孤食ロボット

役のイメージとは裏腹に、人間らしさを感じる演技だったと思います。いつも自分の気持ちを隠さず、ストレートに物を言う所も好感が持てました。笑ったり悲しんだりと表情も豊かなので、彼の思いがその都度よく伝わってきました。たまに怒ったりする姿もなぜか憎めず、観ていて惹き込まれる役でした。

とっても可愛いの一言に尽きますね。見た目も動きもとても可愛らしいです。動作も役だからなのか、そもそも有岡くんの素なのか、大ぶりで動きが可愛らしいです。背ももともと小さいですが、さらに役柄で小さくなったことによって、可愛さマックスだと思います。個人的には、爪楊枝を振り回している姿が良かったですね。

おひとりさまの食事をサポートするロボットが主役の孤食ロボットは、見終わった後ほっこりとした気分になるドラマです。特に第一話の、有岡大貴さん演じるムジャキが仕えている料理が下手な主人と一緒に食事作りをサポートする姿が、とても健気で可愛らしかったです。

ヤンチャが修理に出されて、落ち込む豊。その豊を呼び止めるムジャキ。ヤンチャが会社についていったこと、そして心配をしていたことを話します。ヤンチャの言葉の裏に隠れた優しさを言葉にして。ムジャキが伝えなかったら、ヤンチャはきっと言っていなかった事。ムジャキなりの優しさがとても出ていて好きな場面でした。

アンドロイドが疲れたOLの心を癒してくれるドラマかと思って見たのですが、あの妖精というか小人の設定には無理がある気がします。普段のアイドルの有岡大貴さんは、好きなのですが、ドラマの中での見た目や彼の話し方は、かわいさを狙っていると思うのですが、全然かわいくないです。ハートウォーミングな作品になるはずだっと思うのですが、感情移入ができないので、内容が全然入ってきません。