グランメゾン東京

沢村さんが出てるドラマは見てみよう！という気になります。
いつも安定感があるというか、安心感があります。
沢村さんがちゃんとドラマ全体をまとめてくれている本当に素敵な俳優さんです！

ドラマは初めて見た。パラエティで見る単なるエロオヤジの姿しか知らないが、男優陣のリーダー的存在。

さすが沢村さんです。　このドラマの質を上げてくれた存在と感じます。

沢村さんは本当に器用だな、と思います。
でもまさか倫子が好きだったとは驚きです（脚本ですが）。
我儘な尾花にも、昔ナッツをいれた平古にも、誰にでも優しい眼差しでいられるのってこの人の演技の賜物だと思います。
こんな上司がいたらいいな、と思わせてくれますね（イケメンだし！）。

年齢相応の落ち着きと、長年のキャリアに胡坐をかかない向上心を持ち続けている真摯な人というイメージで好印象。リンコさんが好きだと勢いあまって告白してしまったのも、心がピュアな証拠みたいなものですね。背が高いのでホールにいても見映えするし、この人が運んできたお料理はきっと美味しいだろうと感じさせますね。

バラエティーなどで見せるエロ男爵の雰囲気とは、ガラッと変わってドラマでの演技は昔より上手くなったなあと思います。わかりやすく嫉妬した挙句、好きですと告白するシーンは、あり得ないだろうと思ったけれど、台本にあったなら仕方ないと思うし、アレルギー物質を昔混入させた犯人は誰か？という時に、わざわざ彼が犯人かと思わせる様なカットで映したり、騙されそうになったけれど、それだけ悪役も似合っているという事で、好印象でした。

コミカルな「エロ男爵」から、シリアスな役まで、何でも本当に上手い方です。
（イケメンで長身で、絵になりますね）
ただ、今回いきなり倫子に「好きだった」はビックリ！
ちょっと話を膨らませようと（尾花VS京野）無理矢理っぽく感じてしまいました。
ただ、沢村さんには罪はありません。

とにかく演技上手です。不自然な部分が一つもない。誠実だけど少し影のある部分など自然に出ています。表情に見入ってしまいます！

京野さんはきっと倫子さんのことが好きなんだろうけれど、それを誰にも悟らせないように分別ある行動をとってるところが如何にも大人ですね。そして、この人が運んでくるお料理はとても美味しそうに見えます。自分が働いているお店や料理のことをとても愛してそうな雰囲気がにじみ出ていて、人としての懐の深さもあって、すごく素敵な存在ですね。

過去は料理人だったそうですが、今はギャルソン。どんな役でも出来てしまう器用な俳優さんだと思います。
第1話で、簡単にグランメゾンに引き抜かれた時は「チープな展開だな」とは思いましたが、沢村さんの演技には何の文句の付け所がありません。

主演を張れる俳優だけに、演技に安定感があって、うまい。
今後、主役を食っちゃうかもね～。

さすが、沢村一樹さんという演技でした。沢村さんは、コメディーでもシリアスでも安心してみられる俳優さんです。今回の役回りは、主人公の才能に嫉妬して料理人を諦めサービス担当になった人物を演じました。悔しさと清々しさが入り混じったような、落ち着きながらも心の中に深い何かを抱えているような、バランスの良い演技でした。コメディー路線の沢村さんも好きですが、阿部寛さんのように、シリアスも演じられるというのは、彼の強みだと思います。