死にたい夜にかぎって

このドラマを見始めたきっかけは、山本舞香さんにハマっているという単純な理由でした。私のイメージしていた役とはかなり違いましたが、とても惹き込まれる演技で、毎週とても楽しみにしていました。
最後の別れは男女だからとかではなく、6年間共に過ごした人間同士が別の道に歩み出すということはこんなにも心に穴が空いた感覚になるんだと思い、思わず私も涙してしまいました。あえて目を合わせずにお別れをするということがとても切なかったです。

賀来賢人主役で深夜枠のドラマと言うことでとても期待して見てしまいました。
最終回、今まで散々色んなことかあっても別れなかった二人が、東日本大震災をきっかけに結局別れちゃうなんて…どうせだったら時間が経って復縁するって言うラストが良かった。あと凄く好きな彼女がいても男は風俗行くんだな。まあ彼女が浮気してたせいもあるか。
でも最後の新幹線のお見送りでアスカが泣いていたシーンはちょっと感動しました。
どうせ深夜枠なんだから、もっとドロドロかぶっ飛んだ内容が良かったな。賀来賢人が勿体ない。

アスカちゃんが心の病気になっても、頑張って戦っている彼女を支えているようで、他の女の人に興味を向いてしまうのは仕方ないかなとも思います。新聞配達の人と恋になってしまうなんて今のヒロシ君には夢のような話だと思いました。アスカちゃんとはもうダメなのかなとも思ってしまいましたが、病気が治ってくれたらまた元気に歌えるのだからヒロシ君はもっとアスカちゃんのことを支えてほしいと思いました。精神的に重いのはわかりますが、もっと寄り添ってと思いました。

なんだろう？実話なら重いというか、笑えない。実録半生って、どんな生き方してきた人なのか、こうやって生きてきた人もいるんだと思えばいいのだろうか？いろいろな人がいるので、唾を売る仕事は実際にあるのだろうけど、怖い。主人公に賀来賢人をなぜ起用したのか。もっと個性的な人が演じないと、やはり嘘っぽくなってしまう。賀来賢人さんが悪いわけじゃないし、演技もすばらしいと思うが、なんか違う。この方の人生にちょっと興味はあるが、キャストが失敗。

まだ1話しか放送されてませんが、少しコメディ感はありそうだけど重い話なのかなと感じました。なんとなく人間の裏の部分が見えてくるような気がして少し怖かったです。これから話がもっと重くなっていくのかと思うとついていけるか正直不安です。ただ、最終話まで通して主人公の成長が見れる気がするので応援しながら見ていきたいと思いました。
途中でつばをおじさんに売るシーンがあって気持ち悪かったです。あまりにもリアルだったのでこれからこういうシーンがなくなっては欲しいけど人間のリアルな話が見たいからこれはこれでいいのかもと思ってしまいました。