相棒 Season16

相棒シリーズは全作見ています。相棒が反町になってどうかなって思っていましたが、ダレる事なく時事問題にも鋭い切り口で挑んでいて考えさせられる話も多く飽きることがありません。
大杉漣さんが途中で居なくなってしまって、超泣きました。代役の杉本哲太さんもいい感じに馴染めていて、本当に良かったと思います。ゲストが加藤清史郎くんの回は、5回繰り返して見て号泣しました。

このドラマで一番驚いたのは相棒が２人だったのに、３人になったこと。今まで臨時で３人なるのは何度かみかけたが、本当に３人になったのは初めて。今回の話は青木がちゃんと謝らないおかげで、被害者や周りの人が振り回されて大変迷惑をこうむってしまう。人をけがさせておきながら何事もなかったかのようにふるまう青木は本当に悪いやつだと感じた。

相棒を久しぶりに1クール続けて見ました。ワンパターンになってきている気がしていたのですが、久しぶりに見てみると最近の時事ネタをからめた脚本になっていたり、所々でクスリと笑える演技があったりどと犯人や手口などを推理する以外にも見どころがあるように思えました。重要な役だった大杉蓮さんがお亡くなりになり残念ですが、新たに配役された俳優さんに期待しています。次回にも続くワクワクを残して今クールが終了したので次回が今から楽しみです。

今回のシリーズは、右京さんの独特な癖の強さが少し和らいだような感じがしました。相棒の冠城さんとのバランスを考えたのでしょうか？また、青木年男の方がガンガンきて右京さん頑張ってと言いたいです。やはり時代の流れなのでしょうか？サイバーセキュリティがストーリーの中に出てくるのは。ストーリーも昔の相棒のようにもう少しドキドキハラハラが欲しいです。

2時間スペシャルでしたがそんなに山あり谷ありの話ではありませんでした。あんな高いエスカレーターから突き落として、ちょっとの怪我で済んだからといって、罪を憎む右京さんがあの程度の対応で済ませたのはなんだか違和感がありました。普通に打ち所が悪かったら死ぬ案件じゃないかと思うと、突き落としたやつが特命係に移動で終わりというのがなんだかモヤモヤしました。

中園参事官のキャラクターがすごくかわいく思えました。それと、今回で衣笠副総監とサイバーセキュリティの青木がどういう関係かがなんとなくわかってびっくりしました。青木というちょっとひねくれたキャラクターが特命係に入って3人になったことでこれからがすごく面白そうだなと思います。あと、今回で週刊フォトスの記者が大阪のヤクザの娘という設定がすごく面白かっったです。

最終回、警察上層部と青木が容疑者という新鮮な展開で、ラストの容疑者全員を集めての右京の謎解きは名探偵ポワロを見ているようで非常に見ごたえがあり面白かったです。最後、青木がまさかの特命入りとなり、次回シリーズへの期待が高まる終わり方だったのも良かったです。

泣けました。
本当によくできているお話だと思います。
1話でこんなに見応えがあるのは相棒ならではだと感じました。
今回の少年のような人が日本にたくさんいるなんて、胸が締めつけられました。
最後にシーンすごく良かったです。これから前を向いて歩いていってほしいです。

Season16ともなると、観ているこちらもマンネリ感が出てしまい、ついコミカルな回ではながら観になってしまうのですが、今回は重過ぎました。うっかりしていると、時々こういう重いのが来るんですよね。なかなか観ているのが辛くなるような場面も多く、加藤清史郎くんの演技も素晴らしいだけに、繊細な表情を読むことも悲しくなってきました。ドラマの出来としては良いものだと思います。

久しぶりに大人になった加藤清史郎くんが登場していてびっくりしました。いつもの口調で杉下警部と蕪木刑事に質問させてものらりくらりかわしていながらも、表情ではなにかを隠していることがわかるような雰囲気だしがとても見ていて面白かった。心に闇を抱えた少年の役は難しいと思うが、それを表情やキャスト同士の掛け合いで表現されていて面白いと感じた。回を重ねるごとに相棒の二人の距離が縮んでいくのも楽しみの一つ。

