『いだてん~東京オリムピック噺~』での勝地涼 (美川秀信役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
勝地涼 (美川秀信役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
勝地さんは、金栗四三の親友である「美川秀信」をかなりフリーダムに演じている。美川君は、好奇心旺盛で新しもの好きだが、ドラマの主流であるマラソンやオリンピックに挑戦することはなく、どちらかというとそういった華々しさを遠巻きに見ているようなタイプで、私の中ではとても気に掛かる人物である。ドラマ中で関東大震災が起こった時も、「美川君なら、きっとどこかで逞しく生きているだろう」と思っていたら、なんと故郷の熊本でカフェを開店していて驚かされた。
いいですねー、この浮世離れ感。好きです。ずっとどこにいるのかと思っていた美川くんちょっとやそっとではへこたれない感じがいいよね。しつこめのイケメンがこの人の得意技。これからもいいアクセントになってくれるでしょう。
美川君くんは結構独特なキャラクターです。メインキャラクターではないのでさほど出番はないものの、結構存在感があるのでいないと寂しくなってしまうような心のよりどころのような存在なのかもしれません。2部になってからも出番はあるようなので期待したいと思います。
小梅を見るジトーっとした眼差しや「次来たら刺すけんね!」と一喝されて逃げる姿など、動きも表情も漫画の一コマみたいにオーバーで面白く、でも孝蔵たちのメインの芝居の世界観は壊さない絶妙なさじ加減で「やっぱり上手い人だな」と感心して観ていました。こんなにキャラが濃いのに孝蔵や清さんに「何か見たことあんな」程度にしか認識されてない残念な感じも妙に似合っています。
気取って登場したのにスヤに「誰?」と忘れられてたり、辛作に「店手伝え!」と乱暴に引っ張られていったり、二枚目ぶって格好つけてるのに周りからは三枚目扱いされてる姿がよく似合っていて、体育会系の真っすぐで熱い登場人物が多い中で良いスパイスになっていると思います。癖の強い喋り方とか、嫌味なんだけどコミカルさもあって上手いですね。出番がそう多いわけでもないのにいつも印象に残ります。
スポーツ一色になりそうなストックホルム出発の回に、文学に走ったり女性に揺らいだりと、程よく当世風の色を指してくれて、味わい深くて良かったです。「かなくりし~」という話し方が、敬意と軽んじている感じの両方がうまく出ていて、すごく好きです。
なんだろう。この美形で整った二枚目なのにこの抜け感(笑)遊びがあるゆるゆるな感じが好きです。クセを出すのが上手いよね。だけど真正面から真剣に覗き込まれたらびっくりするほどの綺麗な顔。その二面性が好きです。プライドが高くて友達を素直に祝ったりできない感じに親近感が湧きます。
抑揚をあまりつけない早口の台詞まわしや、相手が分からないと知ってて会話に英単語を挟んでくる時のドヤ顔など、美川の文学をかじった気取った感じを上手く表現していますね。演じ方によっては嫌味ったらしくなりそうだけど、勝地さんの演技は程良くコミカルさがあって、拗ねたような眼差しから四三に対するコンプレックスなども感じられて愛すべきキャラクターに仕上がっていると思います。
四三から微妙に目線を逸らしたり、おどおどした態度や話し方から、すっかり有名人になった四三に気後れして距離を感じているのが伝わってきました。また彼の後ろ姿をまっすぐ見つめる眼差しや小さく拍手を贈る姿から友人の成功を喜ぶ気持ちと劣等感も感じられ、短い出番ながら美川の複雑な心境がひしひしと伝わってきたのが良かったです。
いかにも真面目そうで夏目漱石の信者、という感じから一転、すっかり東京の魅力にまいって、たるんでいる姿が印象的でした。勝地涼の本来のコミカルさが出ていて、ようやく納得できた気がします。吉原行きがばれて、よく退学にならないな、と思ってしまいました。
ボサボサ頭に丸メガネ姿がよく似合っていて、真面目そうなんだけどどこか抜けてて残念そうな雰囲気がよく出ていて漫画のキャラクターのようで、出番は少なくてもインパクトがありました。落ち着いた声で滑舌が良いので台詞が聞き取りやすいところも良かったです。猪突猛進っぽい四三との凸凹コンビぶりも可愛らしかったです。
