『くるり~誰が私と恋をした?~』での神尾楓珠 (朝日結生役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
神尾楓珠 (朝日結生役) は 「2024年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
まことから見たら恐怖しか感じないことも朝日側からすれば心配だからとか困ると思ったからとかその程度の理由でストーカーみたいになってしまっているのが怖かった。リアルでも距離感バグっていたらこうなる人もいるだろうなと思ったら余計に怖かった。爽やかイケメンが悪気なくやるから恐怖も倍増だった。
暗闇での真顔や、焦って説明しようとして余計に怪しさが増す悪循環、そりゃあ誤解されても仕方ないよねっていう朝日のどうしようもなく不器用で情けない性格を、ちょっとした表情の変化や挙動で見事に表現していたと思います。あまり控えめだと、まことがただの自意識過剰な子に見えてしまうし、やり過ぎると紙一重のラインを越えてガチストーカーになってしまうし、そのあたりのバランスを絶妙な塩梅で演じているところも良かった。律と意外と良い友達になれそうな雰囲気なのも見ていてほのぼのしました。
良い人キャラから、結局、原因はお前かという感じでしたが、階段から落ちたまことを放置するのは、いくら救急車は呼んだとしても、保護責任者遺棄罪になる可能性が高いのでは?と首を傾げます。気弱のヘタレで誤解されたことは同情しますが、まことが記憶を失ったことをいいことに、罪悪感もそこそこで蓋をして、好きですアプローチをするのはいただけない。人格を疑う。まあダメな奴の筈なのに、そう見えないように演じた神尾さんのファインプレーかもしれません。
やっと思い出してもらった記憶が「専務に嫌われてない?」だったのがすごく朝日っぽくて笑ってしまいました。神妙な顔つきからの三枚目展開の愛嬌も、「言いたくないから黙ってたんでしょ」と記憶が戻ったことを秘密にしてくれる優しさも、良い人な朝日らしさ全開で良かった。ラストのあからさまに怪しい雰囲気と表情も、普段の朝日と別人のような怖さがあって印象に残りました。
香絵に「緒方と友達でいられるだけで十分」と語る時の穏やかですっきりした表情が良かった。ちゃんと告白してちゃんと振られたことで、自分の気持ちにしっかり折り合いがついたんだろうなって伝わってきました。一緒にラーメンを食べたことだけは思い出して欲しいと話す姿も健気でいじらしくて、良いヤツの朝日らしくて良かったです。
バリバリのイケメンなのに中身が軟弱なキャラもできちゃうところがなんか新鮮でいいな。いつもライバルに先を越されてモヤモヤしてるのも人間っぽくていいしね。全てが平均的なサラリーマンの域を超えない感じが現実的でいいです。
まことに真実を告白するシーン、真っすぐまことを見つめる眼差しや、眉間に皺を寄せて苦しそうだったり、自嘲気味に笑ったり、目を伏せたり、繊細に変化する表情がとても良くて、朝日の深い後悔や申し訳ないという気持ちが痛いほど伝わってきました。まことに「一番の友達」と言われた時の潤んだ目や安堵と嬉しさが入り混じった笑顔も良かったと思います。
全方位に優しいからモタモタしちゃってまことに自分の気持ちを気づいてもらうところまでいかない朝日に多少のイライラは感じますがそこが朝日の弱点でもあるのでキャラとしては成立していると思います。実際いたら残念なやつですけどね。
木を相手にデートに誘う練習をしたり、酔っ払って公太郎にウザ絡みしたり、公太郎と悟の関係を誤解してアタフタしたり、3枚目全開の演技が新鮮で面白かったです。まことと喧嘩をした公太郎を羨ましがるのも可愛い。前半のコミカルな姿から徐々に表情や後ろ姿に陰りが見え始めて葛藤や焦りを滲ませるところも、律と対峙するシーンのピリついた空気感も、普段の良い人っぷりとギャップがあって印象に残りました。
普段はまことに対する行動しか見えないからいい人なんだろうなって思っていたけど、まこととその友達がプールに落ちた時とっさにまことに手を差し出したけど自分くらいはと友達に手を差し伸べた。その時の様子が仕方ないからとけ空気を読んでって感じがして朝日くんの本性を見ちゃったような気がして気まずかった。
まことに「結婚なんてあり得ない」「彼氏じゃない、友達」と何度も明るく否定されるたびにどんどん声が弱々しくなって遠ざかっていく姿が、不憫なんだけど、あまりの脈の無さが面白くて笑ってしまいました。由佳の悪意に一人だけ全然気づいていなかったり、空気を読んで由佳に手を差し伸べたのに無視されてプールに落とされるなど、優しくて良いヤツなんだけど、ちょいちょい残念なところも親近感が沸くし、この情けない感じが妙に似合っているところも良いなと思います。