19話はゲストの加藤清史郎くんの熱演が光る、非常に見ごたえのある回だったと思います。何かを諦めているような、闇を感じる眼差しが印象的でした。以前も相棒にゲスト出演していてその時はまだ小さかったですが、カッコ良く成長しましたね。母親を信じ、弟と妹を守るために必死で頑張る優しくて頼もしいお兄さん役が似合っていました。ラストの号泣シーンは彼の「お兄ちゃん」の呪縛が解かれていくようで、見ていて涙が止まりませんでした。

さすが長いこと続いているシリーズとあって、毎回一筋縄ではいかないストーリーに、未だに驚かされます。右京さんと冠城くんのコンビもすっかり定着し、安定感が出ています。今シリーズでは過去の伏線を回収する話が何度かあり、過去の相棒ファンにはたまらない人に焦点をあてた回もあり、かなり楽しめました。ただ、毎回脚本が違うせいで、前回事件に巻き込まれていたはずの人が、次の回では普通に出演しているなど、少し興ざめしてしまうこともあります。

幸子さんが物語の中心になるのは幸子さんが花の里を継いでからは初で、前回から随分と時間が経ちましたが、花の里を継いでからの幸子さんは料亭の女将という立場も相まって言葉遣いなどがほんわかしてました。けれど、女将ではない時や相手を遠ざけるため、相手に迫る時にみせた言葉遣いはいつもと違う幸子さんを観られてよかったです。

毎回のことながら、よくできた脚本に感心してます。まずハズレがなく、見逃した時には思わず悔しくなる程大好きです。伏線が張り巡らされて、それがきちんと回収されていくのは観ていてスッキリ快感です。また主役の人柄にもしびれます。たまに叱責のシーンがあり、ほっぺが膨らんでいるのを見ると、つい笑ってしまいます。

最近脚本家の方が変わったせいか、今までの相棒とは違う感じがします。今までは結構ハラハラすることやプッと笑える場面もありましたが、最近はわりとシュールな傾向の流れになっているように受け取れます。それでも好きなので毎週見ていますが、少し残念です。

すでに定番となった相棒もSeason16です。16話は悪徳金融屋の1名が乱闘騒ぎで一人死亡します。で乱闘を仕掛けた烏丸（池田成志）が刺されて意識不明の重体です。別の悪徳金融の社員は烏丸が一方的に殴ってきたと言っていますが、どう見ても悪徳金融の方が悪そうです。案の定、烏丸は女子大生を助けようとして仕方なく抵抗しただけで、相棒シリーズらしく右京さんが解決してくれます。

が、今回料亭「花の里」女将・幸子さんがモデルガンとは言え本物の拳銃に見せかけて悪徳金融の社員を脅してましたが、あれ普通に脅迫になるんではないでしょうか。少なくとも現実だと警察に事情を聴かれて結構大事になると思いましたが、ドラマならではのご都合主義っぽく見えたのが少しつまらなかったです。

３００回を迎えて、過去の事件や、人物の回想シーンが、たびたび出てきます。とても懐かしいです。「花の里」の女将の「月本幸子」(鈴木杏樹)の恋愛に発展しそうな話では、「ついてない女」というキーワードでした。最近は、とても温厚な女将ですが、かつては、生きるために、強い女であったことを、思い出しました。

１６話は右京さんのモノローグから始まったり久々に幸子さんがメインだったりと、演出に新鮮な工夫があったのが良かったです。ストーリーは予想がつきやすい感じでしたが、小難しくなくて仕事終わりで頭が疲れている時に観るにはちょうど良かったです。

15話は今までの相棒とは違うミステリー仕立てのストーリーが新鮮で面白かったです。東大寺の「母ちゃんが倒れてる～！」には笑いました。犯人や動機は予想がつきやすい単純なものでしたが、東大寺と特命係のテンポの良いやりとりが楽しく、アクの強い金持ち一家の濃い演技も見ごたえがありました。重めのテーマも良いですが、こういったテイストの相棒も好きです。

