半沢直樹 (2020年版)

原作読んだ2014年当時、益岡氏が演じる伊佐山をイメージしていたが。
市川猿之助も悪くないが、原作の伊佐山は内藤部長ともタメで話せる50代で、市川氏は若すぎる。

悪くない配役、悪くない演技、濃い顔面。だけど印象が薄い。ある意味気の毒。普通のドラマだったら印象に残る役どころかもしれないが「場所」が悪かった。「半沢直樹」という特別な現場では、たとえ子会社の社長でも「表情筋のバトルロイヤル」に参戦できないと通行人レベルで終わってしまう。

社長なのにうっかり情報漏洩したり、シュレッダーも甘かったりといまいちでしたが、みんな半沢に注目を奪われて少しかわいそうでした。特に金融庁調査ではスルーされていて社長なのに。。と思いました。ざまあみろーは良かったですね。

個性の強い人たちの中で おさえめだけど存在感のある演技が素晴らしかったです。セントラル証券の社長さんは、こういう方なんだと言うのが よく分かりました。改めて素敵な俳優さんだと思いました。

いままで知らなかったが、すごくよい。

最初クレジットで名前見てどこに出てるんかと思った。以前とだいぶ変わったような気がする。パッとしない社長ということで自身と重なるところはあると思うが、ハマっているという感じではない。結局役者としてノッていないからだと思う。