『スカーレット』での戸田恵梨香 (川原喜美子役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
戸田恵梨香 (川原喜美子役) は 「2020年1月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
演技は下手ではないと思いますが、若い頃からそうなのですが、お顔のコンプレックスを気にしている感じが伝わってきてしまう ( 日本の女優に多い。 ) ので集中できない。顔の造形の映りなど気にしないで演技だけに集中してほしい。
正直言って10代役は無理あった。連続テレビ小説ヒロインになるのは9年遅かった。
演技が雑というか、繊細さに欠ける。露骨な表現に逃げずに、かもしだす雰囲気やちょっとした仕草、目線などできみこの感情の機微をもう少し丁寧に演じて欲しかった。
圧巻でした。特に後半。 波乱や賛否だらけの展開だったけど 戸田恵梨香だからできたと思う。凄かった
喜怒哀楽も何気ない仕草もすごく自然で、素敵な女優さんだと思います。
年齢を重ねていってる様子を、微妙に前かがみの姿勢や、ゆっくりめの喋り方といったふうに表現されてるのは、さすがの演技だと思いました。 役の内容としては、子供時代や結婚前と比べて、歳をとるにつれてなんだか気のきつい人だなあという印象がどんどん強くなっていった感じです。無神経というのか、人の心に鈍感な発言も多くて、そんな人が人を感動させる作品なんて本当に作れるんだろうかと思いました。その印象が最後の最後まで結構強かったです。
他の役者さんは年相応に老けていくのに対し、戸田恵梨香の喜美子だけ老けていかない。年相応の立ち振る舞い、歩き方、ちや子さん、八郎、照子、皆さん見事な中年に変化していくのに、戸田恵梨香だけ30代女性のそのもの。喜美子の役に入り込めないのか、それれとも女優としての美しさにこだわっているのか分からないが、見ていて母親らしくも、陶芸家らしくもなく何年も見た目が変わらない若奥さま風で、違和感しかなく感情移入出来なかった。
半年見ていて、喜美子が武志を産んで何年か経ってからなんですが・・。 多分『豪快で、何事にも動じない』的な役柄にしているんだと思います。 でも、痩せている戸田さんとのイメージのギャップを所々感じていました。 (もう少し肉付きがあった人の方が良かったかな、と)
それが喜美子の良さであり、母親としての強さかもしれないけれど、武志の微細な変化を感じられてない様子は、とても無神経な人といった印象。ふすま越しに武志に声を掛けて、なかなか返事が返ってこないなら、ちょっとは異変のようなものを感じてしかるべきでしょ。健康体の子になら「聞いてるー?」と無神経に声を掛け続けてもいいけど、何しろ武志は難しい病気と闘ってる最中なんだから。
同じような経験がありますが、何か違うと云う気持ちになります。
冷たい。母としても奥深い愛情が伝わらない。
あの愛想のない飾り気の無いところ、ずっと笑ってないなと。目が離せない。
本当に強い女性を、大仰でなく、しっかりと丁寧に演じていて、本当にすごい俳優だと思いました。
おそらく収録期間中、24時間全部が貴美子だったんだと思う。そう思わせる演技です。大絶賛!
ほんとに、おばさんにみえる
親子で白血球の型が合うのは1%だという事実を、0じゃないから良かったと言える喜美子に心底感動。母親としての強さでもあり、喜美子という人間そのものの強さでもあるのでしょう。喜美子の信じる強さだけで、武志の病気も完治するんじゃないかという感じすらする。
また展示会用の作品作りも始めると宣言したのは、武志の治療費のことなどを考えてのことか。でもそれならまず、武志に本当の病名を教えてあげるべきでしょう。不安そうな様子なのが、母親なのに見ていてわからないのかイライラする。武志の部屋に女の子がいたことを喜んでいた感じだけど、自分も八郎さんに同じようにしたから、それを思い出したのかもね。
女性がなかなか受け入れて貰えない陶芸の世界で、才能と、強い信念で、成功していく女性のかっこよさをうまく表現していた。 たまに涙をみせるきみ子の役は強さと、弱さのどちらの表現も必要だと思うが、戸田さんの演技力があってこそ、面白く観ることが出来たと思う。
息子の病気を知っても、人前では気丈にいつも通りに過ごす喜美子ですが、周りに沢山力になってくれる人がいるのに、なんで独りで耐えようとするのだろうと思いました。周囲に話す前に自分の心を整理したかったのか、弱みを見せることに抵抗があるのか分からないけれど、それでも父親である八郎にはすぐ報告するべきでは?と思いました。ただ、「なんで武志が」と息子を思って泣く姿は迫真の演技でした。病という理不尽に対する怒りや恐怖が伝わってきます。
武志と一緒にいる喜美子は、母親というよりとても中性的な印象。身なりに構ってないから余計にそういう感じがするのかもしれないけれど、一人息子に対する母親の態度としては、とてもドライな感じがします。また、付き添っていった病院に喜美子が持っていったバッグが気になりました。使い込まれて端が擦れてしまっていて。そういう小物にも、喜美子という人の人となりが表れてますね。
きみこーーー あの時代、女性で男の世界の陶芸の道に進み旦那とも別れ一人でやっていくのはほんとに芯が強くないとできないと思うし、たくましくもなると思う。そうは思うけど、ちょっとおっさん化しすぎじゃないか?あんなに足を開いて座らなくてもいいんじゃないか?
