物に天ぷら！ギャップがあってほっこりして終わるんだと思ったらまさかの馬刺し登場でまだ食べるんだとちょっと引きました(笑)馬刺しがふるさとの味はちょっとびっくりです。

咲子のバーデビューです。昔から、女性を口説くのに、バーで酒のうんちくを語るのは定番だし、自分もやったことありますが、客観的に見ると何か恥ずかしいですね。「チェイサーをダブル」は笑えました。まあやっぱり知ったふりをしないでバーテンさんに相談するのが一番。いろいろなカクテルを楽しみ、昔を思う。まさにバーの楽しみ方だし、咲子も背伸びはしてはいるけど、ほんのちょっとだけ大人になったかもしれません。タケノコはともかく馬刺しは長野県民のソウルフードだとは知りませんでした。

カクテル2杯に5000円は新入社員にはかなり痛い出費だったけど、落ち着いた雰囲気の素敵なバーだったなあ。ノスタルジア、私も林檎かじりながら飲んでみたいです。筍づくしのランチを食べたあとに馬刺しとハイボールって相変わらずすごい食べっぷりだったけど、カロリーとか食べ過ぎとか気にせず思いっきり故郷の味を満喫する咲子の姿は見ていて気持ちが良いし、あまりに幸せそうでちょっと羨ましくなりました。

なぜあんなに美味しいものを食べることしか考えてないのに、台湾まぜそばは何処のお店が美味しいか調べなかったんだろう。前のクリームサンドのときは別の店の情報も話していたので違和感がありました。
でも変わりに出てきた台湾グルメは美味しそうで、お店の方のテンションが面倒臭くないギリギリのラインでとても楽しく見れました。これもあれも美味しいと言われて相当食べることになっても美味しいものを美味しいと言える咲子に笑ってしまいました。
咲子とどう絡むのかと思ってた磯貝がまさかの名古屋飯愛が強すぎるキャラで、ちょっと引きました。おにまんじゅうが全国区じゃないのか発言は最高でした。

小籠包の肉汁を「黒部ダムもびっくりの放出量」とか言ってたの、笑えた。台湾料理、もう少しおいしそうに映して欲しい。桜井日菜子の食べっぷりは、見ていて気持ちが良い。

世界中のあげものってロマンチックでしょうかね。笑えるから良しとしましょう。とにかく台湾料理屋さんのノリがいい。それに乗せられてガンガン食べまくる咲子も、良い食べっぷりです。まあこれくらい食べる方が、お腹いっぱいとか言ってすぐに食べ物を残す女性よりも、ずっと好感度が高いです。それにしても磯貝の名古屋愛がすごい、というかうざい。名古屋の人には申し訳ないけど、名古屋の食文化はちょっと特殊であって、決してメジャー路線ではないと言いたいです。

会社でお弁当を食べるシーン、それぞれのキャラクターに合った内容で面白かったです。二段弁当のどちらも白米ってお弁当あるあるだなあ。咲子のいかめし1本と焼き芋1本そのまま持ってくるお弁当も彼女らしくて良かったです。でも今回、仕事シーンがゼロだった気が…。台湾料理を値段も気にせず食べまくっていたのは何のご褒美だったんだろう？新卒の一人暮らしなんだから、外食でも自炊でももう少し値段を気にする描写があると共感しやすくなると思います。

今までは何度も"ごほうび"という単語が何度も出てたのにぱったりなくなって、咲子にとって初めてとはいえ、もんじゃがごほうびごはんはちょっと適当過ぎないかなと思いました。
あの上司の怒り方は上の人間としてできてなかったけど、甘いものが好きとバレたくらいで謝るなんてどこの世界の話？？しかも謝るならみんなの前で謝るべきでは？咲子はクリームサンドに目が眩んで会議の資料を並べる仕事も結局やってないし、現実感がまるでなくて食べ物に集中出来ませんでした。
美味しそうな料理を見せておけば飯テロ作品になると思ったら大間違いと言いたくなる内容でした。

連絡なしで遅刻した上に同期とお喋り、挙句に大切な商談に関わる言伝を忘れるっていくら新人でも社会人としてちょっとどうなんだろう。緊張感無さ過ぎで無責任だし、上司に叱責されるのも当然だと思ってしまって、そこからごほうびごはんへ…という流れにちょっとモヤモヤしちゃいました。美味しいものを食べて元気出すのは良いことだけど、「ごほうびごはん」を食べるほどヒロインが頑張って働いてるように見えないところが残念です。