1回同行を断られてるのに彼氏でもないのに勝手に帰省についてくるし、仕事なんだから出張はちゃんと行けよって思ったし、脚本上は色々ツッコミどころ満載な人だけど、大人にならざるを得なかった子供の頃のまことに思いを馳せる表情や、「今の緒方が好き」と告白する時の迷いのない口調と真っすぐな眼差しなど、まことへの恋心や力になりたいという思いがしっかり伝わってくる演技は良かったと思います。泣いているまことをハグして頭を撫でるシーンも、小さな子供を宥めるようなふわっと優しい雰囲気があって、弱ってるところにつけこんでとか、ドサクサ紛れにっていうあざとさや狡さを一切感じさせないところが素敵でした。
色々考え過ぎて空回りしちゃってる姿が不憫なんだけど、イケメンなのにちょっと残念みたいなキャラが妙に似合う。律を学生扱いしてさっさと帰そうとしたり「何も知らないってことか」とマウントとったり、初対面の相手に感じ悪いんだけど、そこにジトっとした陰湿さがなく、何処かコミカルで軽やかに見えるところも魅力に感じます。
いつもまことを目で追いかけて自分もまことの視線に入るようにしょっちゅう会いにくるところがいじらしくまことが好きな気持ちがダダ漏れているところがいい。少し寂しげな表情をするのは思い出をまことと共有できないからなんだよね。切ない表情も好きだな。
指輪のサイズで公太郎にマウント取ったり、返り討ちにあってイラっとした表情を浮かべたり、ムキになってハンバーガーで意地の張り合いをしたり、普段の朝日とは違うちょっと子供っぽくて年齢相応の青さが感じられる姿が親近感が湧いて良かったです。ドーナツのくだりでまことの変わらない優しさに触れて自分の気持ちを再確認するシーンも、ホントに嬉しそうな良い笑顔を浮かべていて、まことへの想いに嘘はないんだなって感じられて良かったと思います。
元カレや一目惚れと比べると、なかなか個性が出しにくい「友達」ポジションだけど、まことの力になろうと尽力する姿が頼もしいし、時折見せる切なそうな表情や、まことに向ける優しい笑顔など、丁寧に繊細にまことへの気持ちを表現していて、朝日の人物像や存在感をしっかり印象付けているところが良いと思います。会社に置いてある荷物を持ってきてあげたり、エントリーシートを人事から貰って来たり、面倒見がよくて細やかな気遣いが出来る人だけど、それがお節介や押しつけがましく見えないところも良いですね。
まことから見たら恐怖しか感じないことも朝日側からすれば心配だからとか困ると思ったからとかその程度の理由でストーカーみたいになってしまっているのが怖かった。リアルでも距離感バグっていたらこうなる人もいるだろうなと思ったら余計に怖かった。爽やかイケメンが悪気なくやるから恐怖も倍増だった。
暗闇での真顔や、焦って説明しようとして余計に怪しさが増す悪循環、そりゃあ誤解されても仕方ないよねっていう朝日のどうしようもなく不器用で情けない性格を、ちょっとした表情の変化や挙動で見事に表現していたと思います。あまり控えめだと、まことがただの自意識過剰な子に見えてしまうし、やり過ぎると紙一重のラインを越えてガチストーカーになってしまうし、そのあたりのバランスを絶妙な塩梅で演じているところも良かった。律と意外と良い友達になれそうな雰囲気なのも見ていてほのぼのしました。
良い人キャラから、結局、原因はお前かという感じでしたが、階段から落ちたまことを放置するのは、いくら救急車は呼んだとしても、保護責任者遺棄罪になる可能性が高いのでは?と首を傾げます。気弱のヘタレで誤解されたことは同情しますが、まことが記憶を失ったことをいいことに、罪悪感もそこそこで蓋をして、好きですアプローチをするのはいただけない。人格を疑う。まあダメな奴の筈なのに、そう見えないように演じた神尾さんのファインプレーかもしれません。
やっと思い出してもらった記憶が「専務に嫌われてない?」だったのがすごく朝日っぽくて笑ってしまいました。神妙な顔つきからの三枚目展開の愛嬌も、「言いたくないから黙ってたんでしょ」と記憶が戻ったことを秘密にしてくれる優しさも、良い人な朝日らしさ全開で良かった。ラストのあからさまに怪しい雰囲気と表情も、普段の朝日と別人のような怖さがあって印象に残りました。
香絵に「緒方と友達でいられるだけで十分」と語る時の穏やかですっきりした表情が良かった。ちゃんと告白してちゃんと振られたことで、自分の気持ちにしっかり折り合いがついたんだろうなって伝わってきました。一緒にラーメンを食べたことだけは思い出して欲しいと話す姿も健気でいじらしくて、良いヤツの朝日らしくて良かったです。
