『今夜すきやきだよ』での蓮佛美沙子 (太田あいこ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
蓮佛美沙子 (太田あいこ役) は 「2023年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
仕事と子育ては全くの別物です。ゆきくんと夜泣きの格闘を経て荒れた部屋でぐったりしている姿に共感しまくりでした。人の手を借りることに肩身を狭くして謝るのも母親ならみんな経験したかな。全部やらなきゃ!と予想通りにはいかない!間で気合いが空回りしているあいこちゃんを見てなんだか懐かしくなりました。
「狂おしいほど可愛い」と我が子をうっとり見つめたり、夜泣きと家事に追われてぐったりと疲弊していたり、ともこの優しさに泣いてしまったり、感情を揺さぶられながら子育てに奮闘する姿が、頼りになって姉御肌的な仕事場での姿とギャップがあって良かったです。どんなに一杯一杯で喋るのすら億劫でも、表情や相槌でともこやしんたへの感謝の気持ちが伝わってくるところもあいこらしくて良かった。妻になっても母になっても変わらない、ともことのわちゃわちゃと楽しそうな仲良しっぷりも微笑ましかったです。
作品へのネガティブなコメントを気にするともこを「ともこの作品に元気貰ってる人が確実にいるって忘れちゃダメ」と力強く励ます姿が素敵でした。映画の低評価レビューを気にするゆきにも「全然大丈夫、絶賛が多い方が怖い」ってバッサリ言ってたし、何事も誰かの意見に左右されない芯の強さが格好良いです。褒め上手で誉め方のバリエーションが豊富なところも、基本ポジティブ思考なあいこらしさが出ていて良かったと思います。
洗濯物の畳み方が雑だったり、定食の揚げ物にドバーっと豪快にソースをかけたり、ソファで胡坐をかいたり、台詞がないシーンのちょっとした仕草がどれも「あいこならやりそう」って感じがあって良いですね。演じてるっていうより、あいこその人にしか見えないリアリティがある。ゆきとじっくり話し合う場面も増えたし、子供のことや今後のキャリアプランなど悩むことも多いけど、しんどそうだった同棲時代よりずっと幸せそうな良い顔をしていて「結婚をデザインしていく」という二人ならではの夫婦生活が順調に進んでいるのが感じられたのも良かったです。
ゆきととことん話し合って自分たちの結婚の形をデザインしていく姿が良かったなあ。不安そうだった顔が徐々に明るくなって笑顔も増えてきて、ゆきとの新しい生活が具体的にイメージ出来てきたことが伝わってきてホッとしました。ともこやゆきの話を聞く時に、頷いたり首を傾げたり、何かを考えて消化しようとしてるようだったり、台詞はないし、カメラも喋ってる人メインで撮るからはっきり映っていないんだけど、それでも相手の話に真剣に耳を傾けている様子がちゃんと伝わってくる細かで丁寧な芝居も素敵だなと思いました。
ゆきと生活している時は頑張って慣れない家事をして疲れた表情、向いてないけどゆきのことが好きだから頑張っているんだよね。その後ともこのところへ戻ると居心地の良さから血色まで良くなったような明るい表情へ。素直なあいこらしい表現がかわいくて憎めないですね。
ゆきのことは大好きで一緒にいて楽しいし結婚もしたいけど、苦手な家事に苦戦したり、几帳面で綺麗好きなゆきの性格を目の当たりにしてズレを感じたり、それでも歩み寄ろうと努力したり、二人で幸せになるために悪戦苦闘する姿は応援したくなる一方でかなりしんどそうにも見えて、「大丈夫なのかな?」ってちょっと心配になってしまいました。半同棲生活中に揺れ動くあいこの複雑な心の機微を、繊細な表情の演技で丁寧に表現していたのもさすがだと思います。
ゆきにプロポーズされたことを話すあいこに裏心がないのは分かっていたし、それでともこがどんな気持ちか推し量れないのはあいこの単細胞ぶりからは想定内。その気持ちに気づいて顔を上げられないところも含めて憎めない人になっているのがいい。