元々好きな女優さんだっただけに、実年齢を超えたあたりからの、年相応に見せようと不自然な落ち着きを意識したような、演技が残念です 年を経っても、はしゃぐし、ハメも外す いくら脚本がそうでも その中で人間臭さを出せるのが本当の女優だと思うし、それが出来る女優さんだと思ってただけに残念です
演技とは思えない自然な表情、仕草、言葉、どれも素晴らしい女優さんだと思った
喜美子って本当につかみどころのない性格だという感じですが、最近は特に、憑き物が落ちたかのように人に、対する寛大さも増してますね。約束の時間に現れない観光客にも、それを頼みに来た役場の人間にも、怒ることもなく淡々と。そして、ここにきてやっとという感じで、信作や照子にこれまでの恩返しのように、彼らをサポートしようとしてるのも印象的。
なんだか憑き物が落ちたかのような、サッパリした雰囲気を漂わせる喜美子が印象的でした。心の状態も安定していて欲もなく、ただ自分がするべきことを淡々と静かに行っているという感じ。デリカシーのかけらもない無作法な役場の男の言動も、鼻にもかけない様子で完璧にスルーしていたのはカッコよかった。
とにかく表情、瞳で何を想っているのか想像できる。涙の色はその時々で変化し、涙を流さない抑制された演技は更に心を揺さぶられる。彼女の内に秘めた情熱や炎が戸田さん自身ではなく相手役の俳優さんに乗り移るところが素晴らしく、それを一作品終えるごとにサバサバと忘れ去り、次へ次へと歩む姿が実に勇ましい!次がまた見たい。
演技・表現ともに素人レベル。歌や踊りをやったことがない(本人プロフィールではジャズダンスらしいが)ためか、動きに品がなく常に棒立ち。セリフは、脚本がガサツなのもあるが、ただ地声でがなっているだけで表現というものがまるでない。年齢にあった演技もできていないので、女学生時代から何も変わってないように見えてしまう。
息子である武志に向って、父親のことを「十代田さん」と発言するってどうなの?って感じです。喜美子は、母親としては足りない点が多いですね。武志がなんの問題もなく、あんな良い子に育ったのが不思議なくらい。新しい作品の絵付けに取り組んでましたけど、心の中に何かと悩みや迷いが多そうな様子。高い値段をつけて売られるんだから、そんな心意気で作品を作らないでほしいです。
10代20代は老けてたのに40超えてツヤツヤになっちゃってなんだか違和感‥。いつも暗いし寂しさが漂っていて陰気臭い。よっぽどあの謎の女優の方がイマジネーション持ってそうだけど?あんなんで芸術家って‥なんかイメージと違うなー。
全くキャラクターを感じない。「戸田恵梨香」が喋っている、ただそれだけ。この人の演技を「上手い」と評価する声を聞くたびに、信じられない思いになる。今の日本の俳優業界では「棒読み」でさえなければ評価されるということだろうか。どんな役を演じても一緒、というのは致命的な問題だと思うのですが。「もうこの人でないとできない」という演技は一回もしたことがない人だと思っています。
変な人やと思ったでしょとアンリに言われて、はいとそのまま答えるとか、相変わらず不作法。子供の頃から思ったことをストレートに口に出してしまう子だったけど、40歳過ぎた今でもその点は全然成長してないみたいで、とても頭が良くなさそうなイメージで残念。
冒頭の少女時代の役作りがまず素晴らしくて、登場シーンから一気に引きつけられました。コロコロと笑って自転車に乗るシーンは本当に可愛らしかったです。変にメイクなどに頼ることもなく、声なども歳相応の出し方で一見10代では無理があるんじゃないかと思ったのですが、溌剌とした笑い方泣き方、凛とした眼差し、と、見続けるうちに10代に見え、とても驚きました。
もっと展覧会をと作品作りを催促されても「ご飯とみそ汁が食べられたらいい」とかって、意味不明。喜美子っていったい何がしたかったのか、何になりたかったのか? 穴窯でやると八郎さんと離婚してまで我を通して、陶芸家になります宣言もしたけれど、要するに名前が世に出て作品がそこそこ売れて、お金が入ればもう満足なんでしょうか? 陶芸家としても中途半端だし、夫を追い出し、息子には遠慮させてばかりで、家庭人としても最低ですね。