バリバリのイケメンなのに中身が軟弱なキャラもできちゃうところがなんか新鮮でいいな。いつもライバルに先を越されてモヤモヤしてるのも人間っぽくていいしね。全てが平均的なサラリーマンの域を超えない感じが現実的でいいです。
まことに真実を告白するシーン、真っすぐまことを見つめる眼差しや、眉間に皺を寄せて苦しそうだったり、自嘲気味に笑ったり、目を伏せたり、繊細に変化する表情がとても良くて、朝日の深い後悔や申し訳ないという気持ちが痛いほど伝わってきました。まことに「一番の友達」と言われた時の潤んだ目や安堵と嬉しさが入り混じった笑顔も良かったと思います。
全方位に優しいからモタモタしちゃってまことに自分の気持ちを気づいてもらうところまでいかない朝日に多少のイライラは感じますがそこが朝日の弱点でもあるのでキャラとしては成立していると思います。実際いたら残念なやつですけどね。
木を相手にデートに誘う練習をしたり、酔っ払って公太郎にウザ絡みしたり、公太郎と悟の関係を誤解してアタフタしたり、3枚目全開の演技が新鮮で面白かったです。まことと喧嘩をした公太郎を羨ましがるのも可愛い。前半のコミカルな姿から徐々に表情や後ろ姿に陰りが見え始めて葛藤や焦りを滲ませるところも、律と対峙するシーンのピリついた空気感も、普段の良い人っぷりとギャップがあって印象に残りました。
普段はまことに対する行動しか見えないからいい人なんだろうなって思っていたけど、まこととその友達がプールに落ちた時とっさにまことに手を差し出したけど自分くらいはと友達に手を差し伸べた。その時の様子が仕方ないからとけ空気を読んでって感じがして朝日くんの本性を見ちゃったような気がして気まずかった。
まことに「結婚なんてあり得ない」「彼氏じゃない、友達」と何度も明るく否定されるたびにどんどん声が弱々しくなって遠ざかっていく姿が、不憫なんだけど、あまりの脈の無さが面白くて笑ってしまいました。由佳の悪意に一人だけ全然気づいていなかったり、空気を読んで由佳に手を差し伸べたのに無視されてプールに落とされるなど、優しくて良いヤツなんだけど、ちょいちょい残念なところも親近感が沸くし、この情けない感じが妙に似合っているところも良いなと思います。
1回同行を断られてるのに彼氏でもないのに勝手に帰省についてくるし、仕事なんだから出張はちゃんと行けよって思ったし、脚本上は色々ツッコミどころ満載な人だけど、大人にならざるを得なかった子供の頃のまことに思いを馳せる表情や、「今の緒方が好き」と告白する時の迷いのない口調と真っすぐな眼差しなど、まことへの恋心や力になりたいという思いがしっかり伝わってくる演技は良かったと思います。泣いているまことをハグして頭を撫でるシーンも、小さな子供を宥めるようなふわっと優しい雰囲気があって、弱ってるところにつけこんでとか、ドサクサ紛れにっていうあざとさや狡さを一切感じさせないところが素敵でした。
色々考え過ぎて空回りしちゃってる姿が不憫なんだけど、イケメンなのにちょっと残念みたいなキャラが妙に似合う。律を学生扱いしてさっさと帰そうとしたり「何も知らないってことか」とマウントとったり、初対面の相手に感じ悪いんだけど、そこにジトっとした陰湿さがなく、何処かコミカルで軽やかに見えるところも魅力に感じます。
いつもまことを目で追いかけて自分もまことの視線に入るようにしょっちゅう会いにくるところがいじらしくまことが好きな気持ちがダダ漏れているところがいい。少し寂しげな表情をするのは思い出をまことと共有できないからなんだよね。切ない表情も好きだな。
指輪のサイズで公太郎にマウント取ったり、返り討ちにあってイラっとした表情を浮かべたり、ムキになってハンバーガーで意地の張り合いをしたり、普段の朝日とは違うちょっと子供っぽくて年齢相応の青さが感じられる姿が親近感が湧いて良かったです。ドーナツのくだりでまことの変わらない優しさに触れて自分の気持ちを再確認するシーンも、ホントに嬉しそうな良い笑顔を浮かべていて、まことへの想いに嘘はないんだなって感じられて良かったと思います。
元カレや一目惚れと比べると、なかなか個性が出しにくい「友達」ポジションだけど、まことの力になろうと尽力する姿が頼もしいし、時折見せる切なそうな表情や、まことに向ける優しい笑顔など、丁寧に繊細にまことへの気持ちを表現していて、朝日の人物像や存在感をしっかり印象付けているところが良いと思います。会社に置いてある荷物を持ってきてあげたり、エントリーシートを人事から貰って来たり、面倒見がよくて細やかな気遣いが出来る人だけど、それがお節介や押しつけがましく見えないところも良いですね。