プロポーズされるシーン、すごく可愛かったです。ワクワクと期待してる表情と不器用なゆきを愛しそうに見つめる目が本当に幸せそうで、1話の落ち込みっぷりを思い出してこちらまで嬉しくなりました。大喜びでともこに報告する時のハイテンションぶりと、「この暮らしを止めなきゃいけない」と気が付いて寂しさと不安を募らせる姿の情緒の高低差が激しいところも、感情丸出しのあいこらしくて良かったです。
リアリティのある演技が上手だなと思います。しかしそれ以上に感心するのは、ダイアローグ部分のペースやテンポを作っているのは蓮佛さんです。相手のセリフやその感情をしっかりと理解して演じているからなのでしょう。個人的にはあいこのようなタイプの人はちょっと苦手なのですが、ともことあいこのコンビを見ていると、黙って二人の会話を横で聞いているような気分になります。蓮佛さんについて、今は亡き大林宣彦監督が「20年に1人の逸材」と言ったらしいですが、そこは素人にはわからないけど、上手さを感じさせない上手さがあるなと思います。
「大事な人が搾取されてたら怒るのは当たり前」って本気で怒るところ、とても良かったです。ともこが頑張ってる姿、一番近くで見守ってたもんなあ。あんなに頑張って作品も素晴らしくて、それなのに何で?って憤って納得出来ない気持ちが全身から溢れていて、ともこの分まで怒ってるんじゃ?ってくらい感情爆発させてるところも熱いあいこらしい。性格も全然違うし、親友でもないし、立場も違うからこうやってぶつかることもあるけど、あいこにとってともこが大切な共生相手なんだって伝わってきたのも良かったです。
仕事も忙しいし大変そうだけど、常に前向きでいろんな方向に気を遣えるあいこ。自分の感情にも素直で喜怒哀楽がすぐに出るけど、決して他人を嫌な気持ちにしないのがすごい。前にともこが言っていたさえずっているって表現がぴったりだ。
恋愛体質だけど頭の中お花畑じゃなくて、仕事の話や愚痴を話さないゆきに気を揉んだり、「ゆきの気持ちが聞きたい」って正直な思いを話したり、「楽しけりゃ良いや」じゃなくて面倒なことや問題も投げずに相手とちゃんと向き合う姿が格好良くて素敵。ゆきとしんたが仕事の話をしてたと知って拗ねちゃうところや、本音をさらけ出してくれたゆきに子猫みたいにじゃれついて甘える姿も可愛らしかったです。
仕事でミスをしたら落ち込むし反省もちゃんとするけど、いつまでも引きずらず、自己評価が低くならないところがさっぱりしたあいこらしくて良かったです。口先だけじゃなくて、五十嵐のことを本当に尊敬して憧れてることも、熱い口調や視線でしっかり伝わってきました。オフのダラけたリラックスモードも可愛いけど、仕事してる時の生き生きした姿も格好良くて好きです。
しんたと会話が嚙み合ってない感じ、ともこと正反対の性格・感性がより際立って良かったと思います。適当に話を合わせずに、分からないとはっきり言うところもサッパリして飾らないあいこらしい。何かが欠けてると自嘲気味なともこに「別に欠けてなんかない、愛がいっぱい詰まってるよ」と伝えるシーンも、真っすぐともこを見つめる視線や力強い口調があいこの心からの言葉なんだと感じられてグッときました。
職場でのなんでもできちゃう感がクールな感じでかっこいいし、ゆきの前だけで見せるラブラブイチャイチャな感じはバカップルっぽいけどこんな時もあるよねと微笑ましく見られます。会社用、恋人用、友達用といろんな顔を使い分け演じているのがすごいです。
職場では「憧れの先輩」「姉御」って感じなのに、ゆきと二人の時はベッタベタに甘えて蕩けてるそのギャップが可愛い。料理のことをゆきに正直に話すシーンも、言葉を選びながら丁寧に慎重に話していて、きちんと自分の思いを伝えたい、ゆきとの関係を大切にしていきたいという思いが伝わってきました。喜怒哀楽、感情が全部顔や態度に出てしまうところも、あいこの飾らない素直な性格が感じられて良いと思います。
普段より少し低めに作った声や早口気味の話し方が、あいこの飾らないさっぱりした性格を感じさせて良かったです。大きな口でご飯を食べる姿も気取りがなくて見ていて気持ちが良いし、幸せそうな笑顔で美味しそうに食べる姿もチャーミング。あんな良い食べっぷりだと作り甲斐があるよなあ。杉浦の前で転んでしまうシーンも、ムキになって「誰にも言わないで」と恥ずかしがる姿が不器用で可愛らしかったです。
