『おちょやん』での板尾創路 (須賀廼家万太郎役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
板尾創路 (須賀廼家万太郎役) は 「2021年4月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
万太郎は喜劇を追及していたので、面白ければなんでも有りだと考え、人に厳しかったと思います。演じている時も、弟子たちにも顔では笑っていながら、心は冷めていると感じる演技でした。それが、病気でわずかな命とわかり、最後の舞台に立った時は、本当に楽しんで満足そうでした。話せないので、ジェスチャーと表情で、お客を笑わせたのです。最期の微笑みは本物でした。
亡くなってしまったので、もう回想シーンとか写真しか登場しないと勝手に思っていました。過去に千之助さんとの確執も解消されているし。千之助さんがひどく老け込んでしまっているのだけれど、亡くなってもなお千之助さんの行く先をともす灯りとなり超えるべき壁とになってくれそう。万太郎さんのあのぎょろりとした目と動きが大物感あって、千之助さんと万太郎さんの話の方に引き込まれていたので、もうしばらくは見られるのが嬉しいです。
朝から本当に良いものを見せてもらった気がする。心通ずる相手と最後の芝居をして、そして極楽への門が開いた。そちらへ向かう途中、振り返った時の何とも言えない複雑な表情、そして満足したように観客に一礼し門をくぐり、そして道化る。道化た姿と最後の満足そうな笑顔が忘れられない。
万太郎さんは声は出なくとも、自分から千之助さんに病気のこと伝えたかったんだと思った。悲しみも苦しみも悔しさも通り超えた表情で、一文字ずつジェスチャーで伝えている万太郎さんからは、千之助さんへの信頼のような二人の絆のようなものを感じた。
千代ちゃんと2人で焼け残った練習場で話す場面。道頓堀の喜劇を引っ張ってきた人らしい、先の先まで見据えた言葉だった。時代としても実際の話している場所もとても荒廃しているのに、言葉も表情も明るくて力強いのがとても印象に残りました。
人気のお笑い芸人の役なのに、全然面白くないのですごく違和感があります。舞台で芸をしているときも、普段のシーンでも、いつも表情に変化がなくて素のままです。いつも芸人らしくないシリアスな刑事のようで、役柄に合わないなと思いました。
笑いのためなら誰にでも冷血になれる喜劇王、と思わせていた万太郎だけど、実は千之助の才能を認めていたのね。そう思うといつも家庭劇を観に来ていた意味もわかる。「もっと楽しませてもらわないと、千之助を切り捨てた意味がない」と嬉しそうに本人に告げた万太郎が良かった。
今まで一人で喜劇を引っ張ってきて孤独で、笑っている風であって笑っていたわけではなかった。万太郎さんは千之助さんの力を信じ、這い上がってくるのをずっと待っていたんだろうと、それが嬉しくての最後の満開の笑顔のだったんだろうなーと。こちらまで笑顔になれるいいシーンでした。
思わず背を向けた千之助さんのこと気づいていての卵の話題だったんだろうか?それとも普段から卵ばかり?万太郎が出る場面は、なぜか面白いというよりいつもシュールだ。このシュールさが滑稽さにつながり笑いになるのかなーと思いながら見ています。
万太郎さんの得体の知れない感じがとても良く出ていて、出てくるたびに心がざわつく。あの不気味な微笑みがなんとも余裕を感じさせて、千さんの焦りみたいなのと上手く対比されていて面白い。万太郎さんの舞台も見てみたいな。今週、劇中劇がどこかであるといいなと期待してしまう。
万太郎は喜劇を追及していたので、面白ければなんでも有りだと考え、人に厳しかったと思います。演じている時も、弟子たちにも顔では笑っていながら、心は冷めていると感じる演技でした。それが、病気でわずかな命とわかり、最後の舞台に立った時は、本当に楽しんで満足そうでした。話せないので、ジェスチャーと表情で、お客を笑わせたのです。最期の微笑みは本物でした。
亡くなってしまったので、もう回想シーンとか写真しか登場しないと勝手に思っていました。過去に千之助さんとの確執も解消されているし。千之助さんがひどく老け込んでしまっているのだけれど、亡くなってもなお千之助さんの行く先をともす灯りとなり超えるべき壁とになってくれそう。万太郎さんのあのぎょろりとした目と動きが大物感あって、千之助さんと万太郎さんの話の方に引き込まれていたので、もうしばらくは見られるのが嬉しいです。
朝から本当に良いものを見せてもらった気がする。心通ずる相手と最後の芝居をして、そして極楽への門が開いた。そちらへ向かう途中、振り返った時の何とも言えない複雑な表情、そして満足したように観客に一礼し門をくぐり、そして道化る。道化た姿と最後の満足そうな笑顔が忘れられない。
万太郎さんは声は出なくとも、自分から千之助さんに病気のこと伝えたかったんだと思った。悲しみも苦しみも悔しさも通り超えた表情で、一文字ずつジェスチャーで伝えている万太郎さんからは、千之助さんへの信頼のような二人の絆のようなものを感じた。
千代ちゃんと2人で焼け残った練習場で話す場面。道頓堀の喜劇を引っ張ってきた人らしい、先の先まで見据えた言葉だった。時代としても実際の話している場所もとても荒廃しているのに、言葉も表情も明るくて力強いのがとても印象に残りました。
人気のお笑い芸人の役なのに、全然面白くないのですごく違和感があります。舞台で芸をしているときも、普段のシーンでも、いつも表情に変化がなくて素のままです。いつも芸人らしくないシリアスな刑事のようで、役柄に合わないなと思いました。
笑いのためなら誰にでも冷血になれる喜劇王、と思わせていた万太郎だけど、実は千之助の才能を認めていたのね。そう思うといつも家庭劇を観に来ていた意味もわかる。「もっと楽しませてもらわないと、千之助を切り捨てた意味がない」と嬉しそうに本人に告げた万太郎が良かった。
今まで一人で喜劇を引っ張ってきて孤独で、笑っている風であって笑っていたわけではなかった。万太郎さんは千之助さんの力を信じ、這い上がってくるのをずっと待っていたんだろうと、それが嬉しくての最後の満開の笑顔のだったんだろうなーと。こちらまで笑顔になれるいいシーンでした。
思わず背を向けた千之助さんのこと気づいていての卵の話題だったんだろうか?それとも普段から卵ばかり?万太郎が出る場面は、なぜか面白いというよりいつもシュールだ。このシュールさが滑稽さにつながり笑いになるのかなーと思いながら見ています。
万太郎さんの得体の知れない感じがとても良く出ていて、出てくるたびに心がざわつく。あの不気味な微笑みがなんとも余裕を感じさせて、千さんの焦りみたいなのと上手く対比されていて面白い。万太郎さんの舞台も見てみたいな。今週、劇中劇がどこかであるといいなと期待してしまう。