着飾る恋には理由があって

葉山さんとくるみの距離感がとても良かったです。葉山さんが常に紳士で、いくらでもくるみを奪えそうな瞬間があるのに、自分の気持ちを押し付けずちゃんとくるみの気持ちを尊重してくるみとの距離を保っている姿に胸を打たれました。くるみも駿もみんなそれぞれ自分の夢を諦めず、でも恋もちゃんと大切にしてお互いを思いやっているところが素敵でした。くるみの衣装やヘアスタイルは本当に毎回素敵ですがこの回では着飾ること素晴らしさをさらに気づかせてくれ、ますますくるみが好きになりました。

なんだろう、みんな幸せに纏めておきました感しかなくて、5年後まで描いたのは詰め込みすぎだなと感じた。
よくわからないことが多すぎるのが難点。陽人はいつ羽瀬に惹かれて、どうなって結婚まで至ったのか。まったく描かないで突然主要キャラ2人の結婚式はないわ。
香子も"私には私がいる"とカッコいいこと言っていたのに結婚式を見て寂しさから元夫に連絡してて、あの言葉はなんだったのかと唖然とした。この2組で十分ドン引きで、駿とくるみのラストはもう理解できなかった。キッチンカーで全国を回っていた駿とフリーのバイヤーになったはずのくるみが5年で子持ちって現実味無さすぎるでしょ。どっちの夢を疎かにしたのかは描かずに綺麗なとこだけ切り取って見せるなんて酷すぎる。
もう少し脈絡ってものはないかと、残念に思いました。

長谷ちゃんとハルくんが結婚したのは予想外の出来事でびっくりしました！アットホームな感じの結婚式でウェディングドレスも素敵だった。そこで、くるみに一生俺に付き合ってください！ってプロポーズしたのもかっこよかったです。てっきり北海道のレストランに行くのかな？遠距離恋愛になっちゃうのかな？と思ったけど、まさかの全国各地！しゅんらしいと言えばしゅんらしい決断だな。それからの5年後の３人家族がとても幸せそうでした。

最初から最後まで駿のキャラクターに全く魅力を感じられず、どうして真柴があんなに駿一筋になったのか理解出来ないまま最終回を終えてしまいました。7年間、憧れの人の役に立ちたいって頑張ってきたから、一緒に夢を追える等身大の関係が新鮮だったのかなあ。一応登場人物それぞれの道がちゃんと示されて大団円ではあるけど、駿は最後までコロコロ言うことが変わって不安定で成長があまり見られないし、5年後の中途半端な描写もいらないし、何かモヤモヤする終わり方でした。憧れだった社長が恩師のような存在になり、そしてバイヤーとしてのライバルになるっていうところは真柴の成長を感じて良かったと思います。

お互いの夢を応援します、というスタンスのふたりが凄く魅力的でしたね。社長がもっと真柴に対してグイグイ来るのかと思いきや、すでに真柴の気持ちは駿にあることを悟っているからこそ身をひいたのかなと思いました。羽瀬ちゃんとはるちゃんの結婚式もめちゃくちゃおしゃれな雰囲気でしたね。
ラストのこのタイミングで付き合ってくださいかよ、と思いましたがいいシーンでした。駿くんは固定の店舗よりもキッチンカーの方がいいなと思っていたのでしっくりきました。まさか娘さんと登場するとは思いませんでした。素敵な終わり方だと思いました！

真柴ちゃんが7年間も葉山社長に片想いしながらSNSを頑張ってきたのに、社長が退任した途端に別に彼氏をつくって、葉山さんが本当に苦しい時にそれほど助けた感じもなくて。SNSも一度炎上したらもう立ち直れなくなって会社さえも辞めてしまったのは、さすがに逃げ過ぎでは。藤野さんもいきなり北海道のお店を任されるのは重荷ではと思ったけど、復帰した東京のお店さえやめて、また移動カレー屋に戻るのはやっぱり逃げてるように見えた。好きなドラマだっただけに、なんとなく残念な最終回だった気がします。