ともこの母性本能を充分に満たしてくれる純粋無垢さと少しの子供っぽさがあいこにはあるので、クールな印象だけど家での表情がすごくリラックスして美味しいものを食べるととろけちゃいそうな顔をする蓮佛さんにはぴったりだと思いました。
仕事と子育ては全くの別物です。ゆきくんと夜泣きの格闘を経て荒れた部屋でぐったりしている姿に共感しまくりでした。人の手を借りることに肩身を狭くして謝るのも母親ならみんな経験したかな。全部やらなきゃ!と予想通りにはいかない!間で気合いが空回りしているあいこちゃんを見てなんだか懐かしくなりました。
「狂おしいほど可愛い」と我が子をうっとり見つめたり、夜泣きと家事に追われてぐったりと疲弊していたり、ともこの優しさに泣いてしまったり、感情を揺さぶられながら子育てに奮闘する姿が、頼りになって姉御肌的な仕事場での姿とギャップがあって良かったです。どんなに一杯一杯で喋るのすら億劫でも、表情や相槌でともこやしんたへの感謝の気持ちが伝わってくるところもあいこらしくて良かった。妻になっても母になっても変わらない、ともことのわちゃわちゃと楽しそうな仲良しっぷりも微笑ましかったです。
作品へのネガティブなコメントを気にするともこを「ともこの作品に元気貰ってる人が確実にいるって忘れちゃダメ」と力強く励ます姿が素敵でした。映画の低評価レビューを気にするゆきにも「全然大丈夫、絶賛が多い方が怖い」ってバッサリ言ってたし、何事も誰かの意見に左右されない芯の強さが格好良いです。褒め上手で誉め方のバリエーションが豊富なところも、基本ポジティブ思考なあいこらしさが出ていて良かったと思います。
洗濯物の畳み方が雑だったり、定食の揚げ物にドバーっと豪快にソースをかけたり、ソファで胡坐をかいたり、台詞がないシーンのちょっとした仕草がどれも「あいこならやりそう」って感じがあって良いですね。演じてるっていうより、あいこその人にしか見えないリアリティがある。ゆきとじっくり話し合う場面も増えたし、子供のことや今後のキャリアプランなど悩むことも多いけど、しんどそうだった同棲時代よりずっと幸せそうな良い顔をしていて「結婚をデザインしていく」という二人ならではの夫婦生活が順調に進んでいるのが感じられたのも良かったです。
ゆきととことん話し合って自分たちの結婚の形をデザインしていく姿が良かったなあ。不安そうだった顔が徐々に明るくなって笑顔も増えてきて、ゆきとの新しい生活が具体的にイメージ出来てきたことが伝わってきてホッとしました。ともこやゆきの話を聞く時に、頷いたり首を傾げたり、何かを考えて消化しようとしてるようだったり、台詞はないし、カメラも喋ってる人メインで撮るからはっきり映っていないんだけど、それでも相手の話に真剣に耳を傾けている様子がちゃんと伝わってくる細かで丁寧な芝居も素敵だなと思いました。
ゆきと生活している時は頑張って慣れない家事をして疲れた表情、向いてないけどゆきのことが好きだから頑張っているんだよね。その後ともこのところへ戻ると居心地の良さから血色まで良くなったような明るい表情へ。素直なあいこらしい表現がかわいくて憎めないですね。
ゆきのことは大好きで一緒にいて楽しいし結婚もしたいけど、苦手な家事に苦戦したり、几帳面で綺麗好きなゆきの性格を目の当たりにしてズレを感じたり、それでも歩み寄ろうと努力したり、二人で幸せになるために悪戦苦闘する姿は応援したくなる一方でかなりしんどそうにも見えて、「大丈夫なのかな?」ってちょっと心配になってしまいました。半同棲生活中に揺れ動くあいこの複雑な心の機微を、繊細な表情の演技で丁寧に表現していたのもさすがだと思います。
ゆきにプロポーズされたことを話すあいこに裏心がないのは分かっていたし、それでともこがどんな気持ちか推し量れないのはあいこの単細胞ぶりからは想定内。その気持ちに気づいて顔を上げられないところも含めて憎めない人になっているのがいい。
プロポーズされるシーン、すごく可愛かったです。ワクワクと期待してる表情と不器用なゆきを愛しそうに見つめる目が本当に幸せそうで、1話の落ち込みっぷりを思い出してこちらまで嬉しくなりました。大喜びでともこに報告する時のハイテンションぶりと、「この暮らしを止めなきゃいけない」と気が付いて寂しさと不安を募らせる姿の情緒の高低差が激しいところも、感情丸出しのあいこらしくて良かったです。
