クイーン・メアリー2

22話でメアリーに刺された時の迫真の演技が素晴らしかったです。メアリーの妊娠が嘘だったと知った時の表情が本当に辛そうで、コンデが可哀相過ぎて観ていて涙が止まりませんでした。刺された後もメアリーを見つめる眼差しに憎しみが一切感じられず、まだ彼女との未来を夢見ているような切ない表情が印象的でした。

21話でメアリーから妊娠を告げられたときの演技が印象的でした。驚きと嬉しさと、罠かもしれないという疑心と…様々な感情が入り混じった複雑な表情がとても良かったです。フランソワに降伏を迫るシーンも国王相手に堂々と対峙していて、彼の意志の強さとメアリーへの深い愛情が感じられました。

20話でメアリーを呼び出して再会を果たすシーンが印象的でした。今にも泣きそうな切ない表情がメアリーへの深い愛情を物語っていましたし、迷いのない真っ直ぐな眼差しから死を覚悟した潔さも感じました。

メアリーに振り回されているのが気の毒ですが、彼女への愛がぶれないコンデの一途さを情熱的に演じていて素敵です。陰謀に巻き込まれそうになった時の緊迫した表情、メアリーに「一緒にスコットランドに来て欲しい」と告げる時のすがるような切ない表情、エリザベスとの結婚式での遠くを見るような眼差し…表情ひとつひとつがとても繊細でワイルドなルックスとのギャップになっていて、コンデをより魅力的に見せていると思います。

１８話でメアリーからスコットランド行きの中止を告げられた時の演技がとても良かったです。愛し合っているのに何故…というもどかしさや怒り、切なさなど彼のメアリーへの激しい思いが感じられる暴れっぷりでした。メアリーと２人でいる時が本当に幸せそうな笑顔なので余計にコンデの辛さが際立ったと思います。

メアリーを見つめる表情から、彼女への深い愛情と命がけの恋を選んだ男の覚悟が感じられるのが良いです。キリっと引き締まった緊張感のある表情からは「死んでも後悔はない」という強い思いも伝わりますし、視聴者に彼らがしようとしていることがいかに重大なことかを印象づけていると思います。

メアリーへの愛が表情や佇まいから溢れ出ているような情熱的な演技が良いですね。彼女を抱きしめたいけど人目があるからと我慢する切なげな表情が特に良かったです。１６話でのアントワーヌとのやりとりも緊迫感と迫力があり、彼のメアリーへの強い愛が感じられました。

15話でメアリーに一緒にスコットランドに来て欲しいと言われたときの演技が印象的でした。驚きと嬉しさと戸惑いと、様々な感情が入り混じったコンデの複雑な心境が伝わってくる良い表情をしていました。メアリーに向ける切なくて情熱的な眼差しと、アントワーヌに向ける鋭くて緊張感漂う眼差し、台詞がなくても目の演技だけでコンデの思いが伝わってくる丁寧で繊細な芝居をしていると思います。

14話でアンリ殺害を疑われた時の演技がとても良かったです。目に涙を浮かべて「友人になろうとしただけなのに」と訴える姿からは無念さと悔しさ、強い怒りが伝わってきて見ていて胸が痛くなりました。メアリーに愛を告白するシーンは情熱的で力強く、穏やかなフランソワとはまた違ったアプローチでメアリーがコンデに惹かれていくのも納得のカッコ良さでした。

メアリーのためにひたすら尽くす姿が切ないです。13話では「思わせぶりな態度をするな」と初めてメアリーを突き放しますが、その時のコンデが今まで見たことないくらい感情的で苦しそうな表情をしていて、彼女を本当に愛していることが伝わってきて胸が痛くなりました。

これまではメアリーへの思いを秘めていたコンデですが、12話ではフランソワに対してあからさまに敵意をむき出しにしていて、鋭い眼差しでフランソワを真正面から見据える姿が男らしくてカッコ良かったです。品があるのにワイルドな雰囲気が漂っているので、ノーブルな印象のフランソワと対比になっているのが良いですね。

メアリーを見つめる時の表情が本当に切なげで見ていて胸が痛くなります。メアリー役のアデレードも長身ですが、ショーンも背が高くて体つきも逞しいので横に並んでも見劣りがせず、とてもカッコ良いです。パーティーでメアリーを気遣う様子も紳士的で、宝物を扱うように優しくエスコートする姿が素敵です。「愛してる」と口に出さなくても仕草や表情からメアリーを想う気持ちがちゃんと伝わってきます。

メアリーがフランソワに頼れない今、いつも彼女の側にいて見守り助けるコンデの姿はとても頼もしくてかっこ良いです。１０話でまさかの裏切り者か？という展開がありましたが、メアリーを見つめる真っ直ぐで切なげな眼差しに嘘は感じられず、本当に彼女を愛しているんだなということが伝わってきます。

9話でメアリーにクロードとの結婚を勧められたときの複雑な表情がとても良かったです。愛する人に他の女性との結婚を勧められる切なさや、メアリーの役に立ってあげたいという気持ち、想いは叶わないと悟ったような様々な感情が入り混じった表情で、言葉とは真逆のコンデの本心を表現していたと思います。手にキスをする仕草やそっと背中に手をやって女性をエスコートする姿がスマートで様になっているのも素敵です。

ちょっとした仕草や表情で、メアリーへの思いを繊細に表現していると思います。特に８話で「フランソワの力になって」とメアリーに腕を掴まれたときに、チラっと自分の腕に触れるメアリーの手を見つめる仕草が良かったです。その後「あなたを疎んじるなんて国王であっても愚かだ」と去っていく時の、切なさと怒りが混じった表情も素敵でした。ショーンの真っ直ぐな眼差しには誠実さが感じられ、利害関係なしに純粋にメアリー自身に惹かれているのが分かります。

7話で貴族や国王がいる前で「自分はプロテスタントだ」と告白するシーンがとてもかっこ良かったです。その後メアリーに｢あなたの為です」と告げる時の、忠誠心以上の思いを感じさせる切なげな眼差しも素敵でした。立ち居振る舞いはスマートで紳士的ですが、少しワイルドな雰囲気の顔立ちなので、ラブシーンも色気があって絵になります。

メアリーやフランソワなど主要キャストと一緒にいるシーンが多いですが、第2シーズンからの登場とは思えないくらい違和感なくドラマの世界感に馴染んでいると思います。正義感が強くて勇ましい姿と、メアリーに紳士的に接する時のギャップが素敵です。エスコートも自然でスマートですし、背が高いので当時の衣装もかっこよく着こなしていると思います。4話で自分の流産を隠して洗礼式に出席するメアリーを見つめる温かさと切なさが混ざったような眼差しが印象的でした。

陰謀が渦巻いていて皆が嘘をついていそうな中、彼だけはフランソワに忠実に仕えてくれそうだという誠実さや正義感の強さが、真っ直ぐ相手を見つめる大きな瞳から感じられて良いと思います。フランソワやナルシスに対しても臆することなく堂々と意見する姿がかっこ良いです。背筋が伸びた美しい立ち姿で品があり、フランソワの遠縁という設定も納得出来ます。