空想大河ドラマ 小田信夫

ネプチューンが好きなのと空想の大河ということで興味がわいて見てみると想像以上に面白くて、話数が少なく少し物足りなかったです。全4回は少なすぎると思います。ぜひ続編も作っていただきたいです。

NHK大河ドラマを毎年見ているわけではないが、昨年の｢真田丸｣は何かと話題になった事もあり久しぶりに欠かさず視聴していた。｢真田丸｣の中の本能寺の変の描写が画期的と言われたが、その同じ出来事をお笑い芸人ながら大河出演経験もあるネプチューンが演じる『空想大河』と言うことで興味を引かれた。面白おかしいコントなのかと思っていたが、セットや衣装は本家の大河と同じ物を使った本格的な物で、ドラマはいたって真面目に進んで行った。が、次第に話はそれていき、些末な事に愚痴をこぼす(織田信長ならぬ)織田信夫をめぐり家臣二人が振り回されるコント風時代劇になってくる、という展開に苦笑いさせらながらも面白く見られた。現代風の言葉を使う違和感や少しふざけ過ぎかなと感じる部分もあったが、大河ドラマが好きな人、歴史が好きな人がNHKで真面目に楽しんで作ったのであろうドラマとしては、こちらも画期的だったと思う。

NHKらしく品を保ちつつも、深夜ドラマらしい馬鹿馬鹿しいはじけっぷりで面白かったです。オープニングの「時代考証無し！」のテロップが大好きでした。さすがセットや衣装は本格的で、でもストーリーが超いい加減でユルくて大好きでした。15分しかないし、回数も短くてすぐ終わったのが残念です。

セットも衣装も音楽も、ものすごく豪華なのに、気の抜けた内容で笑えました。
ネプチューンさんたちの、自然体とも思える掛け合いが多く見られました。
最終話では、名倉潤さん演じる、明智充が反乱を起こしたはずなのに、和解して終わるという、まさかの展開なのになぜかホッとしてしまいました。

織田信長のパクリのような人生の主役です。それもホリケンが殿なのに周りにあまり敬ってもらっていない感じが笑えます。部下たちはちゃんと恐れながらと言うのですが、そのあとの言葉はけなしていることばかりです。最後に出る色々な考証はなしと出るのが笑えました。

お笑い芸人さんをメインキャストに起用しているだけに、コメディーさが強めのストーリーとなっていますが、こういった大河ドラマも見る前はないなあと思っていましたが、いざ見てみると面白かったのでアリだと思いました。演技力の高さは、原田さんと名倉さんは高いと思います。

お笑いトリオのネプチューンが昔から好きで、あまりコントをしなくなった彼らが出演するということでこのドラマを見ることにしました。
ネプチューン好きとしては、３人が仲良く楽しそうに演じている、それだけで嬉しい気持ちになりました。
全４回ということもあり、ストーリーはそこまでしっかりとしたものではありません。
ですが、ゆるーい笑いは、寝る前や、作業をしながら見るのにちょうど良い内容だったと思います。

空想大河ドラマってだけでもう面白そうと思ったら本当に面白くて、最近のNHKはやるなあ！と感心しました。ネプチューンのお三方のコントというのは最近全く見ることができなかったのでとても嬉しかったです。ただ、強いて挙げるならば、全４話だったのでもっと話に深みが欲しかったのと、小西真奈美さんをせっかく起用したのだからもっと活躍して欲しかったなあなんて思いました。

自分が学生の頃のような、ネプチューンの関係性が見られて嬉しく思いました。案外ホリケンが演技が上手で、驚きました。ゆるいなかにも、所々ホロッとできたり、笑えたり良いドラマでした。小西真奈美さんのナレーションも心地良かったです。

NHKが本気でネプチューンのコントを作ったらこうなった、というくらい3人の個性が活きて笑えるドラマです。オープニングで時代考証全くなしと謳っていますが、セットや衣装は豪華で時代劇の雰囲気を充分味わえます。逆に、セリフはあえてくだけた感じにしてあるところが時代劇っぽくなく、より面白みを増しているように思います。