リアリティのある演技が上手だなと思います。しかしそれ以上に感心するのは、ダイアローグ部分のペースやテンポを作っているのは蓮佛さんです。相手のセリフやその感情をしっかりと理解して演じているからなのでしょう。個人的にはあいこのようなタイプの人はちょっと苦手なのですが、ともことあいこのコンビを見ていると、黙って二人の会話を横で聞いているような気分になります。蓮佛さんについて、今は亡き大林宣彦監督が「20年に1人の逸材」と言ったらしいですが、そこは素人にはわからないけど、上手さを感じさせない上手さがあるなと思います。
「大事な人が搾取されてたら怒るのは当たり前」って本気で怒るところ、とても良かったです。ともこが頑張ってる姿、一番近くで見守ってたもんなあ。あんなに頑張って作品も素晴らしくて、それなのに何で?って憤って納得出来ない気持ちが全身から溢れていて、ともこの分まで怒ってるんじゃ?ってくらい感情爆発させてるところも熱いあいこらしい。性格も全然違うし、親友でもないし、立場も違うからこうやってぶつかることもあるけど、あいこにとってともこが大切な共生相手なんだって伝わってきたのも良かったです。
仕事も忙しいし大変そうだけど、常に前向きでいろんな方向に気を遣えるあいこ。自分の感情にも素直で喜怒哀楽がすぐに出るけど、決して他人を嫌な気持ちにしないのがすごい。前にともこが言っていたさえずっているって表現がぴったりだ。
恋愛体質だけど頭の中お花畑じゃなくて、仕事の話や愚痴を話さないゆきに気を揉んだり、「ゆきの気持ちが聞きたい」って正直な思いを話したり、「楽しけりゃ良いや」じゃなくて面倒なことや問題も投げずに相手とちゃんと向き合う姿が格好良くて素敵。ゆきとしんたが仕事の話をしてたと知って拗ねちゃうところや、本音をさらけ出してくれたゆきに子猫みたいにじゃれついて甘える姿も可愛らしかったです。
仕事でミスをしたら落ち込むし反省もちゃんとするけど、いつまでも引きずらず、自己評価が低くならないところがさっぱりしたあいこらしくて良かったです。口先だけじゃなくて、五十嵐のことを本当に尊敬して憧れてることも、熱い口調や視線でしっかり伝わってきました。オフのダラけたリラックスモードも可愛いけど、仕事してる時の生き生きした姿も格好良くて好きです。
しんたと会話が嚙み合ってない感じ、ともこと正反対の性格・感性がより際立って良かったと思います。適当に話を合わせずに、分からないとはっきり言うところもサッパリして飾らないあいこらしい。何かが欠けてると自嘲気味なともこに「別に欠けてなんかない、愛がいっぱい詰まってるよ」と伝えるシーンも、真っすぐともこを見つめる視線や力強い口調があいこの心からの言葉なんだと感じられてグッときました。
職場でのなんでもできちゃう感がクールな感じでかっこいいし、ゆきの前だけで見せるラブラブイチャイチャな感じはバカップルっぽいけどこんな時もあるよねと微笑ましく見られます。会社用、恋人用、友達用といろんな顔を使い分け演じているのがすごいです。
職場では「憧れの先輩」「姉御」って感じなのに、ゆきと二人の時はベッタベタに甘えて蕩けてるそのギャップが可愛い。料理のことをゆきに正直に話すシーンも、言葉を選びながら丁寧に慎重に話していて、きちんと自分の思いを伝えたい、ゆきとの関係を大切にしていきたいという思いが伝わってきました。喜怒哀楽、感情が全部顔や態度に出てしまうところも、あいこの飾らない素直な性格が感じられて良いと思います。
普段より少し低めに作った声や早口気味の話し方が、あいこの飾らないさっぱりした性格を感じさせて良かったです。大きな口でご飯を食べる姿も気取りがなくて見ていて気持ちが良いし、幸せそうな笑顔で美味しそうに食べる姿もチャーミング。あんな良い食べっぷりだと作り甲斐があるよなあ。杉浦の前で転んでしまうシーンも、ムキになって「誰にも言わないで」と恥ずかしがる姿が不器用で可愛らしかったです。
ともこの母性本能を充分に満たしてくれる純粋無垢さと少しの子供っぽさがあいこにはあるので、クールな印象だけど家での表情がすごくリラックスして美味しいものを食べるととろけちゃいそうな顔をする蓮佛さんにはぴったりだと思いました。