『刑事7人 第7シリーズ』での吉田鋼太郎 (片桐正敏役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
吉田鋼太郎 (片桐正敏役) は 「2021年7月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
大声で怒鳴ったり机を叩いたり、かなり厳しく取り調べる姿が青山を刺された強い怒りを感じさせました。声がよく通るから怒鳴り声も様になるし、下手したら殴りかかるんじゃないかってくらいの勢いがあって迫力満点でした。暴走気味の天樹に釘をさしたり、手術中の青山を待つ環を心配そうに見つめたり、メンバーひとりひとりに目を配る姿も見られ、最終回でも班長らしい頼もしさを発揮していたと思います。
暴走する拓海に「冷静になれ!」「お守してる暇はない!」と厳しい口調で叱責するシーンが印象的でした。一緒に捜査している天樹や海老沢がそういうタイプじゃないというのもあるけど、ビシっと一喝する姿は班長として頼もしくて格好良かったです。怒りにまかせてというより父親が息子を正そうとしているような情も感じさせ、天樹だけではなく片桐のこの言葉があったおかげで拓海は過ちを犯さずに済んだんだろうなという説得力がありました。
コンビニで大輔や愛にウザ絡みするシーンが片桐らしい軽さとテンポの良さがあって良かったです。馴れ馴れしく矢継ぎ早に話しかけてグイグイ押していく感じがスマートな天樹やまったりした海老沢とは違う攻め方で個性が光ってました。焦って急いでる時にこんなダル絡みされたら犯人はさぞ嫌だろうな~とちょっと気の毒になるくらいの鬱陶しさが面白かったです。
環と呑みながら青山の愚痴を聞いてあげるシーン、とても良かったです。一見ナンパで適当っぽいけどちゃんと周りを見ているし、はんぺんに例えるのは独特なセンスだけど的確な助言もサラっと出来る。堅さがなくて年齢関係なくオープンに何でも話せちゃいそうな雰囲気は吉田さんならではですね。いざとなったら頼れる上司と言う感じで格好良かったです。
そもそも演出家の蜷川幸雄さんにシェークスピア劇を叩き込まれ、それを受け継いだ人だけに、スケールの大きな中に感情の機微を込める芝居はおてのものでしょう。警察上層部と渡り合える喰えないところや、あれこれ言いながらも部下たちを信用しているところ、そして娘に向ける強い愛情と、様々な面を見せながらも、ひとつの人格としてしっかりまとまりがあります。なので実はなかなかいないタイプなのに、「こういう人いそう」と思わされてしまいます。
娘さんとデートしてる時の浮足立ってる感じが可愛らしかったです。顔がニヤけて嬉しさを隠しきれてなかったり、先に娘さんが帰ってしまって拗ねたり、月に1度のデートを本当に楽しみにしていたんだなと親ばかっぷりが伝わってきてほっこりしました。行方不明になった娘さんを捜す時の取り乱した様子や必死さも、普段のドンと構えてスカした雰囲気と全然違って、刑事というより普通のお父さんの顔になっているのも新鮮で良かったと思います。
大声で怒鳴ったり机を叩いたり、かなり厳しく取り調べる姿が青山を刺された強い怒りを感じさせました。声がよく通るから怒鳴り声も様になるし、下手したら殴りかかるんじゃないかってくらいの勢いがあって迫力満点でした。暴走気味の天樹に釘をさしたり、手術中の青山を待つ環を心配そうに見つめたり、メンバーひとりひとりに目を配る姿も見られ、最終回でも班長らしい頼もしさを発揮していたと思います。
暴走する拓海に「冷静になれ!」「お守してる暇はない!」と厳しい口調で叱責するシーンが印象的でした。一緒に捜査している天樹や海老沢がそういうタイプじゃないというのもあるけど、ビシっと一喝する姿は班長として頼もしくて格好良かったです。怒りにまかせてというより父親が息子を正そうとしているような情も感じさせ、天樹だけではなく片桐のこの言葉があったおかげで拓海は過ちを犯さずに済んだんだろうなという説得力がありました。
コンビニで大輔や愛にウザ絡みするシーンが片桐らしい軽さとテンポの良さがあって良かったです。馴れ馴れしく矢継ぎ早に話しかけてグイグイ押していく感じがスマートな天樹やまったりした海老沢とは違う攻め方で個性が光ってました。焦って急いでる時にこんなダル絡みされたら犯人はさぞ嫌だろうな~とちょっと気の毒になるくらいの鬱陶しさが面白かったです。
環と呑みながら青山の愚痴を聞いてあげるシーン、とても良かったです。一見ナンパで適当っぽいけどちゃんと周りを見ているし、はんぺんに例えるのは独特なセンスだけど的確な助言もサラっと出来る。堅さがなくて年齢関係なくオープンに何でも話せちゃいそうな雰囲気は吉田さんならではですね。いざとなったら頼れる上司と言う感じで格好良かったです。
そもそも演出家の蜷川幸雄さんにシェークスピア劇を叩き込まれ、それを受け継いだ人だけに、スケールの大きな中に感情の機微を込める芝居はおてのものでしょう。警察上層部と渡り合える喰えないところや、あれこれ言いながらも部下たちを信用しているところ、そして娘に向ける強い愛情と、様々な面を見せながらも、ひとつの人格としてしっかりまとまりがあります。なので実はなかなかいないタイプなのに、「こういう人いそう」と思わされてしまいます。
娘さんとデートしてる時の浮足立ってる感じが可愛らしかったです。顔がニヤけて嬉しさを隠しきれてなかったり、先に娘さんが帰ってしまって拗ねたり、月に1度のデートを本当に楽しみにしていたんだなと親ばかっぷりが伝わってきてほっこりしました。行方不明になった娘さんを捜す時の取り乱した様子や必死さも、普段のドンと構えてスカした雰囲気と全然違って、刑事というより普通のお父さんの顔になっているのも新鮮で良かったと思います。