女神[テミス]の教室～リーガル青春白書～

前回、試験当日にめちゃくちゃ胃が痛そうな様子で学生たちを心配していたので、続々と合格者の報告が来て大喜びしている姿が見られてホッとしました。分かりやすくハイテンションなのも何だか可愛らしい。その後の藍井の転職疑惑のくだりでは「暗黒時代に逆戻りする」と一転オロオロと動揺していて、何か起こるたびに感情をかき乱されて情緒が不安定になる里崎の気弱さや素直さをコミカルさを交えて表現する姿がインパクトがあって良かったと思います。

司法試験当日、柊木と一緒になって「神様お願いします」って祈ってる姿が微笑ましかったです。ベテランで何度も経験してるはずなのに、親のように緊張してソワソワするところが里崎の人柄の良さを感じさせたのも良かったです。模擬裁判にも協力的だったり、何だかんだ学生思いの良い先生だなって思います。

数名の学生が退学を希望してると学園長に嘆くシーン、祈るようなポーズや胃が痛そうな表情が、気の毒なんだけどどこかコミカルさとチャーミングさがあって良かったです。重くて色々と考えさせられるシーンが多い6話でしたが、愛嬌のある里崎さんの存在にホッとさせてもらいました。

模擬裁判の裁判官を任されて嬉しそうにしてるのがチャーミングでした。「仕方なくやるんですよ」なんて言ってるけど、やる気満々なのがバレバレで、１話でも引き受けてたけど、何だかんだ実務演習に協力的なところが良いですね。模擬裁判後、「良い弁護士」について学生たちに持論を述べる教育者らしい姿も、その後ちょっと照れくさそうに目線を外す表情もとても良かったです。