もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう

2025年10月期
総合評価: 4.00 / 5.0 (回答者数1人) - 位 / 1195件中
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脚本・ストーリー 4.0 /5.0(80%) - /1197件中
キャスト 4.0 /5.0(80%) - /1197件中
演出 4.0 /5.0(80%) - /1196件中
音楽 4.0 /5.0(80%) - /1197件中
感動 3.0 /5.0(60%) - /1192件中
笑い 3.0 /5.0(60%) - /1192件中
スリル・興奮 3.0 /5.0(60%) - /1189件中
1コメント
1 | | 2025-10-02 17:55:33

舞台は1984年ってことらしい。あの頃の喧噪とか猥雑さは出ているけど、この速度感は平成とか令和だよね。あの時代はもっと腰が据わっていたというか、軽薄なのに重しがあるような感じだったように思う。だからこの時代に野田秀樹の「夢の遊眠社」みたいな早いセリフ回しの芝居が破壊的インパクトを与えたわけだし。

久部みたいな蜷川幸雄かぶれって、演劇人にはいたよね。下北沢あたりにはたくさんいた。妙に無頼を気取ったり、意味なんかわかっちゃいないのに、とにかく灰皿を投げては、勝手な理屈をわめいていたなあ。世間知らずでぼったくられるのもお決まりだ。

全体的に随分とごちゃごちゃしてるけど、群像劇を意識しているのだろうし、ちょっと舞台演劇的な演出の匂いもする。まあそれらはすべて確信犯に演出しているのだろうけど。

それにしても小池さんと二階堂さんのダンスは妖艶だった。

ドラマとしては、もう少し見てみないと、何とも言えないかな。

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