『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』での大西利空 (夏目海役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
大西利空 (夏目海役) は 「2024年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
不器用な父、思春期をこじらせたままの姉、そしてすでにひとりで飛び出してしまった母、という身勝手で困った家族の中、彼が一番大人だった印象です。でもそれはある意味で、環境がそうさせたのであって、天音のことで案外子どもらしい行動力を見せたのは、彼がそもそも持っている感情の発露だったように思います。大西さんの演技ですが、特に上手いとか下手ということはなく、良くも悪くも芝居慣れした印象です。評価的には50点ですが、若いので期待をこめてマルにします。
仲良く朝ご飯を作る俊平と響を、嬉しそうに眺めている表情がとても良かったです。ホッと安心したような、穏やかな良い笑顔を浮かべていて、これまでの海の苦労を思うと「ホントに良かったね」って労ってあげたくなりました。家族思いのとっても良い子だけど、あざとさや嫌味さを全く感じさせずに自然に演じているのも良かった。天音と軽口をたたき合いながら指揮の練習に付き合うシーンも、青春って感じがしてほのぼのと微笑ましくて良かったです。
「マイナス100が0になったってことは100点ってことじゃん」ってめちゃくちゃポジティブな発想で天音を励ますところが海らしくて良かった。こういう前向きなところがお父さんによく似ていて、親子だなあって微笑ましくなります。お父さんと響の演奏を涙を流しながらこっそり聴いているシーンも、やっと二人が分かり合えた嬉しさや安堵感が伝わってきてとても良かったと思います。
天音のことが放っておけず、夏目の故郷まで連れてきてしまう大胆さと行動力にびっくり。天音の夢を応援したい、何とかしてあげたいっていう思いの強さが伝わってきました。夏目の過去を聞いて一同が静まり返った時も「ペーの話が長くて眠くなっちゃったんじゃない?」とおどけてフォロー姿も、空気を読むのが上手くて気遣い屋の海らしくて良かったです。おばあちゃんのご飯を美味しそうにモリモリ食べたり「おかわり!」って元気に催促したり、初めて会ったおじいちゃんにもニコニコ手を振ったり、無意識なんだろけどその無邪気な可愛らしさで夏目家のぎこちない空気を和らげているところも良かったと思います。
おじさんたちのために動画編集をしてあげるシーン、実に頼もしかったです。絶賛されてドヤるのではなく、ニコニコ嬉しそうに控えめに笑っているところも海らしくて良かった。ヴァイオリンを返しに来た天音を追いかけるシーンや「やりたいことやれよ」と必死に訴える姿も、大人で何処か冷めたところのある海の熱い一面が垣間見れて良かったです。
サラリとピアノを弾いてみせる姿が格好良い。小さい頃から一流の音楽に触れてきた芸術一家育ちらしさを感じさせました。ヴァイオリンで演奏するのは無謀って言いつつ、天音のためにきらきら星変奏曲をアレンジしてあげるところも「音楽が大好き」「初めて好きなことが出来てる」と喜ぶ天音の気持ちに寄り添う海の優しさが感じれて良かったと思います。
「みんな勝手過ぎる」「いつも気を遣わせる」とブチ切れるシーン、板挟み状態で一杯いっぱいだった海の苛立ちや葛藤が痛いほど伝わってきて切なかったです。家族がバラバラにならないよう頑張って間に立ってきたのに、離婚話が持ち上がったり姉が家出したり、皆好き勝手やっていて、そりゃあ全部嫌になって怒るのも無理ないよなあ。久々に家族4人揃った夕食の席で嬉しくて泣いてしまうところも、家族が大好きっていう気持ちと普段の大人びた顔とは違う、年齢相応の幼さが伝わってきてグッとくるものがありました。
天音にセビリアの理髪師について語る時の楽しそうな笑顔や早口でテンション高く語る姿が夏目そっくりで微笑ましかったです。父親と一緒で海も音楽が大好きなんだなあって伝わってきてほっこりしました。響に「マジで思春期だよね、いい加減疲れる」とズバっと言い放つ姿も良かった。その通り過ぎてスカッとしたし、夏目家の中で誰よりも大人で良い子過ぎてちょっと心配だったので、我慢し過ぎずしっかり不満をぶつける姿にホッとしました。
嘘をついている母親を問い詰めることもなく、協力してあげる器の大きさがすごい。父と姉のフォローもそうだけど、しんどそうな感じもなく「世話が焼けますなあ」って何処か楽しげで明るい雰囲気があって、海のしっかりした面倒見の良い性格が感じられるところも良かった。サラっと天音の持ってるスコアを読めちゃうのも隠れ音楽エリートって感じで格好良かったです。
リンゴを箱買いしてきた俊平を気遣って「りんごジュース飲みたい」「すりおろしリンゴが好き」とフォローする姿がいじらしい。父親と姉の板挟み状態だけど、それを面倒臭がったり見放したりせず、ちょっと呆れつつも関係が良くなるようアシストする大人な一面も頼もしくて良いですね。俊平が作ったスイーツを早く食べてもらいたくて響の帰宅をソワソワしながら待っている姿も可愛らしかったです。