駿は自分の中の葉山への嫉妬心を認めたくないのか、端から見ていると中途半端な人にしか見えず、飲んで忘れようとするのも嫌だなと思ってしまった。くるみの件もお酒で解決しようとしたのには唖然とした。
くるみは関係ないのに、買った鞄一つで炎上は怖い。でも今の時代いつ、何が炎上するかわからないことを理解してSNSをしていただろうに、自分は大丈夫とどこかで切り離していて"覚悟"がなかったのかなと思わずにはいられなかった。しかも店舗で店員に言われたことを自覚してなかったのかショックを受けたり、駿の話に乗って全てから逃げたいと言ったくるみには同情心は生まれなかった。
駿は男性としてがっかりだけど、くるみには人としてがっかり。葉山はここにきて押しきらないし、とてももやもやしました。

社長にすっぽかされて駿に惹かれてくっついて、また社長出てきてでも駿を選んだ！そこまでで終わってしまえば良かったものをまだダラダラと続くからくるみがふらふらしてしまうじゃないか。食事に間に合わなかったことは仕方なかったとしても、駿に分かってもらえなかった悩み事を社長にするってなんだかなーって感じ。しかも涙までみせちゃってさ。女ってそういうとこあるよねってバカにされるよ？そういうのが同性からしたら嫌なんだよね。

このドラマは、登場人物が基本的に過剰に騒がないので安心する。レストランデートに遅れたのを、真柴も強く責めないし、駿も真柴がシャチ社長と行った焼きもちをあからさまに見せないし。そんな真柴も、炎上の件は辛いだろうなと思った。インフルエンサーであればあるほど、そういうことも起きてくるんだろうな。怖い怖い。「今聞きたいのは、そんな言葉じゃない」って言ったのも、わかる。わりと平静を装ってはいたけど、精神的にもうギリギリだったはず。正論かもしれないけど、受け入れる余裕がなかったんだよね。その点、社長の大人な対応は、ほっとする。あと、何気に、飯尾さん演じる課長に癒されます。陽人と羽瀬さんカップルも、いいバランス。羽瀬さんからのほっぺチューは、キュンとした。香子さんと礼史さんカップルも、礼史さんが憎めなくて、やり直してほしい気持ちになっちゃってます。

前回真柴と社長がデートに行くことになり、はたしてふたりの関係はどうなるのかと気になりましたが、真柴はちゃんと駿くんとの関係を大切にしているところは好感が持てました。インフルエンサーとしての仕事がうまく行かなくなり、お店で働いている真柴ですが、顔出ししている彼女の接客はいろんな波紋を生みそうでしたね。駿くんと北海道についていこうと話している真柴に「それは逃げだ」とわかっていて諭す駿くんの姿は切なかったです。夢を追うところの厳しさや挫折もきちんと描いているところがいいなと思いました。

あんなに人の心の動きに細やかだった藤野さんが、シェフとしての腕を見込まれた途端に真柴ちゃんに「逃げるな」なんて言い出すとは。華やかに軽やかにSNSを更新しながら色んなことに気配りできる子だったのに、インスタが炎上した途端に自信が無くなって視野も狭くなってしまうなんて。二人の心がすれ違ってしまった後で、藤野さんは元カノがいるレストランの厨房へ、真柴ちゃんは憧れていた葉山社長の元へ。結局、元サヤに戻るのが良いのかな？と思わせる展開だけど、元カノも葉山さんもそれを望まない気がする。

またしても一人でうじうじ悩んで、くるみとの関係性に亀裂を入れようとする駿にまったく成長が感じられず、カッコいいこと言ってたけど中身がまるでなかったんだなと呆れるばかり。仕事面ではくるみに、恋愛面では葉山に背中を押してもらわなければ何も出来ないという流れや、わかりきっていたけど約束を守れなかったこと、くるみとすれ違って終わりという駿の良いとこなしなオチには疲れました。次に盛り返す為のダメ男表現としては過剰すぎた気がします。
葉山がすごく良い男とは思ってないけど、こんな中途半端な駿をしっかり注意した上でくるみのところに行った姿はカッコよく見えてしまった。葉山は当て馬でしかないとわかっているだけにとても勿体ない気がしてなりません。

昭和では定番だった待ち合わせのすれ違い（笑）まさか令和でも見られるとは！！ここでスマホ嫌いの駿くんの設定が最大限活かされるとは駿くんにとっては最大の皮肉だったね。デジタルに負けないことは距離を縮めること。だからこそ一緒に住んでるって最大の強みだったのにそこにライバルも来ちゃったら焦るよね。でもそうなの！最初に泣かせたのは社長なの！！今更引っ掻き回さないで！！だいたいドラマっていいとこになると元カレ元カノ出て来ちゃうんだよね（笑）それは令和でも変わらない恋愛のセオリーなのか？面白いね。