ほとんどスッピンでしょうか・・そこに7年間の年月を感じます。 きっとこの7年間、なりふり構わず作陶をしてきたんだろうなぁ、って想像が出来ますね。 前よりも表情や声が落ち着いていて、戸田さんの演技の凄さを感じます。
この期に及んで喜美子の根性のキツさが、あからさまになってきたという印象。息子の心情にも鈍感だし、離婚したことやその理由を武志に何も話していなかったのか? 八郎さんとも話し合いもせず離婚届だけ送り付けたようで、その身勝手でキツい性格にドン引き。
強情はったかいあって思う通りの色が出せたけど、穴窯に穴があいて火が噴き出してるのにそれでも更に薪を焚くって、絶対火事にならない確信があったんでしょうか? 先生と呼ばれるようになって、取材の内容にまで文句を言えるようになったのは大した出世ですね。
穴窯の件で強情を張りだしてからのキミコには、まったく共感できなくなりました。一体何がきっかけで、そんなにムキになってるのかもわからないし。八郎さんとは離れて住んでるだけで、別に仲は悪くないのだという印象を周囲には与えてるけど、そういうところも余計に性格悪いというか嫌らしい。
やきものに対する異様なまでの執念を感じますよね。 元々痩せている戸田さんですが、今の穴窯への執着で「ご飯も食べてなかったり寝てないんじゃないの?」と色々と想像させてくれます。 武志が来た時には、温和な雰囲気になるのも凄いな、と思います。
陶芸にとりつかれた人間のどろどろした部分をあの虚ろな目で演じていたのがすごいと思います。笑顔がとても寂しそうで、ラジオを聴きながら絵を描いているシーンで静かに涙を流すところも彼女ならではの演技力とおもいました。
表情がたくさんあり、見ているこちらも感情移入してしまいます。添い寝を目撃した後の火を見つめる表情、照れるシーンで耳まで赤くなってたのには驚きました。凄いとしか言いようがありません。
黙々と薪づくりに精を出し、燃える穴窯の炎を見つめる姿は、本当に何かに取りつかれているように見えました。照子に「今までやりたいことは父や八さんにお願いしてきたけど、それをしなくてもいい」「一人も気楽」と話す戸田恵梨香さんの演技には、ついつい引きこまれてしまいました。
穴窯用の薪を、山で拾ってきた木で賄ったのは、さすが根性あるキミちゃんという感じですね。でも、自分の技術や知識が未熟だという意識がないのが不思議。穴窯に固執しすぎで、完全に自分を見失ってる気がします。誰にも断り入れる必要ないって気持ちいいって言ってたけど、不自由だからこそ自由を感じられるということに気づいてるんでしょうかねえ。
戸田さんって本当に凄いな、と思いながら見ています。 喜美子が八郎に「もう止めや」と言われた時の『無』の表情。 焼き物を焼くために取りつかれた様になっている全身から漂うオーラ。 「この人は(穴窯の事を)止められないな」って分かりますね。
穴窯で焼くことにガンコに固執してるけど、キミコの作品にそこまでする価値があるのか甚だ疑問。八郎に、信念がないと偉そうに言ってたけど、信念とガンコは違うから。万一キミコの言うことが「正しい」としても、一度も賞も取ってない上に、陶芸の専門家たちも才能なしという評価しかされてない現状では、何がなんでも穴窯でやりたいということに何の説得力もない。山で拾った木をつかって成果をだして、みんなを見返してやればいいと思います。
作陶に取りつかれたような、恐ろしい執念を感じました。 聞く耳を持たない喜美子の顔が凄いな、と思いました(さすが戸田さん) 武志の為のお金を使おうとしたり、借金してまで焼き物を成功させようとする事って今までの喜美子らしくないですが、それほどまでに魅了されているんですね。
やっと、やっと喜美ちゃんの瞳に炎が!!ずっと内に秘めていた作品を作るということへの欲求が目覚めたようです。これまでずっと家族のために生きてきた喜美ちゃんですが、これからは時間と気持ちを作品にぶつけて行きそうですね。アーティストとして作品を作ろうと思ったら狂気じみた執着も必要なのではないかと思います。戸田さんの炎を見つめる本気の瞳がキリリとして、これから変化していく喜美ちゃんを予感させとても美しかったです。
