『いだてん~東京オリムピック噺~』での寺島しのぶ (二階堂トクヨ役)の演技はどうでしたか?あえて2択で評価してみて下さい。
寺島しのぶ (二階堂トクヨ役) は 「2019年10月期 勝手にアカデミー賞」にノミネート中 (→ 今、何位?)
「女子体育の母」として輝かしい功績を築き上げた二階堂トクヨさんですが、寺島しのぶさんの手にかかると、こんなにコミカルで味わい深い人物になるのかと驚かされました。大日本体育協会主事の野口源三郎への恋心をやり投げで表したり、失恋によって坊主頭になりカツラをかぶったり(そして、それが要所要所でズレてしまったり)と、登場するたびに思わず笑ってしまいました。一方で、日本人初の女性オリンピック出場を果たした人見絹江さんや、女性教諭シマちゃんへの優しさなども見られ、数年後の大河ドラマでは二階堂トクヨさんが主人公になっても良いのではないかと思わせてくれました。
絹枝に髪留めをつけてあげる時やシベリアを食べる姿を見る時の表情がとても優しく誇らしげで、母親のような温かさがあったのが良かったです。女子体育の明るい未来を喜ぶというより、化け物と言われて自信を無くしていた絹枝がコンプレックスを克服して笑顔を取り戻したことに満足しているように見えました。絹枝をメダルを取るための道具ではなく、ちゃんと1人の人間として見て成長を見守っているのが伝わり、二階堂の教育者としての素晴らしさを感じることが出来ました。
マッシュルームカットに丸メガネ、ピンと伸びた背筋にハキハキと張りのある喋り方で漫画に出てきそうな濃いキャラクターを作り上げていて出番が少なくても毎回印象に残ります。男性にも臆せず意見する勝気でお堅い性格でロボットみたいなのに、野口に恋する姿は少女のように初々しくて可愛らしく、そのギャップが人間味があって良かったです。
「女子体育の母」として輝かしい功績を築き上げた二階堂トクヨさんですが、寺島しのぶさんの手にかかると、こんなにコミカルで味わい深い人物になるのかと驚かされました。大日本体育協会主事の野口源三郎への恋心をやり投げで表したり、失恋によって坊主頭になりカツラをかぶったり(そして、それが要所要所でズレてしまったり)と、登場するたびに思わず笑ってしまいました。一方で、日本人初の女性オリンピック出場を果たした人見絹江さんや、女性教諭シマちゃんへの優しさなども見られ、数年後の大河ドラマでは二階堂トクヨさんが主人公になっても良いのではないかと思わせてくれました。
絹枝に髪留めをつけてあげる時やシベリアを食べる姿を見る時の表情がとても優しく誇らしげで、母親のような温かさがあったのが良かったです。女子体育の明るい未来を喜ぶというより、化け物と言われて自信を無くしていた絹枝がコンプレックスを克服して笑顔を取り戻したことに満足しているように見えました。絹枝をメダルを取るための道具ではなく、ちゃんと1人の人間として見て成長を見守っているのが伝わり、二階堂の教育者としての素晴らしさを感じることが出来ました。
マッシュルームカットに丸メガネ、ピンと伸びた背筋にハキハキと張りのある喋り方で漫画に出てきそうな濃いキャラクターを作り上げていて出番が少なくても毎回印象に残ります。男性にも臆せず意見する勝気でお堅い性格でロボットみたいなのに、野口に恋する姿は少女のように初々しくて可愛らしく、そのギャップが人間味があって良かったです。