それぞれのシーンだけを切り取って見ると「格好良いな」「言われてみたいな」と胸キュンものなのかもしれないけど、全体を通して見ると、登場人物のキャラクター造形が薄っぺらいのが気になります。駿の「俺の彼女」発言も、逆切れして音信不通になって一方的に切った元カノの前でよく言えるなって神経疑うし、駿が葉山に嫉妬していることに気付いてる真柴がお土産の豆柴を毎日使うカギに堂々とつけるとも思えない。「見せたいシーン」ありきで登場人物が動かされている感じがして、毎回「え、こんな人だったっけ？」と誰かしらに違和感を覚えます。

落ち着いた感じのちょっとお洒落な恋愛ドラマ、なんて言われていたのにコントっぽい展開になってきたね。全力疾走で勝負ってギャグ？
話題にならないから路線変更しちゃったのかな？
変な方向に進んじゃって残念。

あんなにしがらみが嫌いで一人でいるのが気楽でいた駿くんが以前のお店に戻ったのは少し違和感がありました。料理人としてはやはりキッチンカーよりも名前の知れたお店でやっていた方が箔がつくのはわかりますが…。でも葉山社長が仕事を頑張らなきゃいけない時がある、と言ったところも共感できました。今の駿くんにとってはそういうタイミングなんでしょうね。ラストで駿くんとの約束があるのに社長と会っていた真柴の行動はちょっと理解できないかもしれません。でも駿くんが携帯持ってないのもやはりいろいろ支障がありますよね。

前回積極性の欠片も見えず、持っていくなら持っていけみたいな態度だった駿が、くるみの想いがしっかり届いたからなのか初島まで追いかけて行ったので、いい展開だなと感じたけど態度がころころ変わりすぎ！と突っ込みたかったです。そんな微妙な二人の関係なんて見えてませんけどと言わんばかりの葉山の行動も突飛すぎて笑える。葉山の猛攻劇を察知していたかのように駿がしっかりくるみの側にいたのでホッとでき、前回下がった株が少し上がりました。でもまったく落ちつかなそうな次の展開に、面倒が続きすぎでしょと思ってしまいました。

いきなり真柴ちゃん争奪レースが始まってて笑った！勝った方が真柴ちゃんとレストランでフルコースが食べられます！ミニマリスト藤野さんは普段からスマホを使ってなかったのがマイナスになったね。奥にしまってたスマホを取り出して必死にかけたのに、知らない番号だわと真柴ちゃんに拒否されちゃうとは。道路越しになぜか初めて思い切って「くるみー！」と叫んだのに届かず。目の前で葉山さんに真柴ちゃんをさらわれてしまった時の顔ったら。でも葉山さんは葉山さんで、必死に走っていたからなぁ。決して意地悪じゃなく、こちらも恋のチャンスを掴みたいんだよね。

くるみちゃんの母ちゃん若すぎないか？今友達親子みたいなの流行ってるけど、なんか母ちゃんって気がしなくて話が入ってこないよ。娘を怒らせるシーンが必要だったのかは分からないけど、あれはウザいくるみちゃんじゃなくてもキレるわ。でも母親としたら久しぶりに帰ってきた我が子にめっちゃテンション上がるのは分かるし、しかもかっこいい社長とかっこいい彼氏を連れてきたらテンション爆上がりだよね。いくつになっても我が子はかわいい！気持ちは分かるんだけどねー。

真柴が地元に帰省したと思ったらなんと駿くんも社長も来ていてびっくりしました。駿くんはともかく、社長が来たのは偶然ではなさそうですね。真柴がバイヤーという夢のために頑張っているところのはわかりますが、少し浮き足だっているのかなと感じました。真柴のお母さんが工藤夕貴さんでとても美人親子でうらやましいです。川口春奈さんも島の出身なので、なんだか彼女自身のことを重ね合わせるようでしたね。駿くんがお母さんが社長じゃなくて俺によろしくって言ってたと嬉しそうでしたが、彼は結構器が小さい男なんだなと思いました。

