春の呪い

なーんだ、なんだかあっけなくまとまったなっていう印象。ラストまで２話に分ても良かったような感じだったな。春に呪われるってほどオカルトっぽくもなくただのお姉ちゃんの思い込みって感じだったし、あれだけ血筋にこだわり嫁取りにまで口を出してきた母親からもあっさり別れられて、夏美ちゃんも案外すんなり家出成功。二人の告白までがピークだったのかなー。もうちょっと後日談とかもあっても良かったかも。幸せになった二人も見てみたかったよね。

ホラー系かと思って見ましたが全く違うので、ドラマタイトルおかしくない？と思ってしまいました。夏美が棒演技すぎてコケます。病院廊下で座り込むシーンはひどすぎるのでは？美人さんなんだけどセリフカミカミ、滑舌良く無いのは心に入ってこなくて残念です。工藤阿須加も他の作品は棒演技じゃないのに、何故か棒で無表情演技（演出なのでしょうか）です。春の女優さんは顔が好みじゃなく、役と合ってない感じがしました。結局呪いって何だったんでしょう。時代とズレた感じの脚本も謎でした。

え、これだけ？？？っていうのが感想。
結局、何も無かったやん。
最後の最後で呪い発動かと思ってビクビクしてたら何もなく終わった。
山場となる場所が何もなかった。
ただ妹が死んで妹の婚約者と結ばれるというだけの話やん。

同じフレーズばかり。
つまらない。
キャストは良いので勿体ない。
最後も呪ってたのに急にニコニコ？？
何も呪い的なものが無かった。

おばさん見る目ないなー。春ちゃんに目をつけたまでは分かるけど、あんな器量良しで品もある夏美ちゃんよりあの親戚の子の方がいいって言うの？あの子の方がよっぽど品がなくて不釣り合いよ？冬吾さんのあの興味のない時の表情ったらこっちが笑っちゃいそうになるわ。あんまり表現が上手くないけど見ていれば誰に気があるかなんてすぐ分かる。最初は面白くない人って思ってたけど行動が素直すぎて最近はむしろ冬吾さんのファンになりました。

？？これ呪われてる？？なんか呪われてるというか姉が妹の気持ちを考えすぎて囚われているだけでは？たしかにたまに出てくるセーラー服の青白い顔した春ちゃんは怖いけどこれも姉の妄想というか想いの結果だよね？今は死んでもブログとかSNSは残るからね、そこから思わぬ気持ちが読み取られてしまうこともあるよね。消えない思いか。なんだかそっちの方が呪いより何より怖いかも。冬吾さんものらない縁談には全然のってこない。分かりにくい表情の中にも好きとか嫌いとかハッキリあるんだね。冬吾さんを観察するのが面白い。

ほんとのところ、冬吾さんはあのお見合いの時から夏美さんに惹かれていたのでは？と思う。だから親に言われたわけでもなく夏美さんに近づいたんだろう。春さんにも惹かれていないわけではなかっただろうけど、少しだけこれでいいのか？って疑問に思っていた現状を一緒に変えられるのは夏美さんなんじゃないかとどこかで思っていたのかもね。親も冬吾さんも三男なんだからそこまで縛ることないのにね。それとももう冬吾さんしか言うことを聞かないのか？二人が両思いになったら今度は冬吾さんのお母さんからきっついイジメが始まるだろうね。

ほんとに血の繋がった姉妹よね？？ファッションの好みはいいとしてもなんであんなに姉のファッションはしょっぱいの？？妹みたいなお嬢様ファッションが好きじゃないにしても、もうちょいいい物着てもいいよね。姉にだけお金かけないみたいで変な感じ。妹が品があるとかなんとか言われてるけど、姉だって綺麗に着飾れば痩せすぎだけど美人でしょ。継母が血が繋がってないから嫌なのと、親族に他の血を入れないのとは訳が違う。継母のことは血とか云々よりも父のことを取ったとか亡き母のところに入ってきた人ってことで嫌なだけ。それとこれとはわけが違う。変なの。

うん、面白い！！なんかまだいろいろ闇の中だけどすごくワクワクする。姉の方は妹が好きなのはホントだと思うし嫉妬もあったと思うけど、純粋に母親が死んでしまってからは妹が心の支えだっただろう。だけど、妹の方はどうだっただろう。姉といれば守ってくれるから保護してくれるっていうメリットだけで一緒にいたってところはないだろうか？それが姉には叶えられない大きな家に住めて、かっこいい将来有望な旦那さん候補が現れたらあっさり乗り換えた。妹には打算しかなかったように見える。品があるとかなんとか言ってたけど私には姉の方が魅力的だったけどなー。