14話は300回記念SPの後編ということで、スピーディーな展開で見ごたえがあって面白かったです。気になっていた片山雛子の出家が政界に戻るための話題作りだったのは拍子抜けだったし、真犯人の動機も個人的にはイマイチで雑な印象を受けましたが、いつもクールな美彌子の感情的な面が見られたのは新鮮で良かったです。

13話は300回記念SPの前編ということで、過去に登場した懐かしい人物が次々と出てきて非常に豪華なキャストで、ストーリー展開も謎が多くて凝った作りで非常に見ごたえがありました。回想シーンですが寺脇さんが出てきたのも嬉しかったです。様々な謎や伏線が散りばめられていましたが、個人的に片山雛子が何故出家したのか、白骨遺体とどう関わっているのかが特に気になり、後編が待ち遠しいです。

警察組織のやりきれなさは相変わらず続いて少し消化不良な感じがしてきています。上からの指示で動いただけで現場が最終判断した、組織の一員として自分の行動は間違っていないと言い切れるところがすごいと思います。そして誰の責任でもなくなってうやむやになってしまうのかなと、この先何か救いのようなものが欲しいと感じています。

待ちに待ったシーズン第1話は、社会の弱者と権力者との対比を描いた、相棒らしいメッセージ性の強い内容でした。持てるものの醜さ、闇の深さをまざまざと見せつけられ、遣る瀬無い思いにさせられながらも、最後はわずかに希望の持てるストーリーで、かろうじて溜飲を下げることができました。

権力者に振り回され続ける、3人の才能ある少年達の演技がとてもリアリティがあって良かったと思います。
少年の潔癖さや純粋さ、弱い立場でありながらも不正や社会の闇に公然と立ち向かおうとする姿に感動しました。

また水曜日が待ち遠しい日々がやってきました！ロンドンに行っていたはずの陣川くんが帰ってきて、相変わらず女性運の無さを披露してくれるコミカル回でした。最後までドキドキの脚本は大満足ですし、青木くんとの初絡みも想像通りで笑えました。今シーズンも展開が楽しみです。

12話は筒井真理子さんや長野里美さん、お2人のベテラン女優さんの熱演が光り、見応えがありました。特に筒井さんが副総監を脅迫していた動機を話す時の演技が圧巻でした。副総監の父親、夫としての顔が見られたのも新鮮で良かったです。

11話は久しぶりに陣川が戻ってきましたが、今まで通り女性に弱くて右京さんとの関係性も以前と変わっていなくて嬉しかったです。今回の陣川は恋愛感情というより自分に似ている咲を放っておけない、助けたいという思いの方が強い感じがして彼の成長が感じられました。事件の内容は後味が悪かったですが、残された咲が前向きに人生をやり直そうとするラストは救われた感じがして良かったです。

毎シーズン観ていますが、Season16はスタートから特命係を訴える（排除したい）といった内容で進んでおり、警察内部と法務省のゴタゴタ？にはあまり引き込まれませんでした。普通に1話完結型のストーリーのほうが楽しいなと思いました。

再放送が放映されていれば、一度視聴したことがあった話であっても必ず見てしまう程、好きな作品である。しかしながら、このところ話のテーマがマンネリ化しているように思えてならない。マンネリ化しているとは言え、面白いことには変わりないが、シリーズが二桁を越えていることもあり、なかなか新しい話を作ることは難しいことかとは思う。しかしながら、ファンとしては初期シリーズの頃のようなハチャメチャさを再び取り戻して欲しいと思う。

毎年元旦スペシャルを楽しみにしていますが、今年も見ごたえがあって面白かったです。今時あんな正義感が強くて仲間思いな少年はいない気がしますが、3人とも大人に引けをとらない良い演技をしていて、鶴見さんたちの狡さが際立っていたと思います。

