なつぞら

個性的なアクが強いキャラクターという感じだ。最初の方は文句ばっかり、理屈ばっかり言っている偏屈な男という感じだったが、だんだん変わってきたと思う。いいものを作ろう、いい仕事をしようという姿勢が出てきた。そして周りの困っている人を助けるようになった。だから周りの人も初めは敬遠していたようだったのに、神っちと言って頼ったり、相談するようになったと思う。人間的に成長したということか。しかし最後の展開は無理やりという気がした。

かみっちが出てくると、イエスマンだらけのドラマにピリッとスパイスが効いた感じになる。一番現代的でもある。なつの出産の時に、正社員として残れるように声を上げた時は、スカッとした。よく言った、かみっち！

なんだろう。この人が1人入るだけでとてもクリエイティブな職場に見えてくる。ドラマの漫画制作の場にとても合っていますよね。少し大きな声やオーバーなリアクションも出過ぎずいいアクセントになっていてとても好きです。

神地役として出てきた瞬間から、個性的な存在感があって、凄く釘付けになりました。
笑えるようで、そうでない、独特さはダントツで、魅力的です。
かみっちという愛称から、皆んなに好かれているのが分かりますし、
なつが産休後、会社に残れるように、後押しした発言は、かみっち最高！と感動しました。
その反面、茜さんを想っていたのに恋叶わなかったシーンは、可愛らしかったです。
喜怒哀楽を見事に演じられていて、素晴らしいです。

誰かも言ってたけど俳優の無駄遣いだよねー。いるだけでとても華やかになるし、クリエイティブな職場にはうってつけの人だけどほんともったいない。脇の脇役にこんなにすごい俳優さんを出せるNHKってやっぱりすごいよね。もっと出ないかなー。