おっさんずラブ

違う役者だったらわざとらしく聞こえてしまうようなセリフも自然に違和感なく演じていらっしゃっと思いました。田中圭さんが演じていなかったら春田はここまで愛される存在になっていなかったと思います。

ダメぶりが大げさ、わざとらしい

林遣都氏や吉田鋼太郎氏のすごい演技を見事に受け止めていたから、あのドラマが現実なのかと思うほどの作品に仕上がったのだと思います。はるたんの役は、実力が無ければ絶対に出来ないし、あれ程、人気は出なかったと思います。

同性愛に少なからず抵抗があった春田が牧を好きな事に気付き、理性を忘れてプロポーズするシーンは春田の牧への愛がとても良く伝わり本当に素敵でした。また重くなりがちな内容を口調や表情からコミカルに持って行く演技は本当に面白く、こんなに演技が上手だとはこのドラマを見るまで気付きませんでした。

最高でした！噂によると今回はアドリブが多かったと聞きましたがアドリブをアドリブと思わせない自然な演技に感動です。アドリブかは分かりませんが牧から別れを告げられた時の春田の涙にはおもわずもらい泣きしてしまいました。

今までの作品の中で田中さんをこんなにも愛おしいと感じたのは初めてでした。容姿については以前から私のタイプだったが、今回の作品での表情の豊かさや愛らしい仕草に癒されました。作中でのあまりの鈍感ぶりに少々イラつきはしたものの、それが可愛いと思ってしまう自分もいて、終始はらはらしながら鑑賞していました。

私生活はだらしないのに、なぜか可愛かったり世話を焼きたくなってしまう、そんな愛されキャラをとてもうまく演じられていたと思います。表情も豊かで顔をみるだけでその時の心情が伝わってきました。俳優さんってすごいんだなと感じさせられるくらいなりきっていたと思います。

もう、これから他のドラマで見かけても、はるたんと呼んでしまいそうです。それくらいインパクト強かった！バカで可愛い演技はこちらまで笑顔になったし、幸せなキスシーンはホンワカ心が温かくなった。最後の牧くんとのイチャイチャシーン、さすが美男子同士、絵になってました！もちろん、吉田鋼太郎さんとのシーンも色気があって大好きでしたが。
タキシード姿もカッコよかったです！

途中から見た人をも惹きつけてしまうくらいダメダメだけどどこかほっとけない愛されキャラに見事になりきっていてすごいなと感心しました。何より「あぁこの人この世に存在しないんだ。ドラマが終わったら居なくなってしまう人なんだな。悲しい」と思わせるほど役になりきっていて感動です。

ぶっ飛んだ演技が衝撃的だった。わざとらしいようなセリフも自然に聞こえて、面白かった。キスシーンや泣くシーンの動揺が上手く、あまり上手い役者ではないと思っていたのが一変しました。女性との絡み、男性との絡み共に上手く、自然だった。

少し冴えなくてだらしないけど、お調子者で性格が良い役柄がぴったりとはまったと思います。時々見せるドキッとするほどの男らしい姿と、ダメすぎる姿にかなりのギャップがあり、見ていてとてもワクワクして楽しかったです。

今までは脇役が多かったので、主役としてこんなに華があることに驚きました。コミカルな演技、シリアスな演技と切り替えも見事で、ずっとおどけているかと思えば急に真剣な表情になったり、この表情豊かな顔や仕草にすっかり魅了されました。

田中圭さんは、元々どんな役でもこなせる俳優さんだなと思っていましたが、イケてる役から今回の少しドジで鈍感な役までこなせる方だなと感じました。ちょっと抜けてる部分と、こりゃ好かれるわと納得できる可愛さが、BLの話なのに全然いやらしさがないので、ナチュラルな私からでも見やすいです。

スペシャルドラマのときから、田中圭さんの困った表情が好きで見ています。
現実であまり体験しないような状況ではありますが、どの困ったシーンも絶妙な表情をしていて、本当に心底困った演技をされているので、ハラハラしてしまいます。

二枚目俳優だとばかり思っていましたが、コミカルな演技がとても素晴らしく、男の人同士のラブストーリーでも全然嫌な感じがしなく、とても面白い。人がよく優しく、そして男の人達に好かれてどうしたらいいという役を見事に嫌味なくとても面白く演じていて素晴らしい。

喜怒哀楽の表情豊かな春田という役柄をみごとに演じられてると思います。どの表情も全力で、見ていて楽しいです。おバカだけどお人好しな愛されキャラの春田は、素の田中圭さんにも同じ要素があるのではないかと密かに思っています。春田を田中圭さんが演じることでよりドラマが面白くなっていると思います。

田中圭がこんなに演技力の高い役者だったとは。田中圭なしにこのドラマは成り立たないと思った。

実は題名と出演者を見たとき、イマイチかもしれないなと思っていました。一回目を見てつまらなければ見ない予定でした。
主演の田中圭さんは、脇役で色々な作品に出演されています。正直主演では…どうだろう？と感じていました。しかも、同性愛が題材って冒険しすぎだと思って心配でした。
ところが！主人公のキャラクターが田中圭さんにぴったりで、面白かったし今後の展開もとても楽しみなドラマです。
脇のふたりの役者さんが濃すぎて、田中圭さんのマイルドさが際立っています。キャスティング大成功だと思いました。

ルームシェアをしている男性の後輩に想いを告げられたり、上司に好きになった原因を告白されたりして、その都度全力で大慌てする姿が微笑ましかったです。
戸惑いつつも、なんだかんだで気持ちが流されそうになっているところも可愛かったので、今後もイケメン上司と部下に振り回され続けて欲しいです。

この作品は、ボーイズラブならぬ、おっさんラブのゲゲっと来るストーリー展開で、見ているだけで「よくやるよ。」そう思うようなシーンが相次いでいて、事務所もよく引き受けたと思ってしまう。そんな中で田中はうまく演技をしていく。見ていて大変だと思ってしまう。俳優さんは大変だな。あれだけのシーンを戸惑いもせずに演じられるのだから。演技じゃなかったら大したことないけど、与えられた役割をこなすところが感心した。もちろん脇役の人も同じか。自分が意図しない役でも演じられる。さすがはプロですね。

正直、定型的なダメ男だなという感じでした。それをここまで演じきっているのは役者としてすごいことだと思います。ナレーションで聞こえる心の声も面白いです。林遣都くんとのまさかの展開には思わず笑ってしまいました。

営業成績はイマイチだけど誰に対しても分け隔てなく優しくて、年齢よりも低く見える天真爛漫な振る舞いが同性から好かれてしまうのかなと思いました。田中圭さんは今まで色んな役を見てきましたがこんな役も出来るんだ、しかも上手いなあと思える演技でした。

仕事のデキはイマイチだけど、性格が良くて楽しそうな会社員生活を送ってる感じがしました。ある日突然同性の上司に愛を告白されて、仰天してしどろもどろになってる所なんて結構リアリティありましたし、さすがの演技力。泣きながら抱きついてきた上司の頭を思わず撫でてしまったシーンには、笑わされました。