真柴ちゃんの実家のある初島にやってきた葉山さん。藤野くんがいない隙に真柴ちゃんと、という思惑もあったんだろうな。最初は葉山さんの方が優勢に見えたけど、真夜中に梅酒の梅を分け合って食べながらイチャイチャしたり、お母さんに東京で真柴ちゃんがインスタを更新してる隣りにいて一生懸命頑張ってるところを知ってますって言ったりと、もう全然、藤野くんの方がちゃんと彼氏だった！実家のお母さん的には手際よく美味しい魚料理を作ってた所もポイント高かったかも。でも二人とも相手の懐に入っていくのが上手いタイプの男性ですよね。どっちもモテそう！

駿の気持ちどころか人間性がわからなくなった。
くるみのことを知りたいと付き合うことに決めたのは駿自身なのに、葉山が現れてからのくるみに対しての他人感に、付き合っていることを内緒にしたいというよりも何の関係性もございませんという気持ちが全面に出ていて信じられなかったです。何で付き合い始めたばかりでそんなこと言うの！？と怒ったくるみがシェアハウスの面々の前で叫ばなかったのがすごいと感じるくらい、人を馬鹿にしてる態度には腹が立ちました。葉山をお世話しちゃうくるみもどうかと思うけど、これはすれ違いでもなんでもなく一方的に駿が勝手に離れようとした、悪く言えばくるみを速効で捨てようとしただけ。本当に胸くそ悪い。
それと駿の地雷を思いっきり踏んだ葉山にはまず自分のことを何とかしろと突っ込みたかったです。

やっとお互いの気持ちが通じていい感じになってきたところに前に好きだった人登場、しかもその人はなんでもできるパーフェクトな人。そりゃしゅんくんも気が気じゃなかったよね。どうなっちゃうのーとハラハラしてたら、真柴ちゃんがズバッとしゅんくんを選んでくれた。なんかすごく嬉しかったなー。それにはせちゃんの不意打ちのキスもすごくドキドキした。キスした後のしてやったりのはせちゃんのいたずらっぽい笑顔にやられた。二つの恋、どっちも素敵だな。

藤野と真柴の心が離れたまま、真柴が帰省するというありがちな感じではなく、手を放そうとする駿を真柴がしっかり捕まえる展開がとても良かった！想いがブレない強くて男前なヒロイン、素敵です。駿の真柴や葉山への八つ当たりとも取れる態度が子供っぽ過ぎたけど、この真柴の真っすぐな告白をきっかけに駿も少しずつ変われると良いなあ。羽瀬とハルちゃんのキスシーンにもびっくり。今後どんなふうに関係が変化していくのか、こちらの2人も気になります。

葉山さんがシェアハウスに転がり込んできて、これは波乱の幕開けか？と思ったけど、真柴ちゃんはすっかり切り替えてて心の揺れさえもなく、動揺したのは駿だけ。「ただのお隣さんですから」なんて態度を取っちゃうツンデレ駿をちゃんと捕まえる真柴ちゃん、強いな！とはいえ、葉山さんはスーツケースを盗まれるポンコツっぷりや、みんなと仲良くなれるフレンドリーさも含めて、ルックスもカッコよくて愛されるタイプだから、駿の不安はまだ続くかもなぁ。真柴ちゃんのやりたい仕事の憧れの人ではあるのだから。

突然社長がシェアハウスに現れてどうなるのかと思いましたが案外なじんでいてさすが優秀な人は違うなと思いました。いつかは今、という言葉がとても響きました。いつかやりたいことは夢にするのではなく、今からいかに行動するかですね。真柴ちゃんも心乱れるかと思いきやちゃんと駿くんのことを見ているのを感じました。いまだに藤野さん呼びなのか？とびっくりします。羽瀬ちゃんが突然陽人にキスしたのは驚きました。何考えてるかよくわからないですね…。

くるみが葉山への長年寝かせていた想いを捨てたようには見えないけど、駿と付き合い始めたところで葉山の再登場。しかも駿と葉山が一緒の部屋で寝るという予想してなかった展開で終わってしまい、駿と同様"何で？"とハテナが一杯。
くるみと駿がどこでどう惹かれあったのか正直わからないというか、唐突なキスから始まったからお互いの考え方がかなり違うのでとても心配でした。でも思考を放棄せず、駿も無理はしない程度に合わせる覚悟ができたようでホッとしました。
香子と礼司の言い合いは"夫婦喧嘩は犬も食わない"という言葉がぴったり合うように、犬のこうじが呆れた顔して伏せをしてて、映る度に演技力のある子だなと感じるし、こうじの癒し能力がすごいです。