当然、入社1年目の新人はいろいろ思うし、気も遣うだけうけれど、それは先輩の側も同じ。青柳を通して、会社の先輩の気持ちが、よく表現されていたと思います。大いに滑っている本田も可愛い新人が二人も入って、舞い上がっているのでしょう。ちょっと青柳役の未来さんの芝居は堅い感じがしましたが、池田と二人での焼き鳥談義は面白かったと思います。それにしてもこの店のかしわ焼きは、随分手がかかっているのに驚きました。やはり料理はひと手間を惜しまないことですね。

伊勢海老の演出も酷かったけど、2話ではまるで仕事を頑張った描写がないのに"ごほうび"ばかりで、いくら食事は我慢できなくても昼間は手作りお弁当とか節約してる描写も入れてほしい。毎日ランチ行って、残業したら外食なんてどれだけお給料もらってるのかと思えてしまう。もっと飯テロを楽しめる作品だと思ったのに現実味がなさすぎて違和感にもやもやします。
上司と飲み屋で会ってすぐにあそこまで打ち解けられるのもおかしいけど、一緒に食事をすることの特別さや上司が堅いんじゃなく自分が堅かったんだという発見は良かったです。

原作の良さをわざと無くしてるのか？と思うほど雰囲気が違う。一話の海老カレーだって、どうしても海老カレーが食べたいけどお店で食べるのがハードルが高いから自分で作ることにたどり着いて、スーパーで悩んだ末に運命の半額伊勢海老を清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ってくるのにあれじゃお金持ってるただのOLにしか見えない。ほんわかした感じもないし、素朴な感じが魅力なのに。桜井日奈子ちゃんのせいではなくて、完全に脚本、演出の問題です。原作読んでないんじゃない？

焼鳥にハイボールも餃子にビールもすごく美味しそうだったし、サシ飲みで上司との距離が縮まるのも結構だけど、「ごほうびごはん」ならもう少しちゃんと仕事してる描写が欲しいです。上司に注意されたのも業務中にお喋りしてたせいだし、ランチに行けなかったのも自分が仕事でミスしたせいだし、それで落ち込んだから「ごほうび」って自分に甘過ぎてちょっとイラっとしちゃいました。

原作がとても大好きなのでドラマ化も楽しみにしてました。が…残念すぎる。どうして原作の良さを削ぎ落としたんだ…咲ちゃんや小湊さんの良さがなくなってる。もっとほわほわふわふわした漫画で癒やされるのに…。咲ちゃん一話だけだと新入社員なのにお金ありな子だよ。もっと普段は質素だったりとかでお家もあんなにオシャレじゃない。堅実なのに。まぁ、そんな感じでドラマはイマイチだとしても原作マンガは全然違うので読んでください。

咲子の食事シーンは本当に美味しそうでした。見ていて飯テロだなと感じたし、咲子とご飯を一緒に食べたら幸せだろうなとも思いました。
ただ田舎から出てきた冴えない子設定なら東京のランチ高い！とかハンバーガーがこんなに高いの?!みたいな動揺も少しは入れて欲しかったです。
それにいつものことですみたいに伊勢海老料理が最初なのはかなり引きました。ご褒美とかそういうレベルじゃないし、せっかく料理の説明までするなら気軽に真似できるものにしてほしかったです。

自分が歳を取ったからなのか、こういうキャピキャピした女の子が苦手だ。あんな風に挙動不審な子と友達になるのも嫌だな。最近一人でご飯を食べるとかそういうドラマが特に深夜に多いけど、こんなに食欲をそそられなかったドラマは初めてでびっくり。美味しさっておいしい！！って叫ぶだけが能じゃないでしょ。下手なリポーターのようなリアクションにさめてしまうよ。ごほうびごはんってほど働いたのか？とも思うし、新入社員でランチも夜も外で美味しいご飯ってちょっと違うかもな。

グルメ系のドラマは沢山あるけど、自炊も外食もどちらも楽しむっていうのが新しいなと思いました。自宅で好きな料理を作って1人で食べたり、同期とおしゃべりしながら外食したり、「美味しいものを食べる」ということ以外は強い拘りや決め事がないところが週末の深夜にちょうど良い緩さで見やすくて良かったです。伊勢海老カレーもグルメバーガーもどちらもめちゃくちゃ美味しそう！幸せそうに食べる桜井さんの笑顔にも癒されました。