べっぴんさん

朝ドラらしい爽やかさはありましたが、脚本や演出などにおいて徐々に失速していくような印象がぬぐえませんでした。
正直、子供が生まれるまでが早すぎて主人公に対する愛着が定着する前にどんどん話と時間だけが過ぎて行ってしまったように思います。
若い頃の成長過程を丁寧に描いてもらいたかったです。
キャストの皆さんのフレッシュなお芝居は見ていて楽しかったです。

毎回朝ドラは見ていますが、キャストが若いので歳を取ったシーンが後半よく描かれていたのですが、違和感がありすぎてあまりストーリーが身に染みてこない感覚になっていました。もう少しストーリーのお尻まで考えてキャストを選ぶべきだと思いました。

このドラマを見始めた時は、ただ、仕事に行く前のちょっとした15分の朝食がてらに観てました。
私の母が、松下優也さんのファンで毎日毎日録画をしてまで観てたので、便乗してみてました。このお話って、ファミリアの創業のお話なんですよね。
戦争時から永い月日をかけて、出来上がる感じも、とても、印象でした。
ただ、最近、配役の方が年を取られるあたりなんですけども、無理がある印象がありました。野上潔役の高良健吾さん。。。
まだお若いのに・・・無理のあるおじさま風になっちゃって・・・。もうちょっといじることはできなかったのかと思うばかりです。

キャメラマンのキャメダさん、最高です。NHKの朝ドラはずっと観ていて、最近は男性のように自分の意思をしっかりともってガンガン前に突き進んでいくヒロインが多かったので、すみれのようなヒロインが新鮮でした。すみれの笑顔とキャメダさんにもうすぐ会えなくなると思うと寂しいです。

これまでの朝ドラ同様、ヒロインが困難な状況に遭遇しつつも、家族や友人との絆を深めてゆく物語であり、爽快な印象を受ける。戦後から高度成長期における、衣類、ファッション業界を舞台にさまざまな葛藤を描いており、ついつい感情移入してしまいます、後は登場人物がスタート時からかなりの年月が経過しているにもかかわらず、その年齢に応じた演技をしているのがすごいと思います、批判的な要素はあまりないけれど、あえていうなら、もう少し波乱があればよいかなと、

最初はキャストも魅力的で、欠かさず見ていたんですが、完全に流れが変わったのは、桜が高校生になってから。良いとこのお嬢ちゃんがワガママ放題する姿に興ざめ。あれだけ好き勝手しておきながら、超一流大学にあっさり受かった時点で完全に冷めてしまった。あとはちょこちょこ見逃しながらも、惰性で見続けています。

朝ドラは毎回かかさずに視聴していますが、今回の作品にはほとんど感情移入できませんでした。個人の好みの問題でしょうが、裕福な家庭の女の子が主人公という設定があまり面白く感じなかった要因かもしれません。菅野美穂さんはよかったです。

最初の方はバトルシーンが多くて、視聴していて疲れました。話が進んでいく毎に良くはなっていると思います。役者はキレイな顔で構成されているなと思います。NHKとしては、これでやっと普通の評価かなと思います。ただし、物語の進め方には、もう一歩の力強さが感じられません。そこが少し残念です。

何となくみだしたドラマでしたが毎日みています。
何かを作る楽しみや喜び、女性社会の大変さに可能性を見せてくれるドラマだと思います。
企業はこうやって出来ていくものなんだなと勉強にもなります。まだまだ目が離せません。

主人公のすみれが、幼少期の時はなかなか自分の言いたいことを上手く口にできず、父親にイライラされていたところが、自分も昔優柔不断でよく親に怒られていたのと重なって、応援したくなりました。
でも、すみれの母親はすみれの事をちゃんと分かっていて「口には上手くできなくても、頭のなかで色んな事をちゃんと考えているから」と父親に教えてあげてから、ちゃんと父親がすみれの事を認めて、ちゃんと聞いてくれるようになり、ほっとしました。
大人になってからも、相変わらずすぐに言いたい事を口にできなくても、すみれの頭の中ではすごくアイディアで溢れていて、頑張って勇気を出して口にした事が周りの人をどんどん幸せにしたり、楽しませたりしています。
毎日世界に引き込まれて、久しぶりに次回が待ち遠しくなるって思えるドラマです。