気が強いキャリアウーマンが正にはまり役です。神戸出身なので関西弁もわざとなしくないし、他の俳優さんとの掛け合いを面白いです。表情もとても細やかに演じているのでついつい手を止めて見てしまうシーンもあります。久しぶりに朝ドラが面白いです。
勉強させてもらいました! 私なら嘘つかれたらすぐ怒ってしまうのに、喜美子はまず笑い飛ばす。そして後で諭す。「なるほど」と感心しました。 戸田さんの「今度やったら敷居を跨がせへんで」にドスが効いてて、これなら相手は気を付けるだろうな、と思います。
表情や動きで、夫を思いやりながらも、少しもどかしく感じたり、苛立ったりといった感情をとても上手に表現していて、つい感情移入して見てしまいます。笑顔もとてもかわいらしくて、このかわいらしさが夫を追い詰めていく様子も自然に表現されています。
もともと関西出身ということもあり、台詞の言葉遣いは違和感が全くないです。あと、本当はすごく美人なのに、飾り気のない、信楽という片田舎に住む一人の女性の雰囲気をちゃんと出せているところに高い演技力を感じます。
演技は下手ではないと思いますが、若い頃からそうなのですが、お顔のコンプレックスを気にしている感じが伝わってきてしまう ( 日本の女優に多い。 ) ので集中できない。顔の造形の映りなど気にしないで演技だけに集中してほしい。
正直言って10代役は無理あった。連続テレビ小説ヒロインになるのは9年遅かった。
演技が雑というか、繊細さに欠ける。露骨な表現に逃げずに、かもしだす雰囲気やちょっとした仕草、目線などできみこの感情の機微をもう少し丁寧に演じて欲しかった。
圧巻でした。特に後半。
波乱や賛否だらけの展開だったけど
戸田恵梨香だからできたと思う。凄かった
喜怒哀楽も何気ない仕草もすごく自然で、素敵な女優さんだと思います。
年齢を重ねていってる様子を、微妙に前かがみの姿勢や、ゆっくりめの喋り方といったふうに表現されてるのは、さすがの演技だと思いました。
役の内容としては、子供時代や結婚前と比べて、歳をとるにつれてなんだか気のきつい人だなあという印象がどんどん強くなっていった感じです。無神経というのか、人の心に鈍感な発言も多くて、そんな人が人を感動させる作品なんて本当に作れるんだろうかと思いました。その印象が最後の最後まで結構強かったです。
他の役者さんは年相応に老けていくのに対し、戸田恵梨香の喜美子だけ老けていかない。年相応の立ち振る舞い、歩き方、ちや子さん、八郎、照子、皆さん見事な中年に変化していくのに、戸田恵梨香だけ30代女性のそのもの。喜美子の役に入り込めないのか、それれとも女優としての美しさにこだわっているのか分からないが、見ていて母親らしくも、陶芸家らしくもなく何年も見た目が変わらない若奥さま風で、違和感しかなく感情移入出来なかった。
半年見ていて、喜美子が武志を産んで何年か経ってからなんですが・・。
多分『豪快で、何事にも動じない』的な役柄にしているんだと思います。
でも、痩せている戸田さんとのイメージのギャップを所々感じていました。
(もう少し肉付きがあった人の方が良かったかな、と)
それが喜美子の良さであり、母親としての強さかもしれないけれど、武志の微細な変化を感じられてない様子は、とても無神経な人といった印象。ふすま越しに武志に声を掛けて、なかなか返事が返ってこないなら、ちょっとは異変のようなものを感じてしかるべきでしょ。健康体の子になら「聞いてるー?」と無神経に声を掛け続けてもいいけど、何しろ武志は難しい病気と闘ってる最中なんだから。
同じような経験がありますが、何か違うと云う気持ちになります。
冷たい。母としても奥深い愛情が伝わらない。
あの愛想のない飾り気の無いところ、ずっと笑ってないなと。目が離せない。
本当に強い女性を、大仰でなく、しっかりと丁寧に演じていて、本当にすごい俳優だと思いました。
おそらく収録期間中、24時間全部が貴美子だったんだと思う。そう思わせる演技です。大絶賛!