私的に、「待ってました！」とばかりに久しぶりの王道ラブストーリーといった感じ。
ドロドロの人間模様などの要素はあまりなく、恋バナストーリーに集中して観れる感じがまた良い。
だからと言って、単純なストーリ展開ではなく一人ひとりの複雑で繊細な気持ちや苦悩と戦う模様が、
しっかりと描かれていて見ごたえありなドラマです。
出演者が比較的若めで、SNSやシェアハウス、リモートワークなど現代の社会をテーマに構成されていて、
自分の知らない世界を垣間見れて、ワクワクします。
アラサーの私にとっては、葉山役(向井理)がホントかっこよすぎて観てるだけで心が癒されてます。
毎週火曜日が待ち遠しいです。

この恋の始まりがものすごく楽しいんだよね。人生で何度もあるわけじゃない最高の時。片想いはいつまでも妄想で遊んでいられるけど両思いはそうはいかない。相手の発する言葉、目線、行動全てに一喜一憂する。一緒に暮らしていたらもう目について仕方ないだろうな。だけど彼はまだ冷静に真柴ちゃんを見る余裕がある。彼女の中に残っている社長への想いを。すごくいい感じになってきているところに社長が戻る‥あーもどかしい。どうなっちゃうのかすごく気になる。

藤野と出会って真柴はどんどん変わっていくけど、藤野もこれからお店や仕事への意識が変化していくのかな。自分に無いものを沢山持っているというのは藤野にとっての真柴も同じだと思うので、どちらか一方ではなく互いに影響を受け合って変わっていく姿が見たいです。藤野が言っていたように「自分の価値は自分で決める」ということは確かに大切だけど、真柴のように誰かのために頑張ること、着飾って自分の士気を高めることも大事だし、他人に認めてもらうことでモチベーションが上がることもあるし、「こうあるべき」と頑なに決めずに柔軟に物事を捉えられるようになれたら良いなって思いました。刺さる台詞が多くて色々考えさせられますね。次回からは葉山も同居するようで、シェアハウスの人間関係がどんなふうに展開していくのかも楽しみです。

駿くんが意外と奥手でちょっとイライラしてしまいました。いつもえらそうなこと言ってるけどはっきりさせないところは男らしくないと思います。真柴も犬の散歩のためにフルメイクするところもちょっとめんどくさい感じがしました。陽人くんに思い入れを持ってしまう舟木さんが怖かったです。誰も頼れないからこそ、カウンセラーさんに寄りかかりすぎてしまうんでしょうね。駿くんが作っていたベーコンとバナナのサンドイッチがめちゃくちゃ美味しそうで夜にお腹がすいて困りました。

誰かに必要とされたいという想いが強くなり過ぎて、はるちゃんへストーカー化してしまった船木さん。それに共感する真柴ちゃん。社長のため、フォロワーのためにとSNSを更新する真柴ちゃんを見てて、駿は思う所もあったんだろうな。誰かに認められるために着飾らなくて、そのままでいいのに、と。でも「自分の価値は自分で決める」っていう人ばかりじゃなくて、やっぱり誰かのために頑張りたいと思う人がいてくれるのも、世の中には必要なんじゃないかな。

盛り上がらず印象にもあまり残らないドラマだが、過度なファンタジー要素や奇妙な演出が無いのはとても良い。
温泉の回は中学生の修学旅行みたいで酷かったが。
あの不思議な社長がもっと物語に絡んできたらもっと面白くなりそう。

真柴ちゃんと駿のゆる～く恋愛に発展していく感じが、何も考えずにリラックスして観られるドラマです。陽ちゃんさんが少し出過ぎなのが気になります。川口春奈も横浜流星も大好きで観ているドラマですが、丸山隆平だけキャスティングが合わないような気がします。羽瀬さんが恋人関係でない方を関係を持っていても、同居人なので職場まで様子見に行くとかちょっとないシチュエーションだと思います。羽瀬さん演じる中村アンはいい感じにバイプレーヤーになってきて、妊娠していなくて安堵と残念が入り混じった絶妙な演技が最高でした。

いやーキュンキュンが止まらないよー。このドラマだけは今期週に2回は見ちゃう！そのくらい大好き！！だけど、今回注目したのはハセちゃんの妊娠騒動。世の中の男子よ、見たか？？ハセちゃんの動揺を！！生理が来なかっただけで心当たりがある女子はもう生きるの死ぬのって大騒ぎになるわけよ！分かるかい？？だってもし子供ができてたら10ヶ月後には自分が赤子を抱いてるのよ？想像できる？？彼とはどうなる？結婚は？仕事は？って頭の中ぐるぐるするわけよ！だから男子よ！女の子は大事にしなよ！よーく自分ごとだと心して見るように！わかったか？

