みかづき

「ホリディラブ」以来。どこかに出ていないかなあと思ったらこんな大事な役を演じてました。眉が薄くて顔のりんかくが丸い、いかにも昭和レトロだし、すごく儚い亡霊キャラがしっかり生かされてましたね。ちょっと才媛を感じるキャラでもあるのでハマりだったと思います。

評判にたがわない、色気を醸し出す姿が魅力的でした。何の色っぽいシーンもなくても「いかにも」という感じで、いろんな意味で一枝が吾郎を自由人に戻してしまったのがよくわかりました。ストーリー上で再登場するのが楽しみです。

吾郎が通い続ける古書店にいるので怪しい人物ではないと感じるものの、妻の千明からすると同性だからこそ感じる吾郎が誘惑されている感覚に陥りさせてしまう魅力を上手く出せていて、夫のいる女性には好かれない雰囲気が物凄く良い。