ほんとに、おばさんにみえる
親子で白血球の型が合うのは1%だという事実を、0じゃないから良かったと言える喜美子に心底感動。母親としての強さでもあり、喜美子という人間そのものの強さでもあるのでしょう。喜美子の信じる強さだけで、武志の病気も完治するんじゃないかという感じすらする。
また展示会用の作品作りも始めると宣言したのは、武志の治療費のことなどを考えてのことか。でもそれならまず、武志に本当の病名を教えてあげるべきでしょう。不安そうな様子なのが、母親なのに見ていてわからないのかイライラする。武志の部屋に女の子がいたことを喜んでいた感じだけど、自分も八郎さんに同じようにしたから、それを思い出したのかもね。
女性がなかなか受け入れて貰えない陶芸の世界で、才能と、強い信念で、成功していく女性のかっこよさをうまく表現していた。
たまに涙をみせるきみ子の役は強さと、弱さのどちらの表現も必要だと思うが、戸田さんの演技力があってこそ、面白く観ることが出来たと思う。
息子の病気を知っても、人前では気丈にいつも通りに過ごす喜美子ですが、周りに沢山力になってくれる人がいるのに、なんで独りで耐えようとするのだろうと思いました。周囲に話す前に自分の心を整理したかったのか、弱みを見せることに抵抗があるのか分からないけれど、それでも父親である八郎にはすぐ報告するべきでは?と思いました。ただ、「なんで武志が」と息子を思って泣く姿は迫真の演技でした。病という理不尽に対する怒りや恐怖が伝わってきます。
武志と一緒にいる喜美子は、母親というよりとても中性的な印象。身なりに構ってないから余計にそういう感じがするのかもしれないけれど、一人息子に対する母親の態度としては、とてもドライな感じがします。また、付き添っていった病院に喜美子が持っていったバッグが気になりました。使い込まれて端が擦れてしまっていて。そういう小物にも、喜美子という人の人となりが表れてますね。
きみこーーー
あの時代、女性で男の世界の陶芸の道に進み旦那とも別れ一人でやっていくのはほんとに芯が強くないとできないと思うし、たくましくもなると思う。そうは思うけど、ちょっとおっさん化しすぎじゃないか?あんなに足を開いて座らなくてもいいんじゃないか?