前回までとは予想していなかったストーリー展開に少し驚きました。女性として、恋愛をとりたいのか仕事をとりたいのか、考えさせられる内容でした。少しずつですが、4人の距離が縮まっている感じがとても素敵です。誰もが感じるであろう、男と女それぞれの気持ちの揺れ動きや、恋愛へのモチベーションの違い、仕事への熱量などが、4人のキャラクターに合わせて表現されていて、色々と考えさせられました。相変わらずファッションもおしゃれなので見入ってしまいます。

前回の告白のようなシーンで2人は付き合うのかと思いきやなあなあな関係になっているのがもやもやしました。駿くんと真柴さんが妊娠検査薬を買いに行くシーンは必要だったのでしょうか。駿くんがちょっとふざけたような感じがあってすごくイライラしました。デリカシーがない男ですね。彼の過去もいろいろあって今があるんだなと思いましたが、ちょっと常識がないなと思いました。羽瀬さんの妊娠騒動はとっても驚きました。そういう人がいるのかと驚きました。

羽瀬さんの妊娠騒動で、いつもはクールで強気な羽瀬さんが、自分で妊娠検査薬が確認できないほど勇気がなかったのは意外。相手の男にも結局言い出せなかったし。でもシェアハウスの仲間達にはちゃんと甘えられたのは良かった。とはいえこういう時、陽人も駿も頼りにならないなぁ。二人の優しさは伝わったけどね。逆にこんな二人だからこそ男女で同居できるのかも。陽人にとっては羽瀬さんのことを特別な目で見るきっかけになったかな。

あんなに葉山に対して想いを寄せていたのに出逢ってそれほど経っていない駿と雰囲気だけでキスしたら、長年の想いがまるで偽物だったかのように葉山のことを考えなくなったというくるみに正直幻滅。もちろん葉山が音信不通になったのは不安要素かもしれないけど、これほど短期間で"好き"が移り変わってしまうと同性として引いちゃう。葉山が戻ってきたらくるみの気持ちは簡単に復活しそうだなと感じる軽さがあって、努力が目に見える応援したくなるヒロインという良さが消えてしまいそう。
でも突然キスしてその後そこに一切触れなかったり、手を繋いで仲良さそうにしてるのにそこでは距離を詰めなかったりと面白い演出もあるので、くるみがどっちつかずの女にならないといいなと思いました。

はぁー、なんかいいなー。もう一生味わうことがないであろう、このトキメキをキラキラした人たちが演じるのを見てほんとに羨ましくなった。相手は自分のことどう思ってるんだろう。自分の気持ちは？とか目に見えない惹かれ合う気持ちを探りながら近づくのがたまらない。恋って始まるか始まらないかって時が1番楽しいよね。自分が好きな相手が同じように自分のこと好きだったなんて奇跡みたいなもんじゃない？人生で何度もあることじゃないその奇跡を思う存分味わってほしいな。

今回の一泊旅行先での駿のデトックスの手の繋ぎはもうきゅんきゅんしっぱなしで録画していたのですがそこだけを何度も見てしまいました。真柴の温泉で洋服が飛ばされて駿が買ってきてくれた洋服に着替えた後は大笑いしてしまいました。でもとっても可愛くて、最後にその洋服をどういったシチュエーションで選んだかも分かって微笑ましかったです。中村アンさんの今後も気になりますし、何か闇を抱えているのかなぁと思って見逃せません

みんなで行ったキャンプ場がとてもおしゃれでこんなところなら行ってみたいなと思いました。未婚の男女なのに同じ部屋なのはちょっとどうかなと思いました。温泉に行って真柴のワンピースが風で飛ばされてしまった展開はさすがにありえなかったです。そんなことはなかなかリアルにはなさそうです。そのあと買いに行ったTシャツは面白かったですが。また、いつの間にかふたりがいい感じになってしまい、思ったよりも展開が早いなと思ってしまいました。

