#リモラブ ～普通の恋は邪道～

表情にもあまり出さない、淡々と飄々とした五文字君でしたが、ふとした時に垣間見せる、せつない表情、潤んだ瞳で、恋心が伝わってきました。また、青ちゃんとの絡みが、良かったです。何気ない会話の中で、仲良し感・ものわかりの良さ・諦め・応援、いろんな感情が渦巻いているのを、見て取れました。

初めは間宮祥太朗さん演じる五文字のことをなんてのらりくらりした青年なんだろうと少しいらっとした気持ちで見ていました。
ですが、話が進むにつれて実は人の気持ちに敏感で、自分の気持ちを後回しにしてでも大事な人に幸せになってほしいと願う素敵な男性なんだなと気づきました。
自分の気持ちを抑えていたはずなのに、ふとした出来事でその気持ちが漏れてしまうシーンはすごくぐっときました。

最初は美々先生が、「心配してくれて嬉しい」といった動機で好きになった。という、なよなよしていて頼りない演技をしていたが、回を追うごとに美々の事をとても心配していたり、悩む姿の五文字の演技が上手すぎて可哀想にになってしまうくらいだった。マスクの仕方もわざとなのか分からないが、五文字のユルさが出ていて好きでした。役によってこんなにもイメージを変えられるのは凄いです。

最初は残念なネガティブイケメンかと思っていたけど、途中から微妙な心の変化や気持ちが変わっていく様子や考えていることが表情からもすごくよく伝わってきて、感情移入がしやすくて応援したくなっちゃった。一度は応援しようと決めた気持ちも、やっぱり好きが止められなくて必死に我慢しているところも、少し歩きだしちゃったところもハラハラしちゃった。この後どうするのか気になる～！

こんなイケメンをどのように活かすのかと注目していましたがなかなか可愛らしい五文字くんに仕上がっています。恋心のために嘘をついたのにその嘘を告白しても許されてしまう天性の甘え上手で、俺が俺がとならずに檸檬と草もちの仲を穏やかに取り持とうとする姿に育ちの良さを感じます。精悍な顔立ちの俳優が正反対の雰囲気の役を演じるとこんなにも可愛らしくなるのかと毎回感心しています。

ゆったりした話し方で、優しい雰囲気にキュンキュンしました。
少々強引なところありつつ、気遣いができる年下男子を上手く演じていたと思います。人懐っこくて、男女問わず誰からも愛されるようなキャラクターでした。

「僕が檸檬です」って平気で嘘をついて美々先生に近づいて、人としてどうなの？なんて思っていたけど、ちゃんと恋して相手を想って、人として成長した五文字くん。すごく良いヤツじゃないか、とじわっと泣けました。

正直、今回の五文字ってクセが無くって好きです。
結構どんな役をやってても『間宮祥太朗感』が出るんですが、今回は役になり切ってる感じです。
素直で、美々先生の前では静かで落ち着いたトーンで良いと思います。
マスクが大きいのは何でですかね？謎です(笑)

間宮くんの顔が濃ゆいせいで、入ってこない…描きたいのはロールキャベツ男子な役？私にはちょっとストーカー気質がちらついて怖かった。

やっぱイケメンって得だわ。どんなにマイナスの部分を持っていてもあの顔で懐かれたらだいたいのことはオッケーになってしまう悪いやつ。子供っぽくて簡単に転がせそうな隙もあってドキッとしたり、その癖抜かりなく先回りしてる意地悪さも持っている。振り回されそう。