元々好きな女優さんだっただけに、実年齢を超えたあたりからの、年相応に見せようと不自然な落ち着きを意識したような、演技が残念です 年を経っても、はしゃぐし、ハメも外す いくら脚本がそうでも その中で人間臭さを出せるのが本当の女優だと思うし、それが出来る女優さんだと思ってただけに残念です
演技とは思えない自然な表情、仕草、言葉、どれも素晴らしい女優さんだと思った
喜美子って本当につかみどころのない性格だという感じですが、最近は特に、憑き物が落ちたかのように人に、対する寛大さも増してますね。約束の時間に現れない観光客にも、それを頼みに来た役場の人間にも、怒ることもなく淡々と。そして、ここにきてやっとという感じで、信作や照子にこれまでの恩返しのように、彼らをサポートしようとしてるのも印象的。
なんだか憑き物が落ちたかのような、サッパリした雰囲気を漂わせる喜美子が印象的でした。心の状態も安定していて欲もなく、ただ自分がするべきことを淡々と静かに行っているという感じ。デリカシーのかけらもない無作法な役場の男の言動も、鼻にもかけない様子で完璧にスルーしていたのはカッコよかった。
とにかく表情、瞳で何を想っているのか想像できる。涙の色はその時々で変化し、涙を流さない抑制された演技は更に心を揺さぶられる。彼女の内に秘めた情熱や炎が戸田さん自身ではなく相手役の俳優さんに乗り移るところが素晴らしく、それを一作品終えるごとにサバサバと忘れ去り、次へ次へと歩む姿が実に勇ましい!次がまた見たい。
演技・表現ともに素人レベル。歌や踊りをやったことがない(本人プロフィールではジャズダンスらしいが)ためか、動きに品がなく常に棒立ち。セリフは、脚本がガサツなのもあるが、ただ地声でがなっているだけで表現というものがまるでない。年齢にあった演技もできていないので、女学生時代から何も変わってないように見えてしまう。
息子である武志に向って、父親のことを「十代田さん」と発言するってどうなの?って感じです。喜美子は、母親としては足りない点が多いですね。武志がなんの問題もなく、あんな良い子に育ったのが不思議なくらい。新しい作品の絵付けに取り組んでましたけど、心の中に何かと悩みや迷いが多そうな様子。高い値段をつけて売られるんだから、そんな心意気で作品を作らないでほしいです。
10代20代は老けてたのに40超えてツヤツヤになっちゃってなんだか違和感‥。いつも暗いし寂しさが漂っていて陰気臭い。よっぽどあの謎の女優の方がイマジネーション持ってそうだけど?あんなんで芸術家って‥なんかイメージと違うなー。
全くキャラクターを感じない。「戸田恵梨香」が喋っている、ただそれだけ。この人の演技を「上手い」と評価する声を聞くたびに、信じられない思いになる。今の日本の俳優業界では「棒読み」でさえなければ評価されるということだろうか。どんな役を演じても一緒、というのは致命的な問題だと思うのですが。「もうこの人でないとできない」という演技は一回もしたことがない人だと思っています。
変な人やと思ったでしょとアンリに言われて、はいとそのまま答えるとか、相変わらず不作法。子供の頃から思ったことをストレートに口に出してしまう子だったけど、40歳過ぎた今でもその点は全然成長してないみたいで、とても頭が良くなさそうなイメージで残念。
冒頭の少女時代の役作りがまず素晴らしくて、登場シーンから一気に引きつけられました。コロコロと笑って自転車に乗るシーンは本当に可愛らしかったです。変にメイクなどに頼ることもなく、声なども歳相応の出し方で一見10代では無理があるんじゃないかと思ったのですが、溌剌とした笑い方泣き方、凛とした眼差し、と、見続けるうちに10代に見え、とても驚きました。
もっと展覧会をと作品作りを催促されても「ご飯とみそ汁が食べられたらいい」とかって、意味不明。喜美子っていったい何がしたかったのか、何になりたかったのか? 穴窯でやると八郎さんと離婚してまで我を通して、陶芸家になります宣言もしたけれど、要するに名前が世に出て作品がそこそこ売れて、お金が入ればもう満足なんでしょうか? 陶芸家としても中途半端だし、夫を追い出し、息子には遠慮させてばかりで、家庭人としても最低ですね。
ほとんどスッピンでしょうか・・そこに7年間の年月を感じます。
きっとこの7年間、なりふり構わず作陶をしてきたんだろうなぁ、って想像が出来ますね。
前よりも表情や声が落ち着いていて、戸田さんの演技の凄さを感じます。
この期に及んで喜美子の根性のキツさが、あからさまになってきたという印象。息子の心情にも鈍感だし、離婚したことやその理由を武志に何も話していなかったのか? 八郎さんとも話し合いもせず離婚届だけ送り付けたようで、その身勝手でキツい性格にドン引き。
強情はったかいあって思う通りの色が出せたけど、穴窯に穴があいて火が噴き出してるのにそれでも更に薪を焚くって、絶対火事にならない確信があったんでしょうか?