勝地さんは、金栗四三の親友である「美川秀信」をかなりフリーダムに演じている。美川君は、好奇心旺盛で新しもの好きだが、ドラマの主流であるマラソンやオリンピックに挑戦することはなく、どちらかというとそういった華々しさを遠巻きに見ているようなタイプで、私の中ではとても気に掛かる人物である。ドラマ中で関東大震災が起こった時も、「美川君なら、きっとどこかで逞しく生きているだろう」と思っていたら、なんと故郷の熊本でカフェを開店していて驚かされた。
いいですねー、この浮世離れ感。好きです。ずっとどこにいるのかと思っていた美川くんちょっとやそっとではへこたれない感じがいいよね。しつこめのイケメンがこの人の得意技。これからもいいアクセントになってくれるでしょう。
美川君くんは結構独特なキャラクターです。メインキャラクターではないのでさほど出番はないものの、結構存在感があるのでいないと寂しくなってしまうような心のよりどころのような存在なのかもしれません。2部になってからも出番はあるようなので期待したいと思います。
小梅を見るジトーっとした眼差しや「次来たら刺すけんね!」と一喝されて逃げる姿など、動きも表情も漫画の一コマみたいにオーバーで面白く、でも孝蔵たちのメインの芝居の世界観は壊さない絶妙なさじ加減で「やっぱり上手い人だな」と感心して観ていました。こんなにキャラが濃いのに孝蔵や清さんに「何か見たことあんな」程度にしか認識されてない残念な感じも妙に似合っています。
気取って登場したのにスヤに「誰?」と忘れられてたり、辛作に「店手伝え!」と乱暴に引っ張られていったり、二枚目ぶって格好つけてるのに周りからは三枚目扱いされてる姿がよく似合っていて、体育会系の真っすぐで熱い登場人物が多い中で良いスパイスになっていると思います。癖の強い喋り方とか、嫌味なんだけどコミカルさもあって上手いですね。出番がそう多いわけでもないのにいつも印象に残ります。
スポーツ一色になりそうなストックホルム出発の回に、文学に走ったり女性に揺らいだりと、程よく当世風の色を指してくれて、味わい深くて良かったです。「かなくりし~」という話し方が、敬意と軽んじている感じの両方がうまく出ていて、すごく好きです。
なんだろう。この美形で整った二枚目なのにこの抜け感(笑)遊びがあるゆるゆるな感じが好きです。クセを出すのが上手いよね。だけど真正面から真剣に覗き込まれたらびっくりするほどの綺麗な顔。その二面性が好きです。プライドが高くて友達を素直に祝ったりできない感じに親近感が湧きます。
抑揚をあまりつけない早口の台詞まわしや、相手が分からないと知ってて会話に英単語を挟んでくる時のドヤ顔など、美川の文学をかじった気取った感じを上手く表現していますね。演じ方によっては嫌味ったらしくなりそうだけど、勝地さんの演技は程良くコミカルさがあって、拗ねたような眼差しから四三に対するコンプレックスなども感じられて愛すべきキャラクターに仕上がっていると思います。
四三から微妙に目線を逸らしたり、おどおどした態度や話し方から、すっかり有名人になった四三に気後れして距離を感じているのが伝わってきました。また彼の後ろ姿をまっすぐ見つめる眼差しや小さく拍手を贈る姿から友人の成功を喜ぶ気持ちと劣等感も感じられ、短い出番ながら美川の複雑な心境がひしひしと伝わってきたのが良かったです。
いかにも真面目そうで夏目漱石の信者、という感じから一転、すっかり東京の魅力にまいって、たるんでいる姿が印象的でした。勝地涼の本来のコミカルさが出ていて、ようやく納得できた気がします。吉原行きがばれて、よく退学にならないな、と思ってしまいました。
ボサボサ頭に丸メガネ姿がよく似合っていて、真面目そうなんだけどどこか抜けてて残念そうな雰囲気がよく出ていて漫画のキャラクターのようで、出番は少なくてもインパクトがありました。落ち着いた声で滑舌が良いので台詞が聞き取りやすいところも良かったです。猪突猛進っぽい四三との凸凹コンビぶりも可愛らしかったです。