9話は目撃者が相貌失認という設定でしたが、事件のキーポイントを特殊な病気に頼る脚本があまり好きではありません。「目撃しない女」という興味をそそるタイトルだったのに、その理由が相貌失認で顔を覚えられないから…というのは話の作り方が少し安易な気がしました。楽しみにしていたのに、相棒らしい丁寧で緻密なストーリー展開が見られず残念でした。

やはり長く続いているドラマだけあるなと毎回うなってしまうような、出演者の方全員の魅力と制作陣の気合いが伝わってくるような、厚いストーリーの作りこみが本当に素晴らしいドラマだと思います。若干のテンプレ感こそありますが、それでも面白いです。

このドラマの第7話がおもしろかった。インターネットの裏社会に焦点を当てた内容になっており、インターネットの怖さを感じた。また、右京と亘が腕時計や動画というわずかな証拠から犯人までたどり着く推理にワクワクした。また、犯人が人が死ぬことに何も感じない設定に、世の中について考えさせられた。

最近視聴率が低迷しているせいか、元主要メンバーを登場されて何とか昔の相棒ファンを取り戻そうとしているのが伺えます。米沢さんは元に戻すべきだと思いますね。それにしても相変わらず辛気臭いシナリオが多いので、チャンネルを変えることもあります。

５話の予告で米沢さんの姿があったので再登場を楽しみにしていました。出番が少ないし事件にも直接関わってこなくて残念でしたが、右京さんとのテンポの良いやりとりが懐かしくて嬉しかったです。ストーリー自体も過去と現在の事件がつながっていくという、相棒らしい展開で面白かったです。

反町隆史がイマイチパッとしないですね。正直もう替え時かと思います。夕方にやっている再放送の方が面白いです。成宮寛貴もイマイチ感がありましたが、まさかそれ以上になるとは思いませんでした。脇役も替え過ぎて正直失敗しましたね。

4話は身勝手な大人たちに利用されて殺されたケンちゃんが可哀相でしたが、ストーリーとしてはとても面白くて見ごたえがありました。右京さんたちと捜１のテンポの良い掛け合いや伏線の数々、久しぶりに相棒ならではの展開が楽しめました。教授や兄がいかにも…という感じだったので、真犯人が全然目立ってなかった講師だったのも意外性があって良かったです。

3話は個人的にはイマイチな出来でした。菊地桃子さんの変わらない若さと可愛らしさは良かったですが、犯人も動機もひねりがなくて予想がつきましたし、伏線も意外性がなくて面白くなかったです。

面白味にかけるというか、スリルがない。終始、内部抗争が中心に描かれていて淡々とドラマが進んでいく感じで、ちょっと物足りなさを感じた。ただ、中村俊介は、彼のキャラにない悪役だったけど、変質的な嫌な奴をうまく演じてたと思う。一方で、レギュラーの反町隆史は、あいかわらず、演技がクサイ。

1話からの続きものだったので2話を楽しみにしていましたが、容疑者になり得る人物が少ないせいか、平井の殺人容疑についての真相は予想通りでちょっと拍子抜けしました。でも特命の2人が真実に近づいていく過程やお決まりの伊丹たちとのやりとりが面白く、今回も見ごたえがありました。前シリーズから引っ張り続ける青木の真意も気になります。

いつもと違うストーリー展開で、しかも特命係の2人が右京をよく思っていない日下部によって窮地に追い込まれるという嫌な感じで始まりましたが、新しい感じがしました。追い込まれながららも自分たちの信念を貫く姿勢がやはりかっこいいと思いました。

寺脇さんが相棒の頃からずっと観続けています。前シリーズの最終回で、右京と冠城の仲が微妙な雰囲気で終わってしまったのでどういった感じで始まるのか気になっていたのですが、いつも通りのテンポの良い二人のやりとりが観られて安心しました。特命の二人が訴えられるという新しい展開が面白いですし、中村俊介さんのサイコっぷりも良かったです。