先生と呼ばれるようになって、取材の内容にまで文句を言えるようになったのは大した出世ですね。
穴窯の件で強情を張りだしてからのキミコには、まったく共感できなくなりました。一体何がきっかけで、そんなにムキになってるのかもわからないし。八郎さんとは離れて住んでるだけで、別に仲は悪くないのだという印象を周囲には与えてるけど、そういうところも余計に性格悪いというか嫌らしい。
やきものに対する異様なまでの執念を感じますよね。
元々痩せている戸田さんですが、今の穴窯への執着で「ご飯も食べてなかったり寝てないんじゃないの?」と色々と想像させてくれます。
武志が来た時には、温和な雰囲気になるのも凄いな、と思います。
陶芸にとりつかれた人間のどろどろした部分をあの虚ろな目で演じていたのがすごいと思います。笑顔がとても寂しそうで、ラジオを聴きながら絵を描いているシーンで静かに涙を流すところも彼女ならではの演技力とおもいました。
表情がたくさんあり、見ているこちらも感情移入してしまいます。添い寝を目撃した後の火を見つめる表情、照れるシーンで耳まで赤くなってたのには驚きました。凄いとしか言いようがありません。
黙々と薪づくりに精を出し、燃える穴窯の炎を見つめる姿は、本当に何かに取りつかれているように見えました。照子に「今までやりたいことは父や八さんにお願いしてきたけど、それをしなくてもいい」「一人も気楽」と話す戸田恵梨香さんの演技には、ついつい引きこまれてしまいました。
穴窯用の薪を、山で拾ってきた木で賄ったのは、さすが根性あるキミちゃんという感じですね。でも、自分の技術や知識が未熟だという意識がないのが不思議。穴窯に固執しすぎで、完全に自分を見失ってる気がします。誰にも断り入れる必要ないって気持ちいいって言ってたけど、不自由だからこそ自由を感じられるということに気づいてるんでしょうかねえ。
戸田さんって本当に凄いな、と思いながら見ています。
喜美子が八郎に「もう止めや」と言われた時の『無』の表情。
焼き物を焼くために取りつかれた様になっている全身から漂うオーラ。
「この人は(穴窯の事を)止められないな」って分かりますね。
穴窯で焼くことにガンコに固執してるけど、キミコの作品にそこまでする価値があるのか甚だ疑問。八郎に、信念がないと偉そうに言ってたけど、信念とガンコは違うから。万一キミコの言うことが「正しい」としても、一度も賞も取ってない上に、陶芸の専門家たちも才能なしという評価しかされてない現状では、何がなんでも穴窯でやりたいということに何の説得力もない。山で拾った木をつかって成果をだして、みんなを見返してやればいいと思います。
作陶に取りつかれたような、恐ろしい執念を感じました。
聞く耳を持たない喜美子の顔が凄いな、と思いました(さすが戸田さん)
武志の為のお金を使おうとしたり、借金してまで焼き物を成功させようとする事って今までの喜美子らしくないですが、それほどまでに魅了されているんですね。
やっと、やっと喜美ちゃんの瞳に炎が!!ずっと内に秘めていた作品を作るということへの欲求が目覚めたようです。これまでずっと家族のために生きてきた喜美ちゃんですが、これからは時間と気持ちを作品にぶつけて行きそうですね。アーティストとして作品を作ろうと思ったら狂気じみた執着も必要なのではないかと思います。戸田さんの炎を見つめる本気の瞳がキリリとして、これから変化していく喜美ちゃんを予感させとても美しかったです。
気が強いキャリアウーマンが正にはまり役です。神戸出身なので関西弁もわざとなしくないし、他の俳優さんとの掛け合いを面白いです。表情もとても細やかに演じているのでついつい手を止めて見てしまうシーンもあります。久しぶりに朝ドラが面白いです。
勉強させてもらいました!
私なら嘘つかれたらすぐ怒ってしまうのに、喜美子はまず笑い飛ばす。そして後で諭す。「なるほど」と感心しました。
戸田さんの「今度やったら敷居を跨がせへんで」にドスが効いてて、これなら相手は気を付けるだろうな、と思います。
表情や動きで、夫を思いやりながらも、少しもどかしく感じたり、苛立ったりといった感情をとても上手に表現していて、つい感情移入して見てしまいます。笑顔もとてもかわいらしくて、このかわいらしさが夫を追い詰めていく様子も自然に表現されています。
もともと関西出身ということもあり、台詞の言葉遣いは違和感が全くないです。あと、本当はすごく美人なのに、飾り気のない、信楽という片田舎に住む一人の女性の雰囲気をちゃんと出せているところに高い演技力を感じます。