パリピ孔明

英子に嫉妬するのではなく「来年は絶対に立つ」とやる気を漲らせたり、マリアとコラボする英子を見て「良かったね」と自分のことのように嬉しそうに目を潤ませたり、七海の人柄の良さが随所で感じられて、二人の熱い友情にグッときてしまいました。素直で頑張り屋で優しくて…っていう、ともすれば嫌味に見えそうなキャラクターをとても自然に演じていて、応援したくなるような素直さや真っすぐさがあって良かったと思います。

素顔を晒してノリノリで自分たちの曲を歌う姿、すごく格好良くてめちゃくちゃ良い顔していました。音楽が楽しい、大好きって気持ちが溢れ出ているようなキラキラした笑顔がとても可愛かったです。AZALEAのファンにちゃんとお別れが言いたいと唐沢に頼む姿も、プロとしての責任感とファンへの感謝が伝わってきて良かったし、ラップでディスられたことを根に持っててKABEにしっかり仕返しをする意外な一面も、スターではない、等身大の素顔の七海って感じでよかったと思います。

路上で歌う七海は素で音楽を自然に楽しんでいるようですごくよかったし、AZALEAとして活動することへの葛藤も見えました。ぐっと堪えるような仕草が責任感ある子なんだろうなと思えたし、頑張れ！と応援したくなりました。

路上で歌う七海は素で音楽を自然に楽しんでいるようですごくよかったし、AZALEAとして活動することへの葛藤も見えました。ぐっと堪えるような仕草が責任感ある子なんだろうなと思えたし、頑張れ！と応援したくなりました。

優しくて気遣いが出来て、相手の才能もしっかり認めることが出来るとっても良い子で、英子のライバルだけど応援したくなりますね。音楽で食べていけるくらい稼げているけど、それは自分たちがやりたかった音楽とは違っていて、でも応援してくれるファンや尽力してくれているスタッフのために一生懸命AZALEAの活動に取り組むプロ意識も格好良かったです。

自分の理想の音楽とは方向性が違うAZALEA だけど、たとえ不本意であっても、決意して関わった以上、プロとしてやり遂げようとする思いが伝わってきました。英子といる時の普通の姿と、AZALEAとしての姿のギャップも良いです。歌声は吹き替えなので八木さん本人のものではありませんが、ベースを弾く姿も様になっています。「おとなりに銀河」のお嬢さまや「舞い上がれ」の時のストーカー気味の文学少女とは、だいぶ雰囲気の違う役柄ですが、どこかおっとりした話し方は変わらないので、それは本人の個性なのでしょうね。にじみ出る独特の暗さと知的さ、すらりとした高身長とスタイルの良さなど、たくさんのギフトを持っている女優さんです。