キャストにとにかく好感が持てました。戦後間もない日本で懸命に生きる人々の葛藤や日々の喜びを繊細に表現していると思います。キアリスという店がどうなっていくのか、まだ観ている途中ですがまったく目が離せません。

戦争が行われていたり、女性の社会進出が普通ではなかった時代に、女性が仕事を通じて社会進出を果たしていく上での苦悩や喜びをとてもうまく描いたドラマです。また、ヒロインの坂東すみれ役を演じる芳根京子さんは演技がとてもうまくこれから人気が出る役者さんだと思いました。

戦後の混乱の中，女性達が奮闘するストーリー。何もない状態から自分たちの生活を良くするために会社を作り，どんな困難にあってもめげずに頑張る姿は，現代の女性にも勇気を与えてくれます。それを支える周囲の人々の温かさにも癒されます。Mr.Childrenの主題歌「ヒカリノアトリエ」も前向きになれるステキな曲で聞くと元気になれます。

朝の15分ドラマにしては、面白いと思います。今までの朝ドラはストーリーがわかってしまうほど、ワンパターン化していましたが、今回のべっぴんは、なかなか驚く事が多い印象です。また、キャスティングも良く、あっという間の15分で、楽しく面白く見させてもらってます。

初めは少しくらいかなと感じていましたが、だんだんと笑いもあり、感動的な場面も多く毎朝楽しみに見ています。子供服の出来上がっていくところや平凡だった主婦が事業を始めるところに興味があります。特に紀夫役の永山さんの演技に引き込まれます。

若手からベテラン俳優が出演していて良かったです。今までは私達には程遠いドラマの世界だなあと思っていましたが、何気ない出来事がとても身近に感じられて共感出来る場面が多かったように思います。主人公は控え目ながらも一生懸命で可愛らしくて応援したくなります。みんな様々な悩みを抱えながらも人との出会いや優しさにふれて相手を思いやる気持ちが芽生えていく姿に癒されました。

主人公の感受性が豊かなのか、そんなに感動する場面でない時も泣いている時があり、演技の邪魔をしているように感じることもありますが、ベテランの共演者の演技に助けられて全体的にはアットホームな良いドラマになっていると思います。

朝8時をいつも待っています。今の時代においても教訓になる考え方、感じ方が毎回表現されていて涙物の感動です。夫婦とは、親子とは、友達とは、ひいては人間関係とはどういった関係か、どのように互いに生きて暮らしていったらいいのか、幸福になれるのか。仕事とは何なのか。私たちが暮らしていくときに何気なく生まれてくるちょっとした問題の回答を毎回、15分の画面に描き出してくれてます。”たのしいなあ”の言葉が大好きです。

このドラマを見てると、現代に生まれてよかったなあとしみじみ思います。どうしても紀夫さんに感情移入して見てしまいますが、彼も現代に生まれていたならもっと生きやすかっただろうな。良きパパになってくれると思いますが、生まれた時代を間違えた気がします。

最初始まってしばらくすると、内容がとと姉ちゃんと内容がかぶっていて、なんかちょっとなーと思いながら、時代が同じ時代だからしょうが無いのかなと思っていたのですが、そのうち戦争が終わり旦那さんが帰ってきて、子育てをしながら仕事をして頑張っている姿に共感をして見るようになりました。
そして、今は主人公のすみれさんが仕事と子育て、家事の両立が難しくて仕事を辞めてしまったのが残念です。
すみれさん自身は仕事してイキイキしてる時は輝いていたので、今はその姿が早く見れないかなとやきもきしながら毎日見ています。

前半のドラマは、戦後の混乱の時代に生き抜いた一人の女性を描いている。特に終戦の混乱期に生きてゆく為に選んだ仕事とが母から教わった刺繍でった事が、この物語の原点であるように感じます。これからの展開ですが、主人公の夫との関係を保ちながら、自分を貫いた仕事をどのようにやっていくのか興味がわいてきます。