富士山が一望できるオシャレなグランピング施設で、キッチンカーの店主が惜しみなく料理を振る舞ってくれるなんて最高の休暇ですね！着替えを忘れて、なおかつ露天風呂に入ってる途中で服が流されていっちゃうのは地獄ですが。真柴ちゃんのポンコツっぷりには大笑いしました。会社では後輩に慕われてるけど、シェアハウス仲間にはすっかり面倒を見てもらってる末っ子ですよね。はるちゃんに「いつでも相談に乗るよ」と言われて真柴ちゃんが正式にカウンセラーの申し込みをしたのは、恋愛対象から外してもらうためのリスク回避だったのかも、無意識的にね。

展開が早くて驚きましたがそのスピードが最高です。くるみが藤野駿に言ったあなた天才よのセリフが120点でその後の駿のびっくりしてから微笑む表情がとても良かったです。そこからの冷蔵庫前でのキス、流れが自然で凄く良い！その後のお互いの部屋に入ってどうしようと言う演技、特にくるみが唇を引っ張るシーンが可愛すぎてきゅんきゅしちゃいました。くるみの毎回の洋服や小物も凄くオシャレでそこも見ていて楽しめる部分だと思います。

真柴ちゃんが駿とキスしちゃうのは、思ったより早かった！まだ社長が失踪したばかりなのに、もう共同生活の罠に落ちちゃうとは。でもSNSの更新は、社長や会社のためじゃなくて自分が好きでやっていたんだ、って社長がいなくなってようやくわかるのは遅いかな。あのSNSは真柴ちゃんの個性のかたまりだよね。フォローしてたはるちゃんもチェックして、より好意を持ったんじゃないかな。香子さんは人生や恋愛やみんなの性格を、わかってるような深い言葉を投げながらも、ちょっとポンコツな感じもあって良いですね。

あるある、自分がある女子のこと自分でも気づかないレベルで気になってきた頃友達が先にあの子のことを好きだという（笑）こういうのって難しいよね。見ているだけの私でも流星くんの勝利なのはストーリーから見て分かる。でもマルちゃんも心理カウンセラーの武器を手に頑張ってるとは思う。その人の心をよく分かりすぎるが故流星くんやはるなちゃんの気持ちもわかってしまうだろう。でもそんなマルちゃんにはアンちゃんがお似合いだと思ったのは私だけじゃないはず！そっちのカップルの話も見たいなー。

真柴さんがインスタの更新が改めて自分のアイデンティティーなんだと気づかされるところが現代っぽいなと思いました。社長退任のニュースからみんな休日出勤となりましたが、あらためて仕事熱心だと思いました。ラストで真柴さんと駿くんがキスしてしまい、唐突すぎてびっくりしました。2話にしては急展開すぎだと思います。駿くんは特に陽人さんが真柴さんのことを好きだということを知っていて応援しようとするところもあったのに、なんだかんだで流される男なんだなと思ってしまいました。

くるみがキラキラを装っているわけではなく、努力の積み重ねと内面を知れたので物凄く応援したくなるヒロインをひさしぶりに見たなと思いました。
だからこそ出会ったばかりの男性が女性に対してSNSとか見た目に縛られていることに目敏く反応して嫌悪感を示したことや上から目線で話す姿には、どの立場からものを言っているんだろうと不思議に感じました。でも性格的に嫌な奴感は出しつつ料理や運転シーンできゅんとさせる演出はバランスがよく、過剰ではないので見やすかったです。

久しぶりに向井理さんが出演した作品を見ました。最初は川口春奈さんとの年齢差もあり、「うーんこの2人が恋愛関係？想像つかないなぁ...」と思っていましたが、くるみが社長に憧れているという図式に当てはまると、今後は楽しめるだろうと思いました。
プライベートを潰してまでインフルエンサーとして活躍するくるみの行動はまさに今時、料理の味よりも「見た目」「映え」を意識している今時っこの感覚に若干の嫌悪感はありますが、藤野との出会いで今後どのように心境が変化していくのかは見どころの一つかと思います。

現代社会のSNSに対するメリットとデメリットを良い意味でもわざとらしくも表現していて、個人的には嫌いじゃなかった。今の多様な働き方をわかりやすく伝えていて良かった。ただ人間関係の進み方があっさりしすぎて、関係を築いていくのがもう少しゆっくり徐々にでも良かったかなと思う。現実的に今の時代で急に見知らぬ人に車で乗せてもらうなんて危険すぎるし、ドラマだからと言えばそれで終わりだけど、登場人物の距離感を丁寧に描いてほしかった。