無邪気な笑顔と明るいキャラクターがぎくしゃくした父娘の空気を良い感じに和らげてくれて、その場にいるだけでホッとします。高校生なのに反抗期でもなく、周りの空気をよく読むし、お父さんを一生懸命サポートしてあげるとても良い子だけど、それを嫌味なく自然に演じているところも良いと思います。お顔が姉役の芦田さんに似ていて姉弟の説得力があるのも良かったです。
不器用な父、思春期をこじらせたままの姉、そしてすでにひとりで飛び出してしまった母、という身勝手で困った家族の中、彼が一番大人だった印象です。でもそれはある意味で、環境がそうさせたのであって、天音のことで案外子どもらしい行動力を見せたのは、彼がそもそも持っている感情の発露だったように思います。大西さんの演技ですが、特に上手いとか下手ということはなく、良くも悪くも芝居慣れした印象です。評価的には50点ですが、若いので期待をこめてマルにします。
仲良く朝ご飯を作る俊平と響を、嬉しそうに眺めている表情がとても良かったです。ホッと安心したような、穏やかな良い笑顔を浮かべていて、これまでの海の苦労を思うと「ホントに良かったね」って労ってあげたくなりました。家族思いのとっても良い子だけど、あざとさや嫌味さを全く感じさせずに自然に演じているのも良かった。天音と軽口をたたき合いながら指揮の練習に付き合うシーンも、青春って感じがしてほのぼのと微笑ましくて良かったです。
「マイナス100が0になったってことは100点ってことじゃん」ってめちゃくちゃポジティブな発想で天音を励ますところが海らしくて良かった。こういう前向きなところがお父さんによく似ていて、親子だなあって微笑ましくなります。お父さんと響の演奏を涙を流しながらこっそり聴いているシーンも、やっと二人が分かり合えた嬉しさや安堵感が伝わってきてとても良かったと思います。
天音のことが放っておけず、夏目の故郷まで連れてきてしまう大胆さと行動力にびっくり。天音の夢を応援したい、何とかしてあげたいっていう思いの強さが伝わってきました。夏目の過去を聞いて一同が静まり返った時も「ペーの話が長くて眠くなっちゃったんじゃない?」とおどけてフォロー姿も、空気を読むのが上手くて気遣い屋の海らしくて良かったです。おばあちゃんのご飯を美味しそうにモリモリ食べたり「おかわり!」って元気に催促したり、初めて会ったおじいちゃんにもニコニコ手を振ったり、無意識なんだろけどその無邪気な可愛らしさで夏目家のぎこちない空気を和らげているところも良かったと思います。
おじさんたちのために動画編集をしてあげるシーン、実に頼もしかったです。絶賛されてドヤるのではなく、ニコニコ嬉しそうに控えめに笑っているところも海らしくて良かった。ヴァイオリンを返しに来た天音を追いかけるシーンや「やりたいことやれよ」と必死に訴える姿も、大人で何処か冷めたところのある海の熱い一面が垣間見れて良かったです。
サラリとピアノを弾いてみせる姿が格好良い。小さい頃から一流の音楽に触れてきた芸術一家育ちらしさを感じさせました。ヴァイオリンで演奏するのは無謀って言いつつ、天音のためにきらきら星変奏曲をアレンジしてあげるところも「音楽が大好き」「初めて好きなことが出来てる」と喜ぶ天音の気持ちに寄り添う海の優しさが感じれて良かったと思います。
「みんな勝手過ぎる」「いつも気を遣わせる」とブチ切れるシーン、板挟み状態で一杯いっぱいだった海の苛立ちや葛藤が痛いほど伝わってきて切なかったです。家族がバラバラにならないよう頑張って間に立ってきたのに、離婚話が持ち上がったり姉が家出したり、皆好き勝手やっていて、そりゃあ全部嫌になって怒るのも無理ないよなあ。久々に家族4人揃った夕食の席で嬉しくて泣いてしまうところも、家族が大好きっていう気持ちと普段の大人びた顔とは違う、年齢相応の幼さが伝わってきてグッとくるものがありました。
天音にセビリアの理髪師について語る時の楽しそうな笑顔や早口でテンション高く語る姿が夏目そっくりで微笑ましかったです。父親と一緒で海も音楽が大好きなんだなあって伝わってきてほっこりしました。響に「マジで思春期だよね、いい加減疲れる」とズバっと言い放つ姿も良かった。その通り過ぎてスカッとしたし、夏目家の中で誰よりも大人で良い子過ぎてちょっと心配だったので、我慢し過ぎずしっかり不満をぶつける姿にホッとしました。
嘘をついている母親を問い詰めることもなく、協力してあげる器の大きさがすごい。父と姉のフォローもそうだけど、しんどそうな感じもなく「世話が焼けますなあ」って何処か楽しげで明るい雰囲気があって、海のしっかりした面倒見の良い性格が感じられるところも良かった。サラっと天音の持ってるスコアを読めちゃうのも隠れ音楽エリートって感じで格好良かったです。
リンゴを箱買いしてきた俊平を気遣って「りんごジュース飲みたい」「すりおろしリンゴが好き」とフォローする姿がいじらしい。父親と姉の板挟み状態だけど、それを面倒臭がったり見放したりせず、ちょっと呆れつつも関係が良くなるようアシストする大人な一面も頼もしくて良いですね。俊平が作ったスイーツを早く食べてもらいたくて響の帰宅をソワソワしながら待っている姿も可愛らしかったです。
無邪気な笑顔と明るいキャラクターがぎくしゃくした父娘の空気を良い感じに和らげてくれて、その場にいるだけでホッとします。高校生なのに反抗期でもなく、周りの空気をよく読むし、お父さんを一生懸命サポートしてあげるとても良い子だけど、それを嫌味なく自然に演じているところも良いと思います。お顔が姉役の芦田さんに似ていて姉弟の